10.第一次門司港観光。

北九州・山口/2025

14:30、門司港着。

門司港は昔から来たいところでした。洋風建築が好きなので。ここは洋風建築の宝庫じゃないですか。

14.松山から小倉。フェリーで夜の海を渡る。
21:00にバスでJR松山駅を出てどこへ向かうかというと、松山観光港です。ここから小倉へのフェリーに乗ろうとしています。道後温泉、大街道、松山市駅、JR松山駅などからリムジンバスも出ていて便利。 松山-大分間の移動はどうする? 松山から...

2019年の西四国・南九州の旅で来ようと思ったことはあったのですが、結局途中で門司港を省略し、そのまま宇佐へ向かいました。結果としてそれで良かったんだけど、そのうちちゃんと行っとかないと行かないで終わっちゃうなあという思いはずっと持っていた。それが今回叶います。

レトロな門司港駅。

これは「銀河鉄道999」を思い出す世界。デザインがレトロでいいなあ。あの車掌さんが出てきそうな気がする。メーテルも。

門司港駅はこれも素敵な洋風建築で、外観も内観も素敵なんですけど、内部はちょっと暗くていい写真が撮れなかった。そして外観については、この日はイベントがあっていろいろ設置されていたので、後日撮ったものをお見せしましょう。

駅からは本日の宿へ。徒歩5分程度のところなんですがちょっと迷った。わたしにしては珍しく旅館です。むつみ関門荘さん。

坂の細い路地を入っていくアプローチが港町っぽい。30分ほど部屋で休み、その後近所にある観光施設の「三宜楼(さんきろう)」へ。

三宜楼。

かつては高級料亭だったそうです。現在も料亭としても使われているようだが、この日は2階の大広間は大学生のワークショップで貸し切られていて賑やかでした。ここは入れず。
その他のところは見学可。

ここは仙台の数少ない料亭、東洋館と似ている。東洋館は少し手を入れて現代風にしちゃったところもあるようだけど。三宜楼はまだ改修の手がついてないところもあった。取り壊されるところだったのを、有志が集まり、資金をつのって北九州市に寄付をしたそうだ。建物は壊しちゃうとそこでいのちが終わってしまうので、この姿が残ったことをありがたいと思う。

敷地ギリギリに建てられているたっぷりしたプロポーションの建物を見て「もう少し余裕を持って建てれば上品なのに……」と最初思ったが、少しでも大きな建物でたくさんお客さんを入れたかった、そのくらいお客さんがいた、という証拠なんだろう。門司港の賑わいの証。

30分ほど三宜楼を見学し、16:00に出た。

港うろうろ。

そもそもわたしが今ここにいるのはなぜかというと、18:30発の門司港クルーズに申し込んでいるからです。夜景クルーズ。それまでの2時間半、何をしてようか。

とりあえず船着き場に行ってみた。侘しく見える待合所は特に何を見るところもなく。
でも2階の海自広報展示館は、海側の景色がきれいに見られるのでおすすめです。その時はわたしともう一人か二人がいたくらいで、静かに見られました。

対岸には下関。観覧車が見える。右には関門橋。左には遠くに北九州市のビル群。海のような、川のような、水の流れ。普段海に接することのないわたしと違って、ここの人たちは海を身近に生きているんだなあ。

その後、西海岸緑地へ向かいます。さっき門司港駅の観光案内所で観光マップをもらった時に、おねえさんが個人的なイチオシとして、港から見える「夕陽の美しさ」を語ってくれたのよね。ベンチに座ってその時を待つ。

「夕景の美しさ」で思い出すのは宍道湖の夕陽だけれど、「沈んでいく太陽の美しさ」という意味でこの場所の夕陽がおすすめなのは納得した。人工物が隣にあるせいで落日が大きく見える。この複雑な形の建物は関門海峡ミュージアム。

陽が落ちると急速に肌寒くなり。この時点で17:00だったので、喫茶店に避難することにしました。この辺は食べ物やさんがたくさんあって軒並み名物の焼きカレーを出しているが、プリンが美味しそうな「ミルクホール」さんへ。

――だがカレーの匂いに負けてうかうかと「焼きカレー」を頼む。まあ夜ご飯もいずれ食べなきゃいけないしね。焼きカレーはつまりはカレードリアでした。美味しかったが、少し量が多くて食べるの大変だった。伊勢で食べたキッチンクックさんの「ドライカツ」を思い出す。

門司港ナイトクルーズ。

正式には夜景観賞定期クルーズ。関門汽船さんの主催です。

18:30発、20:00帰着の90分コース。これで正規料金2800円。北九州市に泊ると250円引き。わたしは該当したが、宿泊を証明するものが必要で、確かそういうものは持っていなかった。正規料金で乗りました。

 

……まあこんな暗いところで写真を撮ろうとしても無理です。

航路は門司港から出て、右側へ向かい、だいぶ行ってから対岸の下関側に渡り、門司港よりもっと先まで行って、九州側に行ってから引き返してくる。

えー、正直に言いますとねー。今回乗って後悔は全くないけど(航海だけに)、今度また行った時に乗るかと言われると乗らないだろうなあ、という感じですね。そこまで夜景ではない。むしろ小倉の工場地帯の夜景の方が迫力があったかもしれない。このクルーズは、通常は小倉の方を運行しているんですけど、第4土日だけは門司港発着のコースになるんです。

あ、そしてですね!今後観光船に乗る方に申し上げたい大事なこと。
船って右側通行なんですって。だからクルーズは多分総じて反時計回りになるもののようです。ということはつまり、ガイドさんの話は岸の○○について語っていくので、右側の座席に着いた方が良い可能性が高いです。……わたしは左舷の席に座りました。徹頭徹尾、わたしの見えない場所について語っていた。

でも夜の関門海峡を悠々と進む大きな船とすれ違う経験は左舷のものでした。色は黒に近い灰色。海上自衛隊かなんかの、戦いの雰囲気を感じます。亡霊感がないこともない重みのある黒い船が静かにすれ違っていく光景は何か不思議。

しばらくうろついて、帰ります。

クルーズ後、そのまま帰っても良かったんですがせっかくだから門司港レトロ展望台に登って門司港の夜景を見下ろします。入場料300円。

少し映り込みがありますが、夜景にしてはまあまあ撮れたと思う。お客さんはあんまりいませんでした。カフェもあるようだが、夜景を見てそのまま帰ります。

 

夜の洋館もすてき。その後、宿へ21:00頃帰りました。「夜は寒いから気をつけてね」と言われたので少し注意する。さすがに地元よりはあたたかいけど、こんな序盤で風邪をひいたら目も当てられません。

 

 

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