19.中原中也めぐり。

北九州・山口/2025

7日目です。今日は細かいところを回ります。

そもそも温泉に興味がないわたしがなぜ湯田温泉に泊まっているかというと、中原中也ゆかりの地だからです。中也は高校、大学の頃好きでねえ。夜な夜な暗唱したわ。
だがその後の長い年月、縁なき衆生で過ごした。今回、数十年ぶりの中也。すっかり事績を忘れていたので何冊か関連本を読みなおしました。

これとか良かったです。

初アサイーボウル。

今日の朝食はガストです!昨日の「なか卯」に引き続き、チェーン店朝食攻略。

近年アサイーなるものが健康食品としてもてはやされ、一過性だと思っていたところ、けっこう定着しているように感じる。大好物だという声も多少聞く。一度食べてみたいと思っていました。

そして食べてみた感想。……なるほど。こういう味か。
えー、ブルーベリーの甘みを少なくして、スムージーより多少固めにしたような感じですかね。味の基本はヨーグルトかと思ったが、これこそがアサイーの味なんでしょうか。うーん。美味しくも不味くもない感じ。健康的というのならそうなのかもしれない。なるほど。いたく納得して朝食を終える。食べられて良かった。

中也ゆかりの場所を歩きます。

まずはガストからすぐそばの井上公園。ここは井上馨の生家跡で、長州七卿落ちの人々が住んだ宿舎の復元や、井上馨の銅像、種田山頭火の句碑、そして中原中也の詩碑があります。……しかし全体としては遊具と芝生がある普通の公園。あ、足湯もあったな。

これがわたしの故里だ
さやかに風も吹いてゐる

まあちょうどいい詩を残したよね。故郷の公園の詩碑に刻むにぴったりの詩をね。

 

次に周布正之助の碑を見たかったんだけど……ここは見つからなかった。グーグルマップがあるのに何をやってんねんと我ながら思うが、湯田温泉の絵地図を参照して歩いていたら、あんまりよくわからなかったのよね。諦めて中心部の方へ戻ります。

周布正之助は幕末長州で活躍した家老格の人。高杉晋作と同じ側で、でも四苦八苦した長州藩のなかで、責任を問われて切腹しなければならなかった人。それなのにおそらく地元の人しか知らないのが不憫で……

次に中原中也記念館。ホテルのすぐそばなのに、行く時間がなかなかとれずに、危なく行かずに終わるところだった。とはいえ、今となっては記念館の内容はほとんど忘れてしまった。写真と手紙が豊富だった気がする。まあ事績については本を読めばいいというのはありますよ。でもせっかく行って、本丸ともいうべきここへ行かないのも心が残るしね。30分くらいでしたかね。

ここから昨日も行った瑠璃光寺付近へバスで向かうのですが、そのバス停のそばに中也と山頭火の碑があるらしいので、念のためそこも見ておく。

この詩は記憶になかった。山頭火の方は公序良俗の観点からお見せできません……。

湯田温泉は、白狐が温泉に浸かっていたことから発見されたという伝説を持つ。そのせいでマスコットはキツネで、あちこちで大小さまざまのキツネに出会います。こんなのもいるんだもの。

 

湯田温泉駅にいる巨大なキツネ。かわいいのか、こわいのか……。

さて、中也めぐりは以上。次は山口県政資料館(旧山口県会議事堂)へバスで向かいます。

再び、香山公園周辺を歩く。

香山公園は昨日は瑠璃光寺、洞春寺を回りました。今日は山口県政資料館から始めます。

その前に、さっきのバス停でトルコ人の親子と一緒になった。相手は特に困ってもいなさそうだったけど、わたしが話したかったので話しかけた。息子さんの方は大阪の大学へ留学中で、そこにお母さんが日本観光に来ているそうです。日本語と英語ちゃんぽんで世間話。
瑠璃光寺へ行く途中の道で別れました。明るいお母さんでした。

山口県政資料館はなかなかがっつりした洋風建築。作ったのは妻木頼黄という、何を作ったんだったか覚えてないが、名前はうっすら憶えているくらい有名な建築家です。……だが名前は読めない。「つまきよりなか」だそうです。彼が設計したのは横浜正金銀行と各支店、横浜赤レンガ倉庫、内閣文庫などなど――内閣文庫は去年明治村で見たな。

21.まるっと明治村。
7日目です。 この日は寝坊しました。8:00にアラームで起きて、昨日の残りのデリカキッチンを食べ、ゆるゆると9:00頃ホテルを出る。旅行の時くらいゆっくり寝て……という考え方もありますが、旅行の時だからこそ早く起きて機会損失しないよう...

がっつりしてますねえ。

天井の意匠が新鮮。ちなみに洋風建築のすごくわかりやすい見どころは照明です。注目すると面白いですよ。

 

そしてねー。行っちゃうんですよー。

 

またヤギと馬に会いに。

今日も先客がいた。近所の人ではなくて、観光客みたいだった。お話はしていない。わたしはヤギさんとコミュニケートしていた。

ヤギのたまちゃんはね。わたしが昨日エサをあげたことを覚えているのかどうか、とても歓迎してくれてね。ずーっと一所懸命ペロペロ手をなめてくれた。その健気な姿が今でも目に浮かぶ。まあ目は横たわった三日月型で、見ているとコワイけど。

 

 

そしてまた、行くんだよね。

 

五重塔に。

昨日も写真を撮りまくったのに、今日もわざわざ行って撮りまくる。まあ昨日は夕方で光の色が悪かったので、午前中の光で撮りたかったということもある。観光客は昨日よりずいぶん増えていました。人が入らないように写真を撮るのが大変。

 

洞春寺、瑠璃光寺に行ったのは、単に再訪したかったからという理由ももちろんあるが、ついでという側面もある。実は主目的は、こちらでお昼ごはん?を食べようと思ったからでした。

「長州そば東京庵」さんのそば寿司。
昨日もちょっと気になっていたけれども、時間の関係で行けず。その後、湯田温泉の観光案内所で「本来は山口は瓦そばではなくて、そば寿司なんです」と聞いたこともあり。これは行きたい!と思った。……正直いえば、わたしはおそばはそんなに好きではないんですけどね。

味は美味しかったです。食感が独特で面白い。まあだいたい想像したような食感になるんですけど、実際に食べないと「これを想像していた!」とはならん。だが、半人前で注文しておいて良かったなとは思った。本当は一人前だとお寿司10個で、それは食べきれなかっただろうと思う。この時点でまだ11:30ですから。でもアサイーボウルの朝食だったから、お腹は空いてたのよね。

 

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