富山新潟/Toyama,Niigata:2015

5.宇奈月温泉うろうろ。

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まずお昼ごはんを食べましょう。

宇奈月駅内のレストハウスで富山ブラックラーメン。
前から名前は聞いていたので、機会があったら食べようと思っていた。
……が、ショーケースに注意書きがあり。
「ブラックラーメンは醤油味の濃いラーメンです。こちらでは他県から来た皆さんにも食べやすいような
味付けにしておりますが、濃い味、辛い味が苦手な方はご注意を」とか何とか書いてあって、
ええ~。わたし濃い味も辛い味も苦手ですけど~。そんなに濃いの?でも限度ってあるよね?

ものすごく悩んでから、お店の人に訊くとやはり味はかなり濃いとのこと。
でも富山じゃないと富山ブラックラーメンは食べないから!
勇気をもって食べてみたところ、……醤油にラーメンが浸かったような見た目、その見た目通りの味でした。
すっごくしょっぱい。こ、これが普通の食べ物?

いやー、これでも一般向けな味付けにしてるって。じゃあ本物のブラックラーメンはさらに強烈なわけですよね?
これ以上強烈なのか。信じられない。
でもご当地ものを制覇したのはそれはそれで楽しいので、問題なし。

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次に、日帰り入浴に行きましょう。

るるぶを見たところ色々な温泉で日帰り入浴をやっていて、その中でわたしは宇奈月国際ホテルを選ぶ。
お風呂の写真を見て一番広そうだったので。

けっこう広いお風呂を独り占め。
ここ数年で日帰り入浴をするようにはなったけど、温泉については詳しくないので泉質への言及は出来ません。
雰囲気は良かった。若干高級感のあるホテルでした。

お風呂を出たところの休憩スペースでフリーWifiが使えたので(10分限定)、
繋げ方の説明を見ながらipadに何とか繋げてみて、明日の天気をチェックする。
明日は雨みたいだなあ。そうするとどこに行こうかなあ。

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14:15にホテルを出て、あとはどうしようかなー。時間を持て余す。

わたしは今日の夕方、また高速バスに乗って今度は新潟市に向かう予定。
いろいろ勘案し、宇奈月温泉を16:04発の電車に乗りたいのだが……それまで何をしていよう。

ガイドブックを見た限りでは、セレネ美術館に行くつもりでいた。
平山郁夫とかが黒部を描いた絵があるらしい。
そんなに大物な絵はないだろうけど、期待しないで行くと意外に良かったりするし、
ここで時間を潰せると踏んでいた。だが現地に行って入る気がなくなった。
その理由をストレートに言うと、――外壁が汚れていたから。

建物も使っているうちに老朽化もするし雨風で汚れるから、いつでもきれいにしているのが難しいのはわかる。
だが、いやしくも美術館の壁があんなに汚くてはダメなんじゃないかなあ。
やっぱりパッケージも大事でしょう。何とか予算を計上して外壁洗浄を早急に行うべき。
ちなみにそういう汚れが目に付く建物は設計段階で不備があると言わざるを得ない。
建築家はメンテナンスにも気配りが欲しい。

駅近辺まで戻って、ボンフィーノというカフェ?でブルーシールアイスクリーム。

無料の足湯付き。

ああ、そうだ。駅の近くに関西電力の何とか資料館という建物があった。そこへ行ってみよう。

関西電力黒部川電気記念館。ここがなかなか良かった。
開館時間が朝7:30からで入場無料というのをトロッコ電車に乗る前に見ていて、
へーっ、サービスいいなあと思っていたのだが、中に入ると展示が意外に良くて。広くはないんだけどね。
やるなあ、関西電力。と思った。なかなか楽しめました。

まあこんなに褒めるのも、ミニフィルムを見ている間につい居眠りをし、
寝場所を提供してくれたことに恩義を感じているからという理由もちょっとある(^_^;)。

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予定通り16:04に宇奈月駅発。

富山地方鉄道を舌山駅で降り、インターチェンジのバス停を目指す。
正確には、目指していたのはインターチェンジのバス停の東側500メートルくらいにある
ますのすし源・黒部インター店。
ます寿司を買って、バスの中で食べようと思っていた。これもご当地もの。

バスの時間が17:57発で、お店が17:30まで。あんまりぎりぎりに行っても迷惑だろうから、
17時過ぎに着けるように予定を組んだ。

朝はあまり思わなかったが、舌山駅からインターチェンジのバス停は2キロ弱だろうがやっぱり遠いわ。
こっちは早朝から一日遊んだあとだし、睡眠も足りてないしね。
それに加えて夕日の熱さが厳しい。こんがり焼けそうな気配である。
歩く道が田んぼの中とかだから太陽光浴びまくりですよ。
途中で新幹線の高架の影に入れた時は天佑だと思った。

それでも何とか目指す源にたどり着く。歩いて来るお客はわたしくらいのものだろう。
閉店間際なせいかほぼ売り切れ、目をつけてた1000円以下のお寿司箱はもうない。
あるのは、スタンダードなますのすしのスタンダードな大きさの一種類。1400円。1回で一人で食べるには多い。

押し寿司だから保存もある程度きいて、おそらく明日の朝食としても食べられるだろう。まあいいか。
多少不本意ながらそれを買い。店内のくつろぎスペースを借りてしばらく休む。
17:15に源を出て。バス停についたのは5分後くらい。

朝、待合室があったことを見ていたのでそんなに心配してなかったのだが、何とそこには先客がいる。
おばあさん。何やら大荷物を広げてそれをまとめようとしているらしいが、なかなか捗らない。
そういう人と狭いスペースを共有しているのは少し気兼ねがありました。
まあでも待ち時間30分だけだし。

バスはだいたい時間通りに来て、このバスも席数の半分以下しか乗ってない様子で、
一応座席は決まっているが、「空いてるところどこでも座っていいよ」と若い運転手さん。
ここから3時間かけて新潟市へ。途中でますのすしを開けた。

暗くてピントがアレだが。かなり大仰な容器。

よく見るパッケージ。半分ちょっと食べてあとは仕舞った。

だがその後に米山サービスエリアなるところに寄った時、サバサンドなるものを売ってるのに気づく。
パンに揚げた?サバをはさんで食べるのは目新しい。ちょっとびっくりする。
まあわたしはオランダで、酢漬けのイワシ(ニシン?いずれにせよ生っぽい)を挟んだサンドイッチを食べてるので、
文化的にそうそうショックは受けないですけどね。

美味しそうなので買って、それも翌日の朝食に。
ホテルで2口ほどつまみ食いしてみたところ、美味しかった。作りたてを空腹の時に食べたら相当美味しいに違いない。
ますのすしを食べる前に米山SAに寄っていたら、ちょうど良かったのだが。

あ、そうそう、米山SAのトイレは新しくて超きれい!首都空港並み。

21:00に新潟駅万代口駅に着いて、ホテルには21:10頃到着。

やれやれ。長い一日だった。5:30から活動を始めたんだから。もう寝ます。

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