7.旗津風景区。

台湾/Taiwan:2013

ガイドブック、るるぶを持って来たのは前述した。だがしかし、食指が動く観光地があるか、
という意味では根本的な解決はされてないのであった。

早い話、高雄で特にここに行きたい!というところがないんですよね。
実際に来たらどこからかオモシロそうなにおいがするかと期待したけど、そんなことはなく。
まあ、夕方から夜にかけては高雄85ビルで夜景を見ようという予定なので、
それまでの間はどこへ行こう。

澄清湖というところがあるらしい。風光明媚な公園だと。
……でも人造湖らしいからな。広くて散歩するのに最適とは言うけど、わたしはあんまり散歩に興味なし。
行くまでの交通手段も、タクシーになりそうなんだよねー。ちょっと面倒くさい。

ではもっとカンタンに行けそうな、海岸エリアに行ってみましょう。
旗津風景区。なんかよくわからんけれどもとりあえず海辺の風景明媚なところ。
地下鉄で行って、フェリーで島に渡るらしい。
ここも正直、食指が動くってほどの観光地ではないが、他に行くとこ思いつかん。

高雄の地下鉄はわかりやすくていい。街の規模も小さいから、すごい気楽な感じ。

地下鉄の終点についてみたら、そこは昭和40年代くらい(かもしれない)鄙びた雰囲気を醸し出す、
実にのんびりした下町っぽいエリアでした。
高雄で一番古い寺院らしい代天宮がある。

しかしこれだけ伝統的な感じの門にも、電光掲示板を取り付ける宗教感覚。
よく意味がわからないけど、これは是非とも電光掲示板で言いたい内容なのか?
他のところでは日時を電光掲示板で流している寺院もあった。まあ実用にはなってるけど。
ここは屋根のにぎやかさが面白かったですよ。

結局、面白く見た寺院は三鳳宮とここの2ヵ所かなあ。あと記憶に残っているところといえば、
台北で最後の夜に行った行天宮くらいか。

5分くらいフェリーに乗って、対岸に着く。
魚屋や屋台がたくさん並んで、観光的な漁師町の雰囲気がすごくする。
ヴェネツィアのブラーノ島、南フランスのサントマリー・ド・ラ・メールもこんな感じ。
魚屋の売り台みたいなのに氷をいっぱい敷き詰めようとしているのは、
これからそこに魚介類を並べて、客にそれを選ばせて、その奥の食堂で料理をして出す、
という商売の始まりらしい。
でもここ……けっこう暑いよな。直射日光あたりまくりだよな。
いくら並べた時に新鮮な魚介類でも、すぐ傷んでしまうんではなかろうかと若干心配。
興味は感じたけど、まあここでは食べなくてもいいだろう。まだ10時過ぎだし。

……が、その小さな屋台通りを往復して見終わってしまうと、ここの旗津風景区で見るようなものも
もうなくなってしまうのですよ。うーむ、やはりこんなもんか。わざわざ来たけども。

海岸公園でベンチに座る。ガジュマルの大木がたくさんある。
地元ののらくらしたおじいさんたちが、大声でおしゃべりをしている。
しかしどうでもいいが暑いな。日陰にいたいぞ。絶対日焼けするぞ。
でも周りの人はダウンだったりセーターを着ていたり。暑くないっすか、みなさん。
それで日傘をさしたりしてるんだからよくわからない。ちなみにわたしは半袖でした。

しばらく座っていたが、ずっとここにこうしているわけにもいかないので、
――浜辺に行ってみましょう、浜辺。

おお。見事に誰もいない。

海に来たら入らなきゃね!

何が写っているのかというと……わたしの大根な足です。
水温は特に冷たくなかった。数年前まではたまに海に行ってこんなことをしていたものだが。
久々で、気持ち良かった。

わたしの足あと。現代アートみたい。

30分ほど波打ち際に佇み、あとは……帰りますかね。やっぱり何もないしね。

ここの近くに昔の「打狗英国領事官邸」があり、レンガ建築でオシャレ、と書いてあったが、
わざわざ行く根性がなく。レンガ建築でオシャレ、程度なら言うたらどこにでもありますからねえ。
ちょっと疲れている。寝不足。

天后宮の辺りで、大変庶民的な店があり、鶏もも弁当をテイクアウト。
……多分ここ、ボラれた。75元は高すぎ。玉子をつけて、30~40元くらいの値段が適正だと思う。
おばさんたちで、感じは良かったんだけどね。買う時は買う前に「いくら?」と聞くのが鉄則。
わかってはいるんですけどね。つい忘れてしまう。

12:50頃、ホテルに帰って休む。

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人がいない時のエスカレーター。日本では人がいない時には完全に止まっているものが多いけど、
台湾ではゆっくり動いている。その時の表示が「怠速中」。
これを見るたびに、「エスカレーターも怠けているわけじゃないのになあ、
人間がそう設定しているだけなのに」とあらぬ汚名を着せられたエスカレーターを気の毒に思う。

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