旅あれこれ

◎三度目の正直。十二湖と秋田内陸縦貫鉄道を含めた秋田北部・青森西部。ルート検討会ですよー。

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三度目の正直といっても、あくまでプランニングなんですけどね。

最初は十三湖を中心とした青森西部の観光に秋田内陸縦貫鉄道を組み込もうとして果たせず、ならばと北東北の地方鉄道を巡る旅を考え、それには秋田内陸縦貫鉄道はなんとか組み込めたんだけど堪能できるプランにはならず、十二湖には行けない。十二湖は手強いです。これが三度目の正直。まあ手強いくらいの方が、観光客が馬鹿みたいに行くことは避けられて環境も守られるという考え方もありますな。

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あ、忘れちゃいけない、鳥海山のふもとの由利高原鉄道も!……実は前回、北東北の地方鉄道制覇の時に由利高原鉄道の存在をすっかり忘れてしまったんですよね……。
その罪滅ぼしに、今回は始発から終点まで乗る。

秋田内陸縦貫鉄道。まさに縦貫している。

十二湖。

由利高原鉄道。正直いうと、訪れるにはかなりわざわざ感のある位置関係。

あ、そうだ。陸羽東線もなんとかぶっこみたい。

目的地及び通る路線はこんな感じ。

陸羽東線
秋田内陸縦貫鉄道
森吉山
千畳敷
十二湖
由利高原鉄道
北上線

いや、今回も難物ですよ、けっこう。

 

時計回りにするか、反時計周りにするか。

この4つを並べてみるともう繋ぎ方はほぼ決まり……と言おうと思ったが、やはり仙台から秋田内陸鉄道、または由利高原鉄道の接続に悩む。あ、出発点と帰着点は仙台です

けっこうルートに選択肢が多い。細かい部分ですけれどね。思いついたところを挙げていくと……

1.仙台から小牛田へ行って陸羽東線を通り、新庄から奥羽本線で角館へ至り、秋田内陸縦貫鉄道へ。

2.仙台から山形へ出てから奥羽本線で角館へ。

3.仙台から酒田へ長距離バスで。羽越本線を北上して由利本荘へ至り、由利高原鉄道へ。

4.仙台から由利本荘へ長距離バスで、由利高原鉄道へ。

5.仙台から小牛田へ行って陸羽東線を通り、新庄から酒田へバス、そこから羽越本線で由利本荘へ至り由利高原鉄道へ。

こんなところですかねえ。

このうち5はさすがにやりすぎな気がする。

仙台-小牛田
小牛田-新庄
新庄-酒田
酒田-由利本荘

4本の乗り継ぎ。まあ乗り継ぎの楽しさというのもあることはあるが、行きにしても帰りにしても疲れそうですよね……。若い頃ならまだしも。

このうちアリなのは1と3ですかねえ。4は大変シンプルそうに見えますが、仙台-由利本荘間のバスは減便中であり、1日に早朝6時本荘発の仙台行きか、15:30仙台発の本荘行きかという選択になります。逆ならともかく仙台起点or終点なら使いにくい。

その点、由利本荘-酒田間は羽越本線で1時間ちょっとで着く上に、日に本数は13本、……2時間に1本強というところで、いつでも移動可能とまでいうほどの安心感はないものの、まあ何とかなると思うし、仙台-酒田間の長距離バスも日に8本。これは長距離バスとしてはなかなかの高い頻度。こっちを使いましょう。

となると往路、復路を1にするか3にするかという問題になるのですが、気分としては1が行きで帰りが3。それでスケジューリングが行き詰まったら逆方向を考えます。反時計周りということになりますね。時計というには縦にながーいコースですが。

 

仙台から角館へ。

東北本線で仙台から小牛田へ。約50分で770円。8時頃に乗って9時前に小牛田到着。余裕余裕。

しかし問題はそこから先の陸羽東線で、1日に4本しかありません。これはコワイ。9:07発を逃すと11時を過ぎるので、絶対に9:07を逃してはいけません。それに乗れれば約2時間。11時すぎの到着。運賃は1880円で、ここまでの行程ですでに青春18きっぷだったら1枚の元が取れちゃう金額。青春18きっぷ期間を選んで乗るという選択もありますね。

新庄から角館は奥羽本線で2時間半、しかしそれは新幹線こまちに10分乗るという行程を含んだ上での話なので金額がちょっと張って3470円。
在来線のみで行く場合は11時過ぎに乗って到着は15時過ぎ、しかしそれは大曲で1時間半余りの待ち合わせがあるからで、実質乗っているのはやはり2時間半程度。1980円。

これは大曲の1時間半を駅前の観光に費やせると積極的に捉え、在来線でいいんじゃないでしょうか。特に青春18きっぷを使えるなら。

とはいえ、大曲の観光といっても1時間半では特にここというものはなく。お昼ごはんを食べるのと、徒歩圏内で行けそうな「花火伝統文化伝承資料館はなび・アム」くらいでしょうか。横手ならば前九年の役ゆかりの各地は興味深そうなんだが、横手で途中下車するとけっこうめんどくさいしね。払田柵史跡公園も一瞬考えたが、1時間半で行っても心穏やかではないだろうと。

ゆっくりお昼を食べて、駅周辺をぶらぶら歩く方が心豊か。昔ながらの喫茶店「ミルクハウス」で美味しそうなドリアとパフェを食べたいな。

15時過ぎに角館到着。角館は二度か三度来ているから観光は省略。

 

秋田内陸縦貫鉄道。

さて、今回一つ目の目的、秋田内陸縦貫鉄道です。これを使って近辺を、丸1日とちょっとかけて見たいのですが……

秋田内陸縦貫鉄道

このサイトは丁寧に作っていると思うし、見た目もいいのだが、使い勝手的にちょっと不満がある。

駅ごとの観光情報を見る時に、ページの一番上に検索窓を置いといて、そこから垂れ下がりで各駅名を選択、その内容がでかい地図の後に出て来るという仕様はなんぼなんでも使いにくい。スクロールしまくり。

そこは地図上の駅名をクリック出来るようにしておいて、各駅の情報はクリックでポップアップ。ポップアップが難しければ――というか、普通に各駅の情報は個別にする必要がなく、1ページでいいんだよね。その方がずっと簡単で見やすかろう。ここは修正した方がいいよ、と世界の片隅で呟きたい。

――そしてこの使いにくい路線図及び周辺観光案内を丹念に見たところ、角館からの南半分はまあまあ途中下車しなくてもいいだろうと。そのため最初の下車駅は阿仁合駅です。

 

阿仁駅起点の観光。

この駅は花の山として有名な森吉山の基地駅。
わたしは山歩きはしないのですが、森吉山はゴンドラで上まで行けるらしいし、周遊乗合タクシーなるものが割安に利用出来そうなのでちょっと行ってみたくなりました。そしていろいろ調べていたら、……森吉山スキー場の麓にあるホテルフッシュが良さそうだなあ。値段はそんなに安くないけど2食付きだし、阿仁合駅までの送迎もついている。ここを送迎してもらえば乗合タクシー代が浮く。森吉山を堪能するのに位置関係も最適なのではないだろうか。

が、送迎は9:00~16:30までと注意書きがあるんですよね。内陸線の電車が阿仁駅に到着するのが16:45。ここは15分、オマケしてくれないものだろうか……。電車は上りが16:35、下りが16:45に着くので、16:30で切る意味が正直わからない。実際に行く場合は宿の予約をする前に、その部分の交渉をしてみましょう。16:30厳守ということなら宿を変える。

電車を一本前にずらすという方法もありますが。しかし1本前の電車=1時間半前なので、その場合は新庄-角館間は新幹線利用が必要ですね。運賃は3500円。普通運賃で旅している場合は単にプラス約1500円ですが、青春18きっぷで旅している場合はまるまる3500円の追加料金となるので、この15分で……と思うと釈然としないかも。それでもこのホテルの位置関係のメリットを取るかどうか。これはその時に考えましょう。

阿仁合駅に15:20着または16:45着。

車で30分弱離れたところらしいし、まあその日はいずれにしろホテルに行くだけでしょうね。早い方の電車で着いた時には近辺を散歩するくらいは出来るかもしれない。こういう立地とタイプの宿には珍しく、シングルのお部屋があるのがレア。

翌日の午前中に森吉山のゴンドラに乗って、自分で選べるなら11時頃に阿仁合駅へ向かいましょう。そして12:17阿仁合駅発の下りの電車に乗る。だが乗合タクシーを利用する可能性が予測されるので、この点は少々不安です。なぜかというと、乗合タクシーの始発が12:00で阿仁合駅に着くのが12:25、電車に間に合わないのです。再びなぜこういう時刻設定にするのか意味がわかりません。そして次の電車は15:17なんですよ!

この部分も含めて確認が必要ですね。もし15:17の電車にしか乗れないのなら、朝の動き出しを少し遅くして13:00の乗合タクシーに乗り、13:30に阿仁合に戻り、お昼ごはんをこの近辺で食べて、異人館に寄る。

……これって前回検討したコースそのままですね。森吉山へ行けるのは大きなアドバンテージだけれど、わたしとしてはもう少し秋田内陸縦貫鉄道を気ままに乗ったり下りたりが出来るものだと思っていた。やっぱり電車の本数が少ないのが致命的。

温泉に興味があれば阿仁前田温泉駅で降りて温泉を、という欲も出るだろうが、それほど温泉に興味はない。秋田内陸縦貫鉄道は森吉山を味わえばそれでいいかもしれません。本当はもう1ヶ所くらい降りれば秋田内陸縦貫鉄道を堪能した!と言えるような気がするのですが。

阿仁合駅15:27発の電車でいいことにしよう。そうすると終点の鷹巣駅に16:20着。
角館から阿仁合駅まで1300円、翌日阿仁合駅から鷹巣駅まで840円。この日程だとフリー切符を買うメリットがないですから、普通運賃で。

運賃では貢献出来なさそうなので、阿仁合駅でせいぜいグッズに使うことにしたい。しかしわたしは物が増えるのが基本的にイヤなたちなので、買うとしたら消え物だろうか。秋田犬のぬいぐるみはカワイイけどなあ。ピアノの上でほこりにまみれていく未来が見える。

鷹巣駅16:20着。

 

十二湖へ向かって。

鷹巣駅から奥羽本戦に乗って能代まで。……が、現在のところ奥羽本線は代行バスで運転されているらしい。東能代で五能線に乗り換えて一駅先の能代へ。代替バスなら能代まで行ってくれると嬉しいのだが。

能代まで行ってそこで泊まるのがベストですが、その一つ手前の東能代で1時間以上の待ち合わせが発生する可能性もあります。東能代で降りた後はタクシー移動というのも手ですね。能代駅まで行ったところで、レンタカー屋さんがそんなに近くはないようなので、たとえばルートイン能代までタクシーで行き、翌日トヨタレンタカーとかタイムズなど、なんとか徒歩圏内のレンタカーを使うというのはあり。この辺はおそらくなんとでもなる部分。

そして能代のホテルで荷物を受け取ります。

これは何かというと、1日目の仙台ー小牛田ー新庄-角館ー阿仁合というルートでずっとガラガラを引きずって歩くのが大変だるいということで、ガラガラを予めホテルへ送りつけておこうという計画。国内旅行ではよくやります。1日目の観光を荷物を気にすることなく自由自在に出来て大変便利。

それでいうと1泊目の森吉山の麓のホテルに送っておくというのが常道ですが、2日目の森吉山-阿仁駅ー鷹巣-能代もガラガラが邪魔といえば邪魔。移動の旅行はコインロッカーに預けることも出来ないし、わたしのガラガラはぎりぎり600円のコインロッカーに入らないサイズなんですよねー。

なので、森吉山のホテルには洗面道具と替えの下着くらいを持ち歩きの荷物に入れて行って、2泊目のホテルで荷物を受け取るという作戦。宅配便は距離によりますがおよそ2000円ちょっとです。荷物の大きさでさほど変わらないので、国内旅行には大げさだけど、スーツケースにして購入物品をぜんぶそこに放り込んでしまう。

朝一番でレンタカーを借りる。現時点ではトヨタレンタカーの1泊2日13500円しか見当たりませんが、相場はもう少し安いような。しかし観光地でもない分、車両台数が少ないのかもしれませんね。では予算としては13500円で。

レンタカー使用を同じ1泊2日でも24時間以内におさめると8000円くらいまで下がりそうなんですけどね。5000円の差額は大きいが……。千畳敷、大悲閣、十二湖のうち千畳敷や大悲閣を切れば余裕。

でもたかがルート検討会じゃないですか。5000円を節約するかどうかは実現する時が来たら悩めばいいことであって、現段階では金のことなど気にせずに。

能代で唯一見たい気のする観光地「旧料亭金勇」に寄るかどうかはその時考えるとして、まずは青森県の千畳敷へ。約2時間弱は意外に近い。ずっと海沿いを走る風光明媚な道路のはずなので、適宜休憩をしながらのんびり参りましょう。調子に乗って、見入山観音堂(大悲閣)にも寄ろうかな。せっかく車なんだし、その程度の余裕はあるはず。

そして十二湖付近のアオーネ白神に泊まります。1泊2食付きで13000円~15000円。1泊とはいえリゾートホテルのはずなので、早めに宿に入ってくつろぐのが吉。そんな旅行をしたことがないのでくつろげるかどうか不明ですが。

このホテルは広い敷地にコテージ棟・レストラン棟・大浴場棟などがあり、一人旅はまったくそぐわない可能性がありますが、まあそれは乗り越えましょう。他に全く宿泊者がいなかったらコワくて泊まれないということはありますね……。

翌日、適当な時間にホテルを出て十二湖散策へ。ネット上でトレッキングコースについてみっちりした情報が拾えないのですが、この辺はホテルで訊けば詳しく教えてくれると期待。十二湖は相当広範囲にわたるようだけれども、当然そこを全部歩く体力はあるはずもなく、「森の物産館キョロロ」から青池への往復と、他に2、3の駐車場に車を停めてそれぞれの湖を見るということになりそうです。それでもけっこう時間はかかるでしょうね。

十二湖を堪能して、遅くとも17時頃までは能代へ帰りたい。朝の動き出しにもよりますが、夕方になる前に着けるのではないかと思います。レンタカーを返し、時間によっては早めの夜ご飯を食べ、能代駅から――また乗り換えの時間がかかる場合があるので、東能代駅から――羽越本線に乗る。

能代駅から羽後本荘駅まで早くて2時間。秋田で乗り換え。だいたい2000円。
この日は羽後本荘で泊まります。ここのホテルも中規模で設備古めが2、3軒程度。駅近は1軒しかなく、そこを避けると歩くにはちょっと遠いところばかりです。翌日由利高原鉄道に乗りに行くのも少し手間かも。

 

由利高原鉄道へ。

羽後本荘から内陸に向かい、矢島町まで伸びるのが由利高原鉄道。駅数12駅、そのわりに起点から終点まで約40分と思ったより短い鉄道。610円。

ここは行って帰って終わり……かと思いましたが、終点の矢島がちょっと面白そうなんです。昔は城下町だったんですよね。そんな中で残るいくつもの武家屋敷や神社仏閣や城跡を少し心落ち着けて見て来たいと思った。何だったら矢島町で泊まってもいいかもしれません。2ヶ所ほど気になる旅館がありました。

駅から9キロほど離れたところにポニーランド花立という牧場公園があり、30分3500円で乗馬が出来るらしいですよ!……しかし公共交通機関はどうもなさそうだ。タクシーで行くにはちょっと遠いし。

まさかないだろう、と思ったら矢島町には鳥海アロハレンタカーというレンタカー屋さんがどうやらあるらしいです!しかしネットで詳細が探せないほどマイナー。となるとそんなに安くはないだろうが。ニコニコレンタカー並みの低価格&刻み具合で貸してくれるならちょっと考えてみたいけれども。

……あー、山一つ越えたところは羽後町なんだなあ。西馬音内盆踊りで有名な。一度バス旅行で行ったことがある。矢島町と羽後町の間にある鎌鼬美術館の伝統建築が素晴らしいらしい。そこから抜ければ横手か。横手なら観光したいところは多々あるんだよなあ。でもレンタカー乗り捨てがあるならまだしも、公共交通機関では……

おお。本荘と横手は日に3本のバスと数本のJRで結ばれているらしい。おや?これは行けるか?本荘から酒田へ出て長距離バスで仙台に帰ろうと思っていたが、その場合でも本荘か酒田で一泊しなければならないし、酒田は仙台から日帰りが可能な場所でもあるので、横手の方がお得感がある。

矢島町を朝から午後の半ばまで観光して、夕方には由利高原鉄道で本荘へ戻る。本荘からバスまたは電車で横手へ。所要約2時間、運賃は2000円前後。17:30頃か遅ければ19:00前くらいに本荘を離れる。どっちを選ぶかによって晩ご飯をどこで食べるか変わる。

横手市で泊まります。横手駅前には手ごろなホテルが揃っているようなのでうれしい。駅近ならばスーツケース持って歩いても楽だし。しかしいざとなればこの日の朝、矢島町の宿から自宅へスーツケースを発送してしまうという手もあります。そうすると本荘で晩ご飯を食べる時も楽なんですよね。

 

横手を観光して、帰ります。

横手で行きたいのは後三年合戦関連の遺跡。

後三年合戦金沢資料館と、そのそばの金沢柵址と3キロほど離れた平安の風わたる公園(このネーミングが好き)に行きたいのです。

公共交通機関で回るのは少々難儀な位置関係ですが、横手バスターミナルから金沢柵近くまでバスがあること、金沢城址と資料館から平安の風わたる公園が3キロの距離で歩くのもぎりぎり何とかなりそうなことから、まあ行けないこともなかろう。

実際は資料館と柵の跡でも相当歩くだろうし、平安の風わたる公園の広い敷地をそれなりに歩き回るのだから、その間はタクシーを呼んでもいいでしょう。3キロならタクシー代もそれなり。あとはお城がある横手公園とかまくら村に行く元気があれば。なかったら帰ります。

本数はとても少ないけど、横手-北上間の電車があるようなので夕方のそれに乗る。
横手駅17:18発-北上駅18:35着。1170円。

北上の一つ手前の江釣子駅近くにあるロシア料理の「トロイカ」が気になる。チーズケーキがなまら美味しそうなんですよ~~~っ。乗って来た電車のあとは2時間半後にしか電車は来ませんが、バスが3本くらいあるので何とかなりそう。

北上駅から仙台駅までは新幹線で1時間弱、5000円。本数はたくさんあるので心配なし。この日も移動が多いので、やはり前日にスーツケースを送っておくべきかもしれませんね。

 

以上、ようやく行ける(はずの)秋田内陸鉄道&十二湖&由利高原鉄道でした。

相変わらずけっこう長い道のりです。

陸羽東線
秋田内陸縦貫鉄道
森吉山
千畳敷
十二湖
由利高原鉄道
矢島町
横手市
北上線

えーと、これで……5泊6日ですね。相変わらず長い。

1日目
仙台から東北本線で小牛田まで
小牛田から陸羽東線で新庄まで
新庄から角館まで奥羽本線、場合によっては10分だけ秋田新幹線も利用
角館から秋田内陸縦貫鉄道へ、阿仁合駅で降り森吉山麓のホテル宿泊

2日目
森吉山観光
お昼過ぎに森吉山を出て阿仁合駅へ、阿仁合駅周辺観光
阿仁合駅から鷹巣駅へ、さらに奥羽本線で能代駅、能代周辺でホテル宿泊

3日目
レンタカーを借りて千畳敷へ
千畳敷から十二湖近辺のホテル宿泊

4日目
十二湖観光
午後の半ばまで能代へ戻り、レンタカー返却
能代から本荘へ羽後本線で
本荘から由利高原鉄道で終点の矢島町へ行って旅館宿泊

5日目
矢島町観光
矢島町から本荘へ戻り、本荘からバスかJRで横手へ、ホテル宿泊

6日目
横手後三年地区を観光
横手から北上線で北上へ
北上から東北本線で仙台へ

……なぜこんな地味な日程でこれだけ長い時間がかかるのか我ながら不思議です。普通はこういうことやりませんからねえ。観光地を点と点で結ぶ場合は途中は効率を追求出来るけど、路線という線を結ぶ場合はけっこう時間がかかります。何しろ運行本数が少ないから。

この日程ですごく切り詰めて10万円強でしょうか。食事やお土産など、せっかく来たんだからとちょっと贅沢をして12、3万というところですかね。今回はホテルが平均1泊1万円程度にはなりそうなことと、レンタカーの1万3千円が大きい。逆に観光施設にあまり入らないので、入場料の類がほとんどないのが特徴です。京都・奈良でお寺めぐりをすると、拝観料だけでけっこうまとまった金額になりますからね。

能代と本荘は、申し訳ない、あんまり観光的に惹かれませんでした。あるとは思うんですけどね、いろいろと。

これで北東北の心残りはだいたい片付きました。もちろん何度行ってもいいところはあるし、行ったことがある場所でも訪れたのはだいぶ前なので、行けるのならばどこでもやぶさかではないのですが、ひとまずコンプリート出来ますかねー。今後新しく入って来る情報で行きたいところが増えることはあるでしょうけれども。

では次のルート検討会までごきげんよう。

 

 

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