◎行きにくい根来寺には、こう考えたら行きやすくなります!根来寺へのアクセス方法。

旅あれこれ

こないだ和歌山市へ行ってきました。根来寺と粉河寺が良さそう。この2ヶ所はそこそこ似たような方向だし、この2つを同時に行けないかと考えました。でもこれが相当難しかったんですよね。

根来寺と粉河寺の位置関係。

とはいえ2つのお寺の距離はおよそ10キロ。歩く距離ではないねえ。

粉河寺へ行くのは簡単なんですよ。JR粉河駅から徒歩15分。JR和歌山線はそこまで本数が多いわけじゃないから、いうて1時間に1本(朝夕2本)なんですけど、この程度ならそんなに困らない。

問題は根来寺の方。

根来寺の最寄り駅はJR岩出駅なんですが、ここからのバスの本数がまあまあ少ない。そして少ないだけならまだいいんだけど、なんだか妙に入り組んでいる。公式サイトのこれを見て、土地勘のない観光客に理解できますかねえ……?

根来寺・アクセス方法ページ

まだ駅の位置がわかる地元の人はいいのかもしれないが、わたしはここに出てくる駅名で、

JR砂川駅
JR紀伊駅
南海樽井駅

がどこだか、まったくピンとこないのです。

その3つの駅の場所を覚えるのはなんとかがんばってやったとしましょう。――だがその他の駅名・バス停名が多すぎる!数えて見たら39もありました!もちろん大部分は重複しているんだけど、10ヶ所くらいは平気であるから、理解する・覚える気には全くならない!

公共交通機関を使うルートはここで頓挫しました。

じゃあ、レンタカーにする……?とも考えた。でも、なんかなー。15キロ程度しか離れてない、しかも片方は電車で行けるお寺2ヶ所のために5000円超のレンタカー代?とか、ホテルからレンタカー屋さんに行くまでバスに1回+2キロ歩く?とか。もっと目的地を増やしてレンタカーをちゃんと活用するという方向もあったが、そこまでオオゴトにする気にもならず。

行く前の結論は「根来寺と粉河寺は諦めよう」でした。粉河寺は行ける時は行けばいい。根来寺はきっと無理。これで決定!

考え方がシンプルになる方法の一番は、バスのルートの考え方。

だが結果的には最終日に根来寺に行けたんですよね。というのは、現地で話を聞くうちに、

「JR岩出駅からりんくうタウンへ通っているバス路線がある。その途中に根来寺がある」という位置関係を掴んだから。こう考えればシンプルなんですよ!

これは高野山から空港へ行くルートとしてはなかなか面白くないですか?普通に和歌山市まで行って関空へ行くより面白いし、途中で根来寺へ行けるならさらに面白い。これだ!と思いました。

バスの運行会社がフクザツすぎ。

ということはつまり、JR岩出駅のバス停の時刻表を見ればいいんですよね?

――と思ったが、それはアマイ。甘いというか、たしかにそれはそうなんだけど、その前にもう一つ。このエリアのバスの複雑な事情があります。けっこうこれも微妙にワケワカランところ。

この辺を走るバスの運行会社は「和歌山バス那賀」。
これは「和歌山バス」の子会社です。そしてこの和歌山バス那賀がこの辺の「路線バス」と「コミュニティバス」をどちらも運行しています。どちらも根来寺へ行くためには使える。

でもねー。和歌山バス那賀で岩出駅から根来寺を目指そうとすると、路線バスの方は「和歌山バス」の時刻表を見なければならず、コミュニティバスの方は「和歌山バス那賀」のサイトの「東巡回(船戸・根来)コース」を見るようになってる。

ここら辺、何がどうなっているか、行く前にはサッパリわからない!

ちなみにコミュニティバスはどなたでもご利用可。観光客も可。車体はハイエースだそうです。

路線がたくさんある。

もう一つ、さらに問題を複雑化している要素がありまして。
根来寺の周辺はバス路線が複雑なんですよね。現時点では路線バスの系統201、202、203が設定されており、この3系統はごくごくわずかに根来寺付近の走り方が違うんです。当然降りるバス停も違います。わたしは「こうしなきゃいけなかったか!?」と思うのですが。

その3系統に加えてコミュニティバスのルートも違う。となれば根来寺近辺に行くバスはなんと4パターンの路線があります。……これは……これはわからないわ……。

そしてこういうことを理解した上で時刻表を見てみると、けっこうバスの本数はたくさんあったことに今さら気づきました。路線全部見ると、確実に1時間1本以上ある。2本近いといっていいかもしれない。

そこから考えると、根来寺、実際はそんなに難しくないですね。ただざっと見では何がどうなっているのか迷うから、どの時刻表を見ればいいのかサッパリわからないだけで。
それが問題なんだけど。

降りられるバス停が多すぎる!

……問題がもう一つ見つかりました。

路線が複雑なことに関連するんですけど、降りるバス停が路線によって微妙に違うんですよ。

「降りるバス停」というより「降りられるバス停」ですかね。徒歩圏内を徒歩10分15分くらいとするならば、根来寺近辺に降りられるバス停はたくさんあります。――これもなんなんだ、一体!と心の底から叫びたい。

こちらの写真をご覧ください。見えますかねー。

これは「ねごろ歴史の丘」のバス停で撮ったものですが、根来寺と「ねごろ歴史の丘」は徒歩5分強しか離れていません。十分徒歩圏内。

徒歩圏内に6つもバス停があるんです!

根来寺
ねごろ歴史の丘
根来寺南
根来寺大門前
岩出図書館南
岩出図書館

この6つのバス停、どこで降りても歩いて苦労なく根来寺まで行けます。わたしが降りたのは一番遠いであろう岩出図書館前でしたが、それでも根来寺まで1キロ程度。ここで降りると途中の大門も見られるし、なんの問題もありませんでした。

つまり、根来寺へ行くアクセスがわかりにくいその理由。

1.バス会社の区分がわかりにくいこと。
2.方向的には3方向から、路線としては4路線がアクセスしていること。
3.徒歩圏内のバス停が6つもあること。

これじゃあ無理ないよ、ワケワカランのは。

 

 

時刻表をまとめます。

岩出駅からの時刻表をリンクしておきます。

JR岩出駅から根来寺付近へ行くバスの時刻表

201、202系統

203系統

コミュニティバスの時刻表 東巡回(船戸・根来)コース

JR岩出駅前からのバスは、この4系統だと思います。乗ったら、どこで降りればいいのか、運転手さんに訊いた方が早いと思います。上記の6つのバス停のどれかを案内してくれるでしょう。

そして帰る時は、どこに向かって帰るにしろ「ねごろ歴史の丘」のバス停から乗ればいいのではないかと思います。最寄りといえば「根来寺」バス停がお寺の真ん前ですが、バス停があるだけで座るところも日陰もないんですよね。しかもバスの本数が若干減る。

それに比べて「ねごろ歴史の丘」にはいろいろ時間がつぶせる場所がある。徒歩5分ほどかかるけど、軽食はあるしお土産屋さんはあるし、旧議会議事堂もあるし、資料館もあるし。そして若干バスの便数が増える。わたしのおすすめ。

わたしは今回、「ねごろ歴史の丘」からりんくうタウン駅前までバスで帰りました。関空からすぐの場所だし、便利だった。途中の樽井駅で降りる手もあります。関空じゃなくて、大阪や京都に向かうのならばそうしたでしょう。

時刻表を調べて「岩出図書館前」からのちょうどいいバスに乗って岩出駅へ帰る、という方法もあります。それでもいい。

……実はもう一方向あるそうです。

以上の内容で完璧!……といいたいところですが、実は根来寺にはもう一方向からのアクセスがあるようです。それは阪奈線JR紀伊駅前から近畿大学・粉河駅へ向かうバス。

……なんじゃこりゃあ!こっちは本数がたくさんあるじゃないですか!まあそりゃそうか。何しろ大学だもんねえ。乗る学生はたくさんいるよねえ。ただこの路線は、根来寺と近いバス停といっても2キロ前後あるようです。少し遠いか。でも使えないことはない。

一応、時刻表を貼っておきます。

JR紀伊駅前から近畿大学へのバス時刻表

JR紀伊駅前から粉河寺へのバス時刻表

うーん、粉河寺と根来寺は一応バスで結ばれてたんですねえ。でもこのルートだと、バス停は根来東とかそのあたりとかになるようなので、徒歩で20分から30分くらい離れているようです。でもこのバスの存在を知ってたら、当初の予定通り粉河寺と根来寺をカップリングさせたかもしれないなあ。

近畿大学と根来寺の間は徒歩30分くらい。少し遠い。でも本数いっぱいあるから全然バスの便を心配しなくていいね。

根来寺のアクセスは以上です。

本当に根来寺は行きにくいところで。
――と思っていたが、こうやってまとめてみると、わたしが思っていたのとは逆の意味で――あまりにもいろいろな方向からのアクセスがたくさんあってややこしすぎるという意味で、行きにくいところだったのでした。

わたし自身は根来寺へ行って良かったと思った。なので、公共交通機関でのアクセス、ワケワカランやん!と感じて行くのを止めてしまう人がいたらもったいない。寺好きなら行くべきです。大塔のほんわかした造型をぜひ味わっていただきたい。

どうぞ、根来寺へ。良い旅を。

 

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