礼拝堂を堪能した後、庭園に向かう。ええもん見せてもらったなあ。ほくほく。
そして庭。
ああ、この庭。素敵。
緑が輝く。光があふれる。
いるだけで笑顔になれる。ここにいることが幸せ。天国的な美しさ。
アランデル大聖堂が意外なほど近くにあって借景になっている。
大聖堂がこの位置関係にあるということは……この城の敷地は本当に広大なんだ。
そういえばさっき、高齢のご夫婦がゴルフカートのような車に乗っていった。
歩いて回るのが大変なほどの広大さ。
フィッツアラン礼拝堂を庭園側から見たところ。
とんがり屋根の模様は、……どういうことかね、これは?
単なるデザインじゃないよね。補修部分と保存部分が一目でわかるようにしているということ?
内部天井装飾もそうだったけど、古い材を出来るだけ使った結果ということだろうか。
いずれにせよこのガチャガチャ具合が愛嬌になっている。
庭園の一部は菜園になっていて、庭師の人たちが畑仕事をしていた。
これだけ広い庭だと、人手が相当いるだろう。
しかしこういうところで働いていたら寿命が伸びるよなー。
ノーフォーク公はいいところに住んでいる。うらやましいぜ。