いろいろ徒然

◎これ役に立つ。英語のポイントを教えてくれるStudyIn英会話さんの動画。

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最近よく見ているyoutubeの動画に「StudyIn英会話」の動画があります。最初見た時は正直なところウルサイ動画だなーと思ったけど、そのうるささと勢いが逆に面白くなって聴き続けています。youtube上にはさまざまな英語教育動画がありますが、これは役に立つ。

 

 

StudyIn英会話さんのいいところ。

「お勉強」の雰囲気が少なく聞き続けやすい。

「せいけです!」「みっちゃんです!」と元気に始まる動画。男性の清家さんと女性のみっちゃんが掛け合い漫才のごとく、会話で文法の話をしてくれます。この2人の早口と、微妙な噛み合わなさ加減が聞いてるとだんだん癖になる。

一般的に、こういう動画は英語が出来る人が説明するので、どうしても授業・講義のようになりがちです。それで役に立つ動画もたくさんありますが、なんとなく聞き続けるためには見てて楽しいって大事。エンタメ性が高い。

このお二人は留学支援会社の同僚という関係らしい。動画上では特に言及していないし、カップルだと思っている人も多そうです。でも「StudyIn」のサイトに二人とも載ってますし、動画を撮っているのは会社のロビーだと思います。

※その後の動画でおっしゃっていましたが、同僚であるお二人が「英語は楽しいものだと発信したい!」ということで意気投合し、自主的に始めた活動らしいです。わたしは会社の業務として行なっているのかと思っていましたが、そうではないと。わたしはお話を聞いて、部活のようなものかなと思いました。

「使う時の雰囲気」「シチュエーション」などを重視して説明してくれる。

一般的な英語勉強動画よりも、どんなシチュエーションで、とか実際の例文とかを多用してくれます。その例文も「たとえば清家が女の子に振られたとするじゃない?そういう時は~」とか、すごくリアル(?)。「なんやそれ!振られんわ!」とか優しそうな清家さんがツッコミを入れて話が続く。

清家さんは「英語はストーリーと一緒に覚えるの大事やで!」という持論があるそうです。このためなるべく記憶に残るような面白い用例を出そうとしてくれるみたい。

ピンポイントの解説。

英語の説明はいろいろなアプローチがありますが、こちらの動画はテーマの切り取り方がピンポイント。「まさに長年そこを知りたかった!」というテーマを取り上げてくれるので、ついつい見てしまう。この動画を見て、うわあ、こういう意味だったのか、間違って使ってたわ……と思うこともあり。

 

ちょっと注意点。

動画を見る時にちょっと留意しておきたい点が。

お二人は特に英語教育に携わった人ではないと思います。留学支援会社の同僚で、英語が得意という立場ですね。みっちゃんは帰国子女なので、日常的に英語を使っていた経験のある人、清家さんは欧米留学ではなくて台湾へ大学留学の経験があり、英語を好きで学んだ人。

なので、説明が全体的にふわっとしている。そこがいいところだと思いますが、お勉強したい!という人は物足りないかもしれない。

なお、みっちゃんはアメリカ育ちの日本人のお父さんと日本人のお母さんをお持ちだそうです。たしか5歳までアメリカで暮らし、小学校中学校は日本で、高校をアメリカで、大学で1年間留学したという経歴だったと思います。およそ10年の滞米生活。これを厳密~~~に考えるとネイティブといっていいかどうか。人によって考えは違うと思う。わたしは面白ければなんでもいいんですが、引っかかる人はいるかも。

 

あと、個人的にはイギリス英語が好きなので、そこはわたしは残念。これでイギリス英語ならすごくうれしかったー。と、ないものねだり。

みっちゃんはカリフォルニア女子が売りなので、時々カリフォルニア女子の発音、話し方を教えてくれます。傾向はフランクな英語。わたしはスラングよりもまず誰にも失礼のない丁寧な英語を覚えたいので、その傾向とはちょっと違う。なのでそれも意識して聴くといいと思います。

 

役に立った「これ間違い!」の動画。

文法的な部分は今後また繰り返し聞きながら覚えていくとして、わたしが「ひいっ!」と思ったのは「日本人はこういう意味で使っているけど、実は違うよ」という動画でした。

 

 

 

ええ~っ、pleaseなんてむしろがんばって使ってたよ~。付けた方が丁寧なんだろうなと思って。使い方によっては押しつけがましいニュアンスになるなんて知らなかった。「お願いだから」というニュアンスがあるわけね。言い方や会話の流れによるけど、ニュアンス的に危ない時がある。

OKも日本的な意味で使ってました。OKはあんまり多用はしてなかったのでセーフかな。でも不適切な使い方だったことは多々あるだろうけど。

こういうのコワイね。日本で日常的に使われているからこそ、ニュアンスに違いがあるかどうかなんて考えないで使っちゃうもの。

 

これは「そうだったのか!」と思わされた点。appreciateって外国人の友達がよく書いてくる言葉で、用例としては「ありがとう」なのですが、どうも意味が定着しなかった。辞書だと、感謝の前に「価値を認識する」「高評価する」などと出て来るから、感謝という意味が納得できない。こういう風に用例がわかれるとなかなか頭に定着しない単語になる。これを見て定着させます。

 

役に立つピンポイント解説。

StudyIn英会話さんは、今まで200近い英語の動画を出しておられます。テーマとしてはわたしは前半の方が食指が動いた。前置詞の使い方とか完了形と過去形の違いとか。この辺はリピートして何度も聞こうと思います。一度だけでは定着しない。

なお、文法関連の動画だけではなく、洋楽の歌詞訳で英語を楽しむとか、清家さん&みっちゃんのアレコレを英語で語るとか(清家さんは日本語)、アプローチの方法を変えて楽しませてくれます。この動画は毎日更新なので、ネタを考えるのがほんとに大変だと思う。おつかれさまです。

動画だと何度も繰り返して聞けるのがいいですよね。全部通して聞いた上で、文法の気になったところを何度も聞こうかと思います。

 

おまけでイギリス英語。ハリー杉山。

アメリカ英語ばっかり聴いているとアメリカの音に慣れてしまうので、イギリス英語も並行して聴きます。

シャーロック・ホームズの聞き流しをしたりもしているけど、わたしにはちょっとスピードが速い……と思ったら、いいものを見つけました。ハリー杉山が出している動画。

 

 

焚火だったり、紅茶だったり、目に優しい道具立てなのもポイントが高いですね。落ち着いてゆっくり読んでくれるのも気に入っています。声もいい。

ハリー杉山も久しぶりに見たけど、もう36歳ですか……!いくつかの番組でちらっと見ていた時のイメージしかなかったので。あの頃で20代前半ですよね。もう十数年も経っている。うおう。

最近見ている、英語学習の動画のご紹介でした。興味があったら見てみてください。

 

 

関連動画

◎英語って話せるようになるの?話せるようになる考え方と方法。

◎英語の本を読むのもいい経験。初めての洋書。

◎「エレメンタリー ホームズ&ワトソン in NY」は、英語が聴きとりやすい。という意味でもおすすめです。

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