旅あれこれ

◎高知へ行くとしたらどこへ行く?高知旅行、featuring:ちゃがまらん。<その1・自然系観光地編>

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数年前、高知に行きました。西四国・南九州の旅の一環の、かなり最初の方に行ったんですよね。

6.高知城のおらが城感。

7.龍馬の生まれたまち記念館でバーチャル4面シアター体験。

結局高知市で合計6記事書いたのだから充実していたのだと思います。高知城。ひろめ市場。桂浜。龍馬の生まれたまち博物館。五台山。その他、2日間の観光のわりにはあちこち行けました。

しかしこの時の旅行は、47都道府県をコンプリートするために16日間で6県を廻る忙しい旅行。しかも下調べの時間もあまりなかったから、あまりにも雑すぎてそれぞれの県に申し訳ない気のする旅行でした。各県1、2ヶ所で回ってしまったし、じっくり回りたいamairoとしては表面をちょろっとなでただけという不満があった。

この時に行った高知・愛媛・大分・熊本・宮崎・鹿児島にはまた行きたいですね。特に四国は、前に行った徳島も2泊くらい、香川も1泊?2泊?全然見てない気がするのでゆっくり見たい。

 

高知県youtuber「ちゃがまらん」。

最近「ちゃがまらん」というyoutuberを知りました。高知県の観光地やお店、地元情報などの紹介&仲間内のノリ動画をメインに発信しているyoutuberです。大学時代の友人同士始めており、その関係性が心地よい。

この人たちは現在別なチャンネル「こうちとりっぷ」に力を入れています。こちらは高知県の観光紹介動画に特化したチャンネル。

やー、やっぱり地元の人はいろいろな観光地を知っていますね。とはいっても4人のうち3人は高知県外出身だけれども。子供の頃から高校卒業までいた地元と、大学・社会人で8年住んでいるところでは、情報量が全然違いますよね。高校までは行動範囲が自分の身の回りでしかないけれども、やっぱり大学時代以降は飲みにも行くし、自分で店を選んで食べるし、車を買えば遊びに行くし、行動範囲が広がりますもの。

彼らはあちこちに行って遊んでいて、特にわたしの弱点分野の自然系が多いので勉強になります。ちゃがまらん(と、こうちとりっぷ)の動画でここ行きたい!と思った場所を、自分の高知旅行のメモも兼ねて集めておきましょう。

 

高知県の自然系観光地。

にこ淵と名越屋沈下橋。

わたしがちゃがまらんの動画を見て「ここに行きたい!」と思ったのは、まず「にこ淵」。

前半の茶番(笑)はちゃがまらんのことを好きになってから見た方が楽しめると思います。情報を求める向きには5:00くらいからが「にこ淵」の紹介。

ここ、すごいと思いませんか!この青の美しさ!高知と言えば四万十川が有名で、他の川とか全然知らなかったけれども、仁淀川というのも有名な川だそうです。近年は「仁淀ブルー」というその青を讃える言葉も流行って人気になっているそう。

あ、でも正確には、にこ淵は仁淀川ではなく、仁淀川の支流の「枝川川」の一部だそう。……「川」は一つで良かったんじゃないかね、常識的に考えて。

にこ淵情報を調べると、にこ淵周辺の駐車場は多いとはいえないみたい。駐車場の詳しい情報はこちらのサイト。こういう情報がありがたいのよねー。

いの町観光ガイド にこ淵

駐車場としてたくさんあるようには見えるけれども、わたしの感触としては各駐車場がけっこう狭いのではないかと思う。下手すると2、3台ずつもあり得るんじゃないですか。こういう川沿いは平地が少ないですからね。出来れば「こうちとりっぷ」ではそういう情報もちょこっと触れてくれるとうれしい。

前にちゃがまらんが行った時には、上の道路からにこ淵の滝まで、なかなか険しい道を行く様子だったのですが、ここ2、3年で整備され、階段と手すりが付きそこまでハードルが高くはなくなったようです。角度の急さは変わってないけど。

が、道が(階段が)狭いので、1人ずつしか通れないみたい。そしてこの場所が有名になるにつれて団体さんも訪れるようになり、そういう意味で「人の渋滞」が発生することもあるそう。ちゃがまらんとは別の方が、こちらのブログで路線バスで行った時の情報を詳しく書いて下さっています。

路線バスでも「にこ淵」へ行けるよ

こういう詳しい情報はありがたい。駐車場が不安だとレンタカーで行きにくいし、路線バスの方が……とも思うが、当然のことながらバスの本数は少ないみたいです。30分歩くのはそんなに厳しいとは思わないんだけども。

レンタカーだと寄り道も出来ますしね。上の動画の3:05くらいから、立ち寄りポイントとして名越屋沈下橋が出てきます。

わたしはちゃがまらんの動画で初めて沈下橋という言葉も知ったし、沈下橋が複数あるのも知らなかった。何十とあるんですね!うちの方にはない気がするなあ……。小さい川にかかる小さい橋なら別だけど。高知の沈下橋はあんなに大きい川にかかる大きい橋ですからね。驚き。

しかもあの幅の、ガードレールもない橋を車が通っていいんですか?人が歩いていたらそれだけですれ違うの怖いよね?自分では絶対にこんなところを運転しようとは思わない。想像しただけで恐ろしい。

高知に行ったら沈下橋も見てみたいねえ。全国にぽつぽつとはあるんですかね。
何ヶ所かちゃがまらんの動画で見ていると思うけど、全部同じところに見える。画としてはのんびりとした山と、美しい川と、そこにすらりと伸びる橋、で道具立てが変わらないから。沈下橋のベスト3なんかも教えてくれると嬉しいが。風景と川の美しさとアクセスのしやすさも加味して教えて欲しい。

伊尾木洞。

あっ、しまった!ここにこう貼ると動画を見る前にネタバレになってしまう!

……まあ許してね。観光の下準備の動画として見るからさ。

こんな神秘的な洞窟が人里近いところにぽっとあるなんて驚きだよねえ。長い山道を分け入ってしか行けないところのような気がする。

動画としての面白みは今ひとつだが、こっちは伊尾木洞がもっと映っているので、そっちの動画も貼っときます。

この時は雨が降った翌日らしく、足元がだいぶ悪いみたい。この道だと行くのはちょっとコワイなあ。でも動画で見ているよりももう少し気軽に訪れる場所ではあるみたいです。登山靴・長靴が推奨だけれども運動靴でも行けますよ、と言っている。もし不安なら、近くの公民館で長靴の無料貸し出しをしてくれているそうです。サービスがいいね。

このサイトに書いてありました。

伊尾木洞|洞窟の先の異世界|シダに覆われた神秘的な渓谷

1000円前後で洞窟のガイドツアーもやってるそうなんだよなあ。お安い。洞窟に1人で踏み込んでいくのは勇気がいるから、こういうガイドツアーで連れて行ってもらえるとありがたいのだが……。一人旅対応してくれているかどうかが問題ですね。

実際には洞窟自体は短いし、その後は深い渓谷を歩くので、人さえいなければそんなに怖くはないと思う。一人旅で何が怖いって、他に誰も人がいない場所で自分の他にたった一人誰かいる、という状況が一番怖いわ。

白山洞門、他。

これは観光地10選の動画なのでいろいろありますが、白山洞門が特にいいなあ。足湯が気持ちよさそう。

なるほど、ジョン万次郎の出身地なんですね。資料館や銅像もある。なるほど、だから足湯が万次郎の湯か。足湯無料らしいですよ。こんな立派な屋内施設で。

白山洞門の詳しいページを見つけました。

恋愛成就のパワースポット「白山洞門」!3つの楽しみ方とハートを見つける方法教えちゃいます

まあハートうんぬんは置いておいても、奇観ですよね。足摺岬のすぐそばで、足摺岬から出発するクルーズもあるそうなので、海側から白山洞門を見ることも可能だそう。

足摺岬クルーズ

2500円。晴れた日だったら気持ちよかろうね。

足摺岬(白山洞門)はここだけ行こうと思うと遠いけど、柏島と合わせて1泊ならそんなんでも……と思ったけれども、足摺岬と柏島の距離は約60キロ。さすが高知。距離感覚がうちら方とは違う。60キロといったら仙台-石巻よりも遠いわね。2ヶ所に行くつもりでも1泊2日がっつりかかるわ。

柏島はマリンスポーツをするところのようなので、わたしが行っても仕方ないかも……と思うが、砂浜で足だけでも海に入れるだろうし、天気さえ良ければ真っ青な海の美しい風景が見られるはず!天気によるかな。展望台が周辺にいくつかあるようなので、車でその辺りを廻る。

グーグルマップ上にある「大堂・柏島 青と白の絶景ウォーク」が、写真を見る限りにおいて素晴らしそう。岩と海の競演。天気が良ければここですね。

四国カルスト(天狗高原)。

地学もそれほど得意ではないので、四国カルストといって字面からはどんなところか全く想像出来ないのですが、高原で岩がごろごろと転がっているところらしい。

高知市からだとほぼ真西、直線距離だと40キロちょっとくらいに見えるが、何しろ山の稜線だし、ルート検索では90キロくらいと出ました。つづら折りは運転がきついかもしれないねえ……。

夕日を狙って行く勇気はないけど(日が落ちたら真っ暗でしょう、この道)天気のいい日のドライブは楽しそう。高知と愛媛の県境の道を走るので、高知にいたり愛媛にいたりする。ここだけに行くなら、むしろ松山市側からのアクセスの方が近いようです。道路自体もうねうねしている高知側より愛媛からの方が楽そうに見える。

何しろ仙台から高知のアクセスはなかなか難しいですからね。わたしも前回、ピーチ航空で関空乗り換え、松山空港から一瞬松山観光をしてその日最終の長距離バスで高知市入りしたわけですから。松山ー高知はバスで3時間。四国内の移動はそれなりに覚悟が必要です。

UFOライン。

この企画のバカバカしさは初見の方にはちょっときついかもしれないですが、この動画の途中で「音がない」って言っているところがあって、そこに惹かれたんですよねー。音がないところって日常生活であまり体験出来ない気がする。

四国カルストかUFOラインか。たしか前にちゃがまらんの中でどっちが好きかって話になったことがあって、何人かが「どっちか選べって言われたらUFOラインかな」って言っていた気がしたんですよね。もちろんどっちも行ければいいけども。でもUFOラインの風景は蔵王エコーラインに似ているような気がする。わたしがどっちかに行くとしたら四国カルストかなあ。

UFOライン。90キロだと、わたしの運転では3時間かかりますね。

中津渓谷。

ちゃがまらんの動画では中津渓谷に詳しいものがちょっと見当らなかったので、別な方の動画で見てみました。水がきれいですねえ!ほんとに青いわ。

Happy Daigoroさんのチャンネル。行くまでの、運転席(助手席)から実際に見える風景を撮っていてくれるので、実際に行く人はすごく助かると思う。駐車場情報が詳しいのもありがたい。

遊歩道はアップダウンが厳しそうなので、雨の後なんかはきついかもなー。この渓谷は宮崎県の高千穂峡を思い出させるし、地元の秋保大滝も思わせる。わたしは体力には自信ないけど、ゆっくり行けばなんとかなるかも……

中津渓谷と四国カルストのカップリングは良さそう。
にこ淵はUFOラインとのカップリングが良さそう。
UFOラインと四国カルストを1日で回るのは、わたしの体力では無理だろうなあ。

仁淀ブルーの水晶淵。

にこ淵とともに名前が挙がっていたのが水晶淵。

美しいですねえ。美しい川といえば、わたしは昔、長野・上高地の梓川に感動しましたが、ここは勝るとも劣らない美しさに見える。

なお、ちゃがまらんが言っているように水晶淵は(法律的には)泳ぐことも出来るのかもしれない。でも地元の人の意見――気持ちとしては、訪れる人みんなにその清澄な青を楽しんで欲しいので、泳ぐのは遠慮して欲しいと思うようです。地元の人の気持ちって大事。ただ行って帰って来る観光客より、ずっとその場所に対する思いは深いはずだから。

 

聞いてはいたけど、高知は自然が豊か。

わたしがちゃがまらんの動画を見て心惹かれた場所は今のところはこんな感じです。まだまだ他にもあるでしょうが、何しろちゃがまらんの動画数が膨大で、全部見終わるまではまだまだまだかかりそうです。

次回は自然系以外の、観光施設や建築物、そしてグルメ関係の場所を見て行きたいと思います。

 

 

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