3.猫の島で猫三昧。

北九州・山口/2025

これからどこへ行くのかというと、猫の島です。

猫の島は日本全国あちこちにあるけど、福岡の猫の島はこちら。

地名でいえば相島。読み方は「あいのしま」です。
地下鉄中州川端から西鉄新宮駅まで。580円。貝塚駅で乗り換えて約40分。

相島行きの船着き場へ。

ところで関係ないけど、終点の西鉄新宮駅で降りたらお相撲さんが2人いました。あとで考えれば九州場所でした。

「ひゃー、お相撲さん!」と思ったけれど、ふだん見てないので誰なのかわからないのよねえ……。まあ若い人のようだったから、そんなに有名な関取ではなかったとは思う。ちょっと体を叩かせてもらおうかという下心も一瞬よぎったが、多分彼らはお休みの日だろうし、ふだん相撲に興味がないわたしが会ったところで心から「がんばってね!」と言えるわけもなく。そーっとその場を離れる。

西鉄新宮駅から、相島行きの船に乗るためには新宮漁港までたどり着かなければなりません。多分他の方法もあっただろうが、1.6キロの道をわたしは歩きます。

 

住宅地が途切れてからは浜。人は歩いてない。浜は風が強い。

 


でも意外に船着き場は立派な建物でした。狭いけど。乗る人もまあまあいて、観光客っぽい人も思ったより多い。「自然災害などで島に渡るのが困難な時には、島人を優先してください」と書いてある。さもありなん。

ここにコインロッカーがあったのは救いでしたねー。背負っている巾着の方をここに預けられて、重さから解放された。ありがたい。だが帰りに忘れないようにしないと。忘れたら、戻って来る手段がほぼないだけにオソロシイ。

待合室の外にも猫がいて、撫でたり撫でられなかったりしていました。「もう島に渡らずにここでもいいのでは……?」と思ったが、せっかくここまで来たし、船のチケットも買ったし、コインロッカー代も払ったし。やっぱり島には行きましょう。

 

右側が乗っていく船。

見事に三角の岩。これが眼鏡岩なのかなあ?角度的に穴は見えなかった。

猫の島上陸。

船に乗っているのは20分くらい。多分波は荒くなかった方でしょうが、波をよっこらしょと乗り越えて行く感じです。少し酔う可能性があります。

猫の島って実際どんなもんなんだろ?と思いつつ行きましたが、いい感じで猫がいます。


ただし、写真目線はくれない。


 


港から、まずは海沿いに西(南?)の方へ行きました。突端まで来て折り返しました。多分相島児童遊園のあたり。遊園といってもほんとにちっちゃな、普通の公園だったはず。滑り台と何かがあったくらいの……ここまでの道に、いい間隔で猫が1~5匹くらいいます。

同じ船で来たのであろう観光客の人と、3匹くらいの猫を分け合って撫でます。ここの子たちは愛想はほとんどないんだけどまあまあの猫が撫でさせてくれる。IKKOさんみたいに人差し指を左右に振りながら「遊ぶ?遊ぶ?」と言いながら近づく。逃げる子もいるけど逃げない子には人差し指を鼻に近づけてにおいを嗅いでもらってご挨拶。ご挨拶をするとたいてい撫でさせてくれます。


しかしちゅーるには負ける。

わたしはちゅーるやおもちゃを持って行くことを全然考えなかったので、ちゅーるを持っている人を見て「おお、そんな手があったか!」と一驚した。でも持ってなくても(猫が)相手にしてくれないというわけではない。ちゅーるを持っていても特に愛想を振りまいてくれるわけではない。ただしちゅーるを持っている人の方に優先的に寄っていく。

愛想はない猫たちながら、ゴロゴロいってくれたし、体をこすりつけてくれたし、しばらくついてきてくれた猫もいたし、最初から膝に乗って来た猫もいた(だが噛みつかれた)。猫とのふれあいを楽しめた。総じて皆さま(←猫さま)、人間の相手をすることに非常に慣れているという感じです。プロでした。


物も言わずに(?)膝に乗って来た子。そしてなぜか突然噛みつく。軽くだけどね。

そういえば、トンビがすごく人間の近くにいました。遠鳴きが頭のすぐ上で聞こえてきたのでびっくりした。見上げるとすぐ、電柱の上にいて、そんなに近くにトンビがいることが初めてで珍しく思いました。

そして別の場所では、2羽のトンビが空中で何かの受け渡しをしていた。細長い縄状のものだったので、後で考えるとヘビかなんかだったのではないかと……コワ珍しいものを見た。

相島堪能。

カフェでお聞きした話では、島には小学校と中学校があって、高校生以上になると島の子は島を出て一人暮らし。でも逆に島外から島の学校に通ってくる子もだいぶいるらしい。実際、帰りの船には小学生、中学生がたくさん乗っていました。宿題とかしてた。

道端で猫と遊ぶわたしに、下校する中学生がほぼ全員「こんにちは」と声をかけていってくれる。先生と生徒が仲良く話しながら歩いていく。みんなの声と顔が明るい(ように思える)。昔、わたしの小さかった頃はこんな感じだったなあ。猫を撫でながら子供の頃をなんとなく思い出す。

14:50に島に着いて、約2時間ほど島を散策。2時間では足りないかと思っていましたが、猫とふれあい+カフェでソフトクリームを食べてそこそこちょうどいい時間でした。

船は17:00、猫の島を離れる。福岡に来た時はまた来るよ。それまで元気で、猫さんたち。

 

 

コメント