美術

大好きな美術館&博物館

◎それぞれの宇宙。現代の窯変天目。

曜変天目を目指して数十年刻苦を重ねるという陶人の姿を、何度かテレビの特集番組でやっていました。そこに出て来る人は、曜変天目を目指して十年二十年を研究にささげている人たちでした。 近年、結果を出す人が増えて来たようです。何人かの陶人が曜...
いろいろ徒然

◎手の中の宇宙。曜変天目茶碗。

(曜変天目茶碗 藤田美術館蔵) 息をのむ出会いがある。曜変天目茶碗もその一つ。 その存在を知ったのは写真集かテレビでだったと思う。真っ黒な闇に浮かぶ青い星。プレアデス星団みたい。虹色の星間物質。オリオン座大星雲みたい。茶器に...
いろいろ徒然

◎祖母の教え方。美しいものはじっと見る。

祖母は若い頃茶道を習っていて、祖父と結婚する前にはお茶や裁縫を若いお嬢さんたちに教えていたらしい。そのせいか、物を教えるのが上手かった。 幼稚園の頃のわたしに煎茶の淹れ方を教えてくれた。祖母は何か教えたいことがあると、「〇〇をやってみ...
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◎写楽。そして写楽と似た人、艶鏡。

近年は若冲と北斎が人気ですね。各種特番の他、若冲は2021年のお正月に、NHKで「ライジング若冲」というドラマになりましたし、同じく2021年夏には映画で「HOKUSAI」という作品がありました。「ライジング若冲」は見られたけど、「HOKU...
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◎日本画の朦朧。「日本画」の定義を決めて欲しい!

好きな絵はなんですか?と質問された時に挙がる名前は、ほとんどはモネの「睡蓮」やダ・ヴィンチの「モナリザ」など、西洋絵画じゃないでしょうか。日本では日本の絵よりも西洋の絵の方が優勢。 しかし近年は少しずつ日本画も認識されるようになってき...
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◎構成のセザンヌ。――美術を楽しく見るためには、好きなジャンルと出会うのが大切。西洋美術・ポスト印象派。

モネ、ルノワールと印象派の二本柱が来て、その次の柱はセザンヌです。 わたしはセザンヌはどうも……苦手な画家なんですよねー。画風が好きではない。多分、女性性が少ないのが原因だと思います。柔らかみが少ない。簡単にいえばゴツイ。かなり男っぽ...
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◎印象派の前にドガがいたのを忘れていました……。――美術を楽しく見るためには、好きなジャンルと出会うのが大切。西洋美術・印象派前。

マネがいて、モネがいて、モネに似ているモネの兄弟(嘘)のピサロとシスレーがいて、なぜかカイユボットをわざわざ取り上げ、スーラとシスレー、そしてルノワールまで来て、……大事な人を一人忘れていたことに気がつきました。 ドガ。 まあド...
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◎スーラとシニャック。点描の2人。――美術を楽しく見るためには、好きなジャンルと出会うのが大切。西洋美術・新印象派。

わたしね。スーラとシニャックの絵が――とりわけ好きだというほどでもないのですが、親しみを持っています。なぜなら、見分けやすいから。彼らの点描主義は独特で、見ればだいたい「スーラだ!(あるいはシニャックだ!)」とわかる。 特にシニャック...
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◎ルノワール選び。――美術を楽しく見るためには、好きなジャンルと出会うのが大切。西洋美術・印象派。

ルノワールは好きですか?――そう訊かれたとしたら、どう答えようかとても迷う。ルノワールは好きな画家ですか?――そう聞かれたら「そうでもない」と答える。トータルではそれほど好きではない。わたしが好きなルノワールはほんの一部分なんです。 前回...
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◎ルノワールを5つのタイプに分けてみました。――美術を楽しく見るためには、好きなジャンルと出会うのが大切。西洋美術・印象派。

印象派といえばモネとルノワールが双璧。モネは長く印象派の画風で描き続けましたが、ルノワールはずっと印象派の画風で描いていたわけではありませんでした。 1970年頃に「ラ・グルヌイエール」でモネと競作したあたりからが印象派。後年、ルノワ...