本日13日目。最終日です。朝にホテルでスーツケースを自宅へ送り、身軽になって観光&移動へ飛び出す。あ、もちろんおにぎりは食べました。その他に昨日買ったケーキの残りと、パニーニ半分と、柿……まあ相当しっかり食べましたよ。
出光美術館門司。
門司港へは船で行くことにしました。最後に海を渡る。

特にいい写真ではないが。後にしてきた下関の町。お世話になりました。
出光美術館門司。10:00開館。開館時間前に着いて、少し待ちました。

建物2つで出光美術館。おそらくですが、大きな看板がかかっている方が出光資料館かなと思います。中でつながってます。
今回のエキシビは「琳派の系譜 ――宗達、光琳、と江戸琳派」。
……だがしかし撮影不可だったので、写真はまったくありません。
参考までに、琳派で一番有名な尾形光琳の、一番有名な「紅白梅図」を貼っておきます。

尾形光琳 – https://www.at-s.com/news/article/shizuoka/1032532.html, パブリック・ドメイン, リンクによる
こういう系統の絵ですね。……どういう系統の絵かは訊かないでくださいよ。察してください。
まあわたしの当てにならない印象を言えば、
1.デザイン系に寄っている。
2.金(きん)を使いがち。
3.線が細い。表現が繊細。
グラフィックデザイナー的なのは尾形光琳だけかもしれませんけどね。宗達は、繊細でもデザイン系でもないのであんまり琳派という気がしない。琳派の根は宗達にあるのかもしれないけど。これはたとえば、印象派の芽はマネにあったが、マネは印象派ではない、という構造と似ているのではないでしょうか。
そして、エキシビとしては大変満足でした!
美術館としては小さめで、展示スペースは狭め。しかしその控えめなスペースにちょうどいい、しかもサイズは小さめながら美品をもってきてくれているので、見ていて満足感がありました。そしてありがたいことに入場料が低額(700円)なのよね。
久々にいい日本画が見られてうれしい。
正直なところ、光琳のど真ん中、宗達のどまんなかは来ていなかった。光琳は乾山の焼き物に絵付けをしていたくらい。酒井抱一、鈴木其一はいい絵が何枚か来ていた。でも有名作家じゃない人の作品でも、なかなかきれいな絵があったのでじっくり見ました。
日本画は花鳥風月なのでいいですねえ。花を描いていればどう描いたって色がきれいじゃないですか。
2階は琳派の作品で、3階は「茶の湯の美」というテーマでの工芸作品。香合とか茶碗など。親しみやすい、きれいな造型のものが多かったので、飽きずに見られた。人が多くないところもいい。喋っている人がいないのもいい。心静かに物を見られる。
その後、出光創業資料室もさらっと見て――ここだけでもしっかり見れば1時間くらいかかるかもしれません。わたしは15分くらいだったでしょうか。ずっと前に「海賊と呼ばれた男」を見ました。これは出光佐三をモデルにした小説であり映画。その記憶とすり合わせながら見ました。
これがもう10年前だという事実……(怖)。
出光美術館門司をだいたい1時間半くらいかけて見終わりました。門司港はもうたっぷり見ているし、心残りはありません。博多へ行きましょう。電車でおよそ1時間半。
ではごきげんよう、三度も来た門司港。
博多でらーめん。
お昼ごはんをどこで食べるか迷ったのですが、博多に行ってからにしました。とんこつラーメンを食べたい。まあけっこう時間が遅くなりましたが(14時頃)、朝ごはんたくさん食べたので……
とんこつラーメンといいつつ、お店に入ってメニューを見て、ここはとんこつじゃないことに気がついた。しょうゆ・塩・鶏白湯味のお店でした。わたしは味としては塩が一番好きなので塩を頼む。
美味しい塩ラーメン。澄んだきれいなスープ。近所にあったら通うなー。ここと似ているラーメン屋さんがお気に入りで時々行っていたのですが、数年前に閉店してしまいました……。博多にまた来る時にはまた来たい。まあとんこつラーメンも食べたいけれども。
大濠公園へ。
博多の観光は大濠公園にしようと思っていました。ここに来たなあ。数十年前に。でも池の印象はあまりない。なんだか土手っぽいところの印象しか。
今回はなんだか池がとても印象に残りました。

いいなあ。街中にあるこの広大な空間。やはり空が広いのはいいことだと思うんです。気持ちが清々する。

池の西側にあるこの岩塊がけっこう不思議で……。わたしは地学に不案内なのであれなんですが、街中のこんなところにこういう岩があるのってどうですか?珍しくないですか?こういうのは中国庭園などにありそうな気がするんだが。なんだろう、これ。と思っても、さすがに岩にまで言及している説明板とか探せなかったのよねー。ここらへんだと珍しくない岩なんだろうか。
この辺は野鳥の森だそうです。たしかにサギみたいな鳥がわちゃっといた。

ハクモクレンみたいですね。
大濠公園日本庭園。
柳島を律儀に縦断し、南側の岸まで来ました。けっこう広い池なので歩くのは疲れましたね。外国人観光客も数多くいて、地元の人っぽい人もたくさんいて、博多にはいいところがあるなあと思いました。やっぱり水辺はいい。
ここから目指すは福岡市美術館。でも途中に日本庭園があります。そんなに規模も大きくなさそうなので、ちょろっと入ってみましょう。

写真は3枚あげておきますが、実はわりとばしゃばしゃ撮っていました。広くはない庭園だったのに、意外に良かったんですよねー。この時点で15:00前ですが、午前中の光だったらもっときれいに緑が映えたでしょう。
ただ、観光客がまあまあいたので、庭園の味わいという意味では多少せわしさがありました。まあね。他の人が観光客ならわたしも観光客ですからね。おたがいさまです。
もう少し庭を見たかった気がしましたが、一回り以上するほどの人口密度ではなかった。けっこう混んでいました。ここは他の人の写真のクオリティを上げるために譲りましょう。わたしはいずれもう一度来ます。上手くいけば。その時は少しゆっくりいてもいいところ。
では最後の目的地、福岡市美術館へと向かいます。

コメント