フランス/France:2012

19.古代アルル博物館。

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さて、昼食後、どこへ行こう?
アルルを一日(場合によってはそれ以上)かけて見るつもりだったのに、
午前中でだいたい見終わってしまったからね。

あ、そうだ、昼食後にツーリストオフィスに行って、翌日のカマルグツアーを予約したんだった。
予定では自力で長距離バスで行くつもりでいたけど、何しろ湿原の雄大な風景が目的なんだから、
湿原内を走り回ってくれる方が都合がいいわけで。その方が楽だしね。
場所が場所だけに、バスツアーじゃなく、ジープツアーだそうです。
4時間で48ユーロ。5000円ちょっと。

あ、それから、聖トロフィーム教会の回廊にも行ったんだった。

Croister of St.Trophime.

さっき行った教会本堂と回廊は入口が別で、回廊部分を見学するためには入場料が必要。
まあ、ここもそんなに言うほどの場所ではなく……たしかに彫刻はいいもんだと思うけど、
やっぱりさくっと歩いてみて終わり。しかも改修中で工事現場のビニールシートが。

うーん。他に行くとこ……。じゃあ少し遠いから止めておこうと思っていた、
アルル古代博物館にでも行ってみますか。

Ancient Arles museum.

町はずれにあるアルル古代博物館。

実は中身に期待してなかったので、予想よりもわりと見応えがあった。だいたい1時間くらい。
規模は仙台市博物館くらいかな。でも特別展とかをやるスペースはなさそうだった。
展示は1Fだけだったので、特別展は2Fでやったりするのかな?

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バスで中心部まで戻って来て、夏の公園というところで休む。

Summer garden.

ここでもシアワセだったなあ……。

風が冷たくて、日陰だと寒いくらいなんだけど、日の当たるベンチに座っているとちょうどいい気温。
緑まぶしく、空は青く。心からくつろぐ。

There is a picture plate in the garden.

ゴッホがこの場所を絵に描いているらしい。知らない絵だった。
こういうプレートが絵の舞台となった場所に設置されている。――らしいのだが、
わたしが実際に見たのはたしかこのプレートだけ。

ここには1時間弱もいて、その後すぐそばの古代劇場跡へ行く。
オランジュで見たような古代劇場がアルルにもあって、でも規模はオランジュより
だいぶ小さめ。舞台上の壁も今は無くなっている。

Amphitheatre.

現在も使われているので照明器具がセットされている。遺跡感はなし。

さて、もう夕方なので帰ろうか。

windmills.

道端でカラフルな風車を売っている。ってか、売り手はどこにいる。
あれ?もしかして売り物じゃなかったのかな?

ホテルの近くには黄色い家跡がある。ゴッホがゴーギャンと暮らし、耳切り事件を起こしたその場所。
戦争で、黄色い家自体はすでに無くなったそうだが、本来であれば正面のベージュの建物の
手前にあったはず。

画像、ちょっと色が悪いな。

夜ごはん兼朝ごはん。ケバブのテイクアウト。
ケバブとポテトと缶紅茶のセットで5ユーロ。550円くらい。

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