amairoの旅日記 西四国・南九州の巻/2019

44.平城の ありがたきかな 和歌山城。

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和歌山城はここも町の真ん中にあるお城ですね。お城のまわりの城下町が基本的に今の和歌山市。このお城は今回の旅で見て来た高知・松山・熊本と大きく違う点があります。

 

和歌山城は平地だ!

和歌山城は平城です。これはとてもありがたい。だって暑くて暑くて、そんなに坂道や階段を上りたくないですよ。紀三井寺でもだいぶ階段上ったし。

 

 

でも天守は高いよ。さすがに。比較的に低いけれどもやはり登ります。

 

 

和歌山城は昭和33年に復元されたもの。なので中に入って一番上までの階段がなだらかですっごく登りやすいんです!普通の階段レベルの段差。靴脱ぐ必要もないしね!疲れ切った体にこれはありがたかった。
ただリノリウム張りの床なので少々有難味はないですが。
楽さを取るか風情を取るか。風情を取りたいけれども、この時は「この階段で良かったー……」と思ったな。

ところで紀州和歌山藩ですが、……和歌山市民にとって紀州のお殿さまって誰なんでしょう?紀州徳川家といえば徳川吉宗。でも知っているといえば将軍になってからの吉宗で、わたしが知っている紀州藩主としての吉宗は、財政を立て直したらしいということだけ。
和歌山市民にはやっぱり「おらが殿さま」としては吉宗なんでしょうか。

和歌山城は堀と石垣がきれいなお城でした。

 

紅葉渓庭園。

紅葉渓庭園は、昔は屈指の大名庭園だったところだそうです。ただし今は復元された部分のみ。

 

 

鳶魚閣(えんぎょかく)と御橋廊下。
鳶魚閣は茶室かと思ったらそうではなく池亭(池のほとりの休憩所)だそうです。御橋廊下は二の丸と西の丸を行き来する際、お殿さまなどが外から姿を見られないように建物にした廊下。ここは入れるそうなんですが、今回は行きませんでした。

大名庭園としては狭いですね。一度荒廃して1980年代に復元整備をしたらしいので、今後また大規模な復元があるかもしれません。紅葉渓というくらいですから、秋がいいのでしょうね。

 

仙台帰着。

離陸が17:55の予定なので少し早いかとも思いましたが、15:30和歌山駅発の空港バスに乗って関空まで戻ります。

前に旅行をした時、和歌山から関空に戻るバスがすごく混んでいたのでちょっと心配でした。多分その時は学会か何かがあり、その終わった時間と重なっちゃったんですよね。補助席まで全部使う詰め込みぶりでした。

そんなに学会に行きあたることもないと思いますが、こういうのって事前にバス会社側に情報は入るんでしょうか。何十人も空港バスを利用するイベントがあった場合、乗れなかったら困るなあと思っていた。乗れない人が出た場合バス運行会社側で追加バスを手配してくれるものでしょうか。それも事前に情報がないと難しいだろうしなあ。

その後、飛行機に乗り込むまでは相変わらず関空内をひたすらウロウロ。そんなにうろついてもそこまで目新しいものはないんだから、どこかに座って本を読むとか落ち着けばいいのに。と我ながら思います。

あ、でも甘いものが食べたくなって「サンマルクカフェ」でチョコバナナパフェを食べました。でも混んでるからあんまり落ち着けないですねー。ターミナル2のプロントかSORATERIAに甘いものがあればいいんですが。

離陸は使用機材遅れの為、15分遅れました。今回の日程で15分程度の遅れはそんなに大してことではありません。

ところでいつも思うんですが。
ここの待合室、スタイリッシュにしているのはいいんだけど、そのせいで利便性が損なわれている。搭乗口のそばに椅子をもっと集めてくれればいいのに。広い範囲にこじゃれた椅子をパラっと置いているから、空いている椅子を探して長い距離を歩くはめになる。もっと椅子をたくさん入れてくれたら、わざわざこんなに歩かなくてもいいのに。これは仙台空港でも早晩問題になりそうな部分ですね。

実際の離陸は18:30頃。仙台空港に19:45到着。

 

 

仙台空港アクセス線で太子堂駅まで。太子堂駅には予想通り待ちのタクシーはいなかった。でも西側の道路まで出て来るとけっこう仙台駅方向へ戻るタクシーが通ります。昼間だったら長町駅から自宅までバスという方法もありますが、今回は夜なのでタクシーにして良かった。

20:50、帰着。長い旅でした。

 

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