13.正忠排骨飯。

台湾/Taiwan:2013

1時間くらいホテルで休んで、夜ご飯のために再び外出。

ホテルで休んでいる時、窓の外からものすごい爆音が聞こえて来た。
雷?豪雨?暴走族?何ですかね。これがずっと続くと眠れないだろう。
――だが、原因をつきとめたところでわたしに何が出来るわけでもないんだから、
あえて窓の外を覗こうとはしなかった。何であれそのうち静まれば良し、
静まらなかったら、……その時はその時で考えよう。

まあでもいつの間にか音は止んでたんですね。そしてその音のこともすっかり忘れてホテルを出たら、
さっきとは音が違うが、やはり何かの騒音が聞こえる。
やっぱり暴走族か?――いや、違う。こりゃ花火だ。

遠くの花火なので上手く撮れなかったのだが、道のずっと先の方で花火が上がってる。
おやおや。なんですかね、これは。何かお祭りですか。

戻って、ホテルのフロントのお姉さんに訊いてみる。
英語が通じないので、最終的には「ボン!ボン!」と花火音を口真似。
そうするとようやく「ああ、この日本人はこの音のことを聞きたいのだな」と了解してくれた気配がある。
だがそれを説明しようとして、お姉さんはアリアリと困る。
台湾語で説明するのは簡単なことだと思うのだが、相手はカタコトの英語と日本語しかわからない日本人。
何を言っても不得要領な顔をしている。
――しかし我々には偉大なコミュニケーションツールがあった。

漢字。

書いて、と言って書いてもらったところ、あの花火は「廟会」の花火だろうとのこと。
まあ廟会と聞いても正確にそれを理解出来たわけではないが、
何となく道教関係の宗教イベントということは想像がつく。お姉さん、ありがとう。
漢字がわかれば後で調べるのも容易。というわけで廟会

おう。ふと見ると足元に赤い紙片がびっしり……。

ああ。爆竹ですな、中国文化圏の象徴としてかの有名な。
おお。ということは、さっきの爆音は雷でも暴走族でもなく、この爆竹かあ。
日本の常識ではありえないほどの量だ。火事になったり、怪我人が出たりはしないのだろうか。
事前に知ってたら、ちょっと見てみたかったかも。でも少しコワイかな。

今から考えると、この方向はもしかして三鳳宮で行われてた廟会だったりするかな?
もっと遠くで上がってた花火な気がしてたけど、意外に近かったのかもしれない。

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大きな六合観光夜市じゃなくて、その近くにある寧夏夜市に行ってみる。地元民向けらしい。

が、夜市といっても常設の洋服屋さん&靴屋さんがメインで、わたしの目からすると
デザインもコギャル御用達っぽい。コギャルって死語ですか?そうですか。
わりと台湾夜市の洋服屋さんはこのテイストなんだなー。チープでハデハデ。まあ別にいいんだけども。

この道を、バイクがけっこうなスピードで走っていくから、うかうか歩いてもいられない。
小さい夜市を往復して、食べ物の屋台もちょこっとあったけど、特に食指も動かず早々に退散。

では夕飯に何を食べるか。
実は高雄の一日目から、この看板が気になっていた。

写真でみるとそうでもないけど、実際見るとけっこうインパクトのある巨大さ。
しかも排骨飯(パイクーハン)といえば、台湾を代表するB級グルメではないですか!
まあここでしか食べられないというものでもないけど……この看板の誘惑に逆らえない。

というわけで、今日の夕飯はここ。

路面のカウンターで注文し、付け合せを選び、レジでお金を払う。
持ち帰りの人はそのまま持って帰るし、食べていく人は2階で食べる。
……しかしわたしは2階への階段に気付かずに、厨房に侵入しようとしてしまった。
だって普通、食べる所への階段って店内にあると思うじゃないですか。
それが、壁を隔てた向こう側にあるんだもん。

マクドナルドっぽい。

ボリュームが半端なく見えますが、実際はわりあい骨部分が多いので、可食域は8割くらい。
まあそれでもがっつりしてるけど。付け合せが隠れてるなー。ゴーヤの塩もみ(?美味しかった)と
茄子のピリ辛(ちょっと辛くて残した)と何だかわからないもの(キノコ系?内臓系?)の3種類。
みんな美味しかったよ。

その後、ホテルへの帰り道で六合夜市へ行って、昨日から気になってた蟹の揚げたのを買う。

お腹がいっぱいだったので、時間をかけて3つ食べて諦める。
揚げたてを1つ2つ、というのならバリバリして美味しい。酒のつまみにはいいと思う。
――だが、何時間もかけて食べるものではないですね。

この時点で使ったお金を計算したところ、新幹線代を除けば、だいたいのところ、
1日に1000元(3500円)使っている感じ。
普段けっこうな額になる入場料が今回ほとんどないのが大きいか。

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