2.博多の街をちょっとだけ歩く。

北九州・山口/2025

今回の旅行の大枠は北九州・山口ですが、前の記事で述べた通り、厳密に言うと「急遽決まった九州北岸2泊」+「小倉・門司港・山口10泊」という旅行になります。なのでまずは「九州北岸2泊」の話。

福岡まではあっという間。

さて。いよいよ出発日です。

8:10の飛行機に乗るために5:35に起床する。6:20に家を出る。空港まで車で送ってもらったので、寒い思いをしなくて良かった。6:50空港着。早朝です。

空港に着いて5分ほど経ってから「あ、もう旅が始まってるんだ!」と気づく。

そしてねー。やっぱり荷物がまあまあ重いのよね。部屋着だけではないからね。でも荷物はカバンじゃなくて大きな巾着型にした。重いけれども行動が制限されるというほどではない。しっかりしたカバンだとスーツケースと合流した時にかさばるからね。

前からあったのかな、これ?大友克洋原画の「金華童子風神雷神ヲ従エテ波濤を越ユルノ図」。


2015年とあるから、その頃からあったんでしょう。気づかなかった。ちょっといいもんですね。陶板レリーフ制作はクレアーレ熱海ゆがわら工房なるところ。ここは地元の工房を使って欲しかった気はするね。

IBEXは小さい飛行機でした。これで空飛んで福岡まで行く。

飛行機から見下ろす日本アルプスあたり?

山の向こうの水面は琵琶湖でしょうか……。それっぽく見えるけれども。でも左側にも水面が続いてるなら淡路島近辺ということもあり得るか?よくわからないなあ。

 

そして間もなく九州が見えてきました。

 

 

これは海の中道のところでしょうね。あの辺に水族館があるはず。

 

中央下部がペイペイドーム。

10:10福岡空港着。キャビンアテンダントに「皆さまのご協力により20分ほど早く着きました。ありがとうございました。」と言われた。よきかなよきかな。

空港から地下鉄でほんの数駅行くと博多のど真ん中に行けるというのは、空港が相当に中心部ある証左。おかげさまで30分も経てば中心部にある人気のチェーン店に到着しておりました。

「天麩羅処ひらお」さん。

行ったお店は「天麩羅処ひらお」さん。福岡の人気店。市内にいくつかあるお店のうち、あまり混んでないはずのアクロスプラザ店。実際、並んでいる人は3、4人で、待っても数分だろう。ラッキーだ。

そして数分待って、お店に入れるようになり。食券を買って店内を見ると。……げげ。店に入ってからの待ち人数の方がはるかに多い。こんな商業施設内の店舗なのに――というより商業施設内だからなのか?店の外には4、5人しか並んでないのに、中には、見えている場所に30人くらい待っている。見えてない場所にはどのくらいいるんだろう……。

店内にはちゃんと待つための椅子(しっかり体重を載せるのではなく、まさに「腰掛ける」というべき腰の下あたりにくるベンチ代わりの幅の狭い板)があり、その椅子もぐるりと壁際をめぐり、まさに多数の待ち客を前提にした作り。こういうのを最初から作るほど人気のお店なんですねー。

これはじっくり待たなきゃならないところだ。ようやく納得て、じっくりどっぷり待つ姿勢に入りました。こういう心持になってしまうとむしろ心は落ち着いている。待ちますよ。いくらでも。そんなに急ぐ旅ではないんだし。

うねうねと巻いた人の列の、ようやく先頭の方まで来た。しかしここからが緊張する。いつ呼ばれるのか、お客さんが何人で来てるかによりますからね。ちなみにこのアクロス店は、少なくとも見えるところはみんなカウンターでした。40席くらい?

天ぷらが2個しか乗ってないけど、全部で7個のセットです。ここ面白くてねー、微妙に中身の違う定食が9種類あるの。税抜き890円~1140円の価格帯。わたしが選んだのはいろどり定食。ハモ・エビ・ササミ・イカ・野菜三種。ハモが食べてみたかったから。

揚げたてを次々に配ってくれる。軽く揚がっていて美味しい。野菜はカボチャ・ピーマン・ナス。しかしササミが想定外に大きかった。ササミって細長い、いうたらタラコみたいな形状じゃないですか?それがなぜかアジフライみたいな大きさのものが来て。ボリュームに負けそう。ご飯を小にしててもなお負ける。あとゆず風味のイカの塩辛も美味しかった。

まあでも並んで食べ終わるまで60分くらいでしたかねー。何しろわたしの後ろにもさらに人が増えて並んでいるので、ゆっくり食べることは出来ない。心せわしく、15分くらいで食べ終わる。美味しかったが、忙しい。

調理場をぐるりと取り囲んだカウンターだから、目の前の仕事量がよくわかるわけだが、こんなに途切れないお客さんをさばくために、ひたすら揚げて揚げて揚げて揚げるオシゴトって大変……。

だが出来れば席を片付ける人と席に案内する人は別に一人いて欲しい。揚げてる合間に席を片付けて、席案内してだから少しオペレーションが遅れる。

――でも実はひらおさんは地元でも食べられた……らしいんです。ほんの1,2カ月前に営業を始めたショッピングモールに姉妹店の「たかお」さんが入ったそうで。つまりわざわざ行かなくても、そっちに行けば良かったのでは?
まあ本場で食べた方が価値がありますよね。

アクロス福岡の建物がすごい。

ところでひらおさんが入っているアクロス福岡という建物ですが、これがすごいんですよ。
イベントホール・ギャラリー・レストラン・ショップ・国際会議場・会議室が入った一つの大きな建物なんですが、何がすごいかというと、……山。

いや、これ、見えてる建物部分だけが建物じゃないんですよ?……なんか日本語が変だが。つまりはこういうこと。

すごいでしょ?

今から30年前くらいですか、建築緑化という言葉が建築界で流行りました。よく知らんが(知らんのかい!)屋上や壁面に緑を植える――ことを含む建築物周辺の緑化。屋上や壁面に植物を植えることは、土と水の重さ、水やり、耐水性、日当たり、メンテナンスなど越えるべきハードルが多々あり、難しいのだそうです。

その難しさを考えるとこれはすごい。

アクロス福岡の竣工は1995年。まさに建築緑化の流れに満を持して登場した緑化建築。それが30年の時を経て、こんなに見事な森に育っている。こんな本格的な。すごいね。

本当であればてっぺんまで登るべきだったのだけど。

建物内部にエレベーターはあるそうだけど、展望所の開放は土日のみ。平日に上まで行く方法は、外側の階段を14階分(?)登っていくしかないそうです。ごめん、ちょっとそれは覚悟が決まらんわ……。5階くらいまで登って降りて来ました。これがしっかり森。木が茂りすぎていて、展望は開けません。

この時は「アクロス福岡イルミネーション」というイベント期間中だったみたいです。多分夜は入場料を払うんじゃなかったかなあ。

天神中央公園のクリスマスマーケット。

アクロス福岡南側に隣接した天神中央公園では本格的なクリスマスデコレーション。

一つ一つが巨大で驚いたわー。すごい迫力ですよね!福岡という都市の実力を思い知る。
ちょっと不思議なのは天神中央公園が2カ所あること。分断しているといえばしているので、別な名前を付けた方が便利なのではないか……

AIに訊くと貴賓館のある東側の方はハレノガーデンと呼ばれたりするそうですね。

貴賓館。いい感じの洋風建築ですが中には入らなかった。福岡にはまた来るから、その時に。

福岡はここまで。

ここから櫛田神社あたりまでぶらぶら歩こうと思っていたのですが、ひらおにまあまあ時間がかかったし、アクロス福岡に時間はかけたし、時間が若干無くなっている。行くだけなら行けそうだったけど、そこまでしなくていいだろう。福岡にはまた来るから。

少し早いけど、次の目的地に向かいます。

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