◎感動のAo-na体験!

旅あれこれ

1日目は秋田ふるさと村と金澤柵近辺の観光でA-OK!あとは寝るだけ、と思っていました。だが実はこの後、今回の旅行において最大のインパクトに遭遇します。

その前に、夜ご飯。

お店は「寧お」さん。……撮るのを忘れたので、写真としてはこのピザの分しかないのですが、なかなか美味しいお店でした。イタリアンの創作料理だろうか。

生ガキがタイムサービスでお安かったので頼んでみた。考えてみれば初めてくらいかもしれない。さすがに初めてではないだろうが、生ガキは今まであまり食べてこなかった。美味しかったです。他に、キッシュもピザも美味しかった。

Ao-na?……アオーナ?

夜ご飯の後、少しその辺をぶらぶらしました。だが横手駅前はあまりお店もなく、そんなに面白みもない。横手の中心部は駅ではなく市役所周辺なんですかねえ。500メートルほど行って帰って来て、まあホテルに戻るか、と思ってふと横をみると、カフェのような空間がひろがっている。

まさにその直前、歩きながら考えていました。――そういえばこの辺にはファストフードもファミレスもないなあ。居酒屋は何軒かあるけれども。大人はいいとして、学生さんにはファミレスの1軒くらいは欲しいんじゃないだろうか。駅を利用する学生もいるだろうし。

そしたら、ここは「図書館もある公共施設」、その名もAo-na(アオーナ)!でした。

 

ここがものすごく興味深い施設だったのよ!!

あまりにも驚いたのでちょっと逆上しており、しっかりした写真を撮ってこれなかった……
仕方がないのでyoutubeの紹介動画をご覧ください。

へー!へー!へー!中に入って、目を真ん丸にしながら見て回る。

なんだこの椅子の多さは!ファミレスみたいな椅子もある。ここではおしゃべりが出来るんだろう。ホールにも椅子とテーブルがどっさり、ガラスで区切られたこっちの部屋にも椅子とテーブルがどっさり、こっちにもまた違うタイプの椅子とテーブルがあり、階段状の視聴覚室的な部屋もあり、全体的にものすごい椅子とテーブル数!

それがまたセンス良く配置されていてね!実際に使った上でのことではないが、見た目的にはすごく快適そうに見える。こんなにたくさんの、センスのいい、いろんなタイプの椅子とテーブルがたくさん。たくさんあるのにうるさくは見えず、視界をうまく区切っていて押し込み感がまったくない。

 

 

これが視聴覚室といった部屋。実際は「スタジオ」だそうです。講演会や発表会に使えて、わたしが立っているあたりにスクリーンを出すことも可能らしい。プロジェクターもある。有料で借りられて、予約がない時はフリースペース。

オシャレなカラーリングですねえ。しかもオシャレ過ぎない。これが白、黒だったらオシャレかもしれませんが、この軽やかさは出ませんよ。

 

 

1階ホールは天井も高く、明るく。1枚目の写真の左奥のスペースは屋内アクティブエリアです。誰でも(横手市に縁もゆかりもないわたしでも!)使えます。広さはバスケのハーフコート程度かな。他に卓球と、なんだっけかな?バドミントンも出来るんだったかな?日によって決まっているんだった気がする。

わたしは見なかったけど、屋外にもスペースがあるらしい。ここは主にバスケ。雨天閉鎖。

2階、3階は図書館。

1階ホールは椅子とテーブルがたくさんあるコミュニティスペース。2階は一般向け図書館、3階は児童向け図書館だそうです。1階から2階へはゆるやかならせん階段で気分よく上がっていける。

木を材料にした内装がわたし好みなのよねー。軽やかでいいんじゃないですかー。好き。
本棚が低い。通常だと2メートルくらいが多いと思うが、視線よりも低い本棚も多く、見通し&開放感に繋がっている。あまりしっかり本は見られなかったけど、全体的に若者向きの蔵書ラインナップと感じた。そんな中に「スピノザ著作集」とかドンと出て来て笑っちゃったけど。

ここは2年前に完成した施設だそうです。なるほど、本がみんな新しい。わたしは古い本にも特に嫌悪感はないけれども、今回新しい本だけが並んだ図書館を見て、ピカピカやな~と気持ちよく思ったから、そういう効用はあるかも。

全体的に回遊性のある、もっといえばうっすらと迷宮性のある作りだと思いました。そしてここも椅子とテーブルが多い!バリエーションがたくさん!ソファとかダイニングテーブル風とか。図書館にあるまじき、お喋り推奨の席すらあったりして、まさに集いの場所。と感銘を受ける。

営業時間も長いのよねえ。
3階の児童図書フロアは10時~19時まで。
2階の一般図書は10時~21時まで。
1階のホールはなんと9時~22時まで。驚異的。

しかも休日は年末年始と臨時メンテナンス、特別整理期間以外は月1回ですって!!
年末年始に1週間ほども休む仙台市図書館――わたしは年末年始くらい長期休みがあっていいと思うから、見習ってほしいとは全然思わないけれども休みが月1回だけというのは正直うらやましい。月曜も気にせず貸借が出来れば楽だなあ。

仙台市の図書館は全月曜日休み(祝日の場合は翌日)に加えて第4金曜日?が休み。この金曜日休みをよく忘れて、図書館の前で立ち尽くすのよ……。せめて、せめてこの金曜休みは何とかならんもんか……

こちらは自動貸し出し機を導入し、返却は無人ポストに統一している。うーん、新しさの勝利だなあ。勝利かどうかは知らないが。でもこの機械を導入すれば、人間の仕事は劇的に減るだろう。

……なんだかもう、全然感銘を受けたポイントが文章に出来ていないが、これをちゃんと書くのは本当に時間かかりそうですから割愛します。割愛ではないか。この程度に薄くだけ書いておきます。

ああ、本当にこの施設は「……取材してぇ……!」と思った。思っただけではなく、スタッフの方に少し訊きかけたのですが、やはり設計やデザインのこととなると「そのあたりのことはちょっと……(よく知らないです)」と申し訳なさそうに言われたので諦めました。

 

とにかく、暗くて席が少なくて、長細すぎて歩く距離がありすぎ、回遊性がなく音が無駄に響いてうるさく、使いやすさという観点では欠片もいいところがない宮城県図書館の設計者には爪の垢を煎じて飲んで欲しい!という建築でしたね。

使用者としてのAo-na。

実はわたし、このAo-naに2日連続行ったんです。

1日目は夜ご飯の後の散歩で出会い、30分くらい?へーへーへーと感嘆しながら見学した。
2日目は気になって再度図書館へ。1時間強滞在しました。

そして1日目は、図書館から本を借りてきました。――なんと横手市の図書館は、横手に住んでなくても勤務先がなくても、あらゆる人に開かれているそうなんですよ!

仙台市図書館は仙台市の住民・通勤通学者・近隣圏在住者という縛りがある。それは妥当な範囲だと思う。なにしろ税金を使って運営している施設だもんね。それはそれとして、まさにすぐその日に読みたい本があったわたしには福音でした!「横手に縁もゆかりもないわたしにも貸してくれるんだ!

申込書を書いて、借りるのは自動貸し出し機で。スタッフの方は親切に使い方を教えてくださいました。このタイミングでこの本が借りられたのは大変にありがたく。その日の夜はホテルの部屋で借りた本を熟読しました。

2日目は、借りた本を返し、実はまた本を借りたくはあったけど、再度申込書を書いて借り出すのは面倒だったので、閲覧者として何冊かの本を読みました。いくらでもある椅子のうち、シングルソファのような椅子にいささかだらしなく座って内容をチェックする。夜遅くまで開いてる図書館がありがたい。

20時半頃図書館から出ようとして、ふと1階の屋内アクティブエリアが目に入りました。――ここも、横手市民じゃなくても利用できるんだって。さっき中学生くらいの男の子がバスケをしていた。もしかしてわたしもバスケ出来る?

1階の受付に行って「横手に縁もゆかりもないのですが、屋内アクティブエリアを利用できますか?」と訊いたら、男女いたスタッフの方は「どうぞどうぞ」と喜んで対応してくださいました。前日の図書館のスタッフの方と同様に、大変気持ちのいい対応。もしかして横手の人はみんないい人なのでしょうか?丁寧に利用方法を教えて下さり、「どうぞごゆっくり」。バスケのシュートを2、3本やってみるだけだけど、一応20分間の使用を申告しました。

……だがわたしは自分の五十肩を忘れていた!何十年ぶりかでシュートをしたらグキッっときた(涙)。

ゴールの真下から、肩をかばいつつシュートをし……でもあと5センチくらいのところで届かないの。うーん、口惜しいなあ。もうちょっとなのに。片手シュートもやり方を忘れていて、狙いが定まらないのよね。

仕方がないので、ゴールを背中にするように立って、真後ろに投げるシュート。昔、これがわたしは得意でね。10回以上かかったけど、なんとか1本決まりました。その後、斜め下からのシュートも1本決められたのでこれで良いこととする。でも久しぶりにボールをドリブルして、楽しかったな。

10分ほどでボールを返しました。受付の人はにこにこ笑って「楽しかったですか?」と訊いてくれた。

心は後へ残れども……

3階の児童図書コーナーを見られなかったのが心残り。2日目、行ってすぐ行けばまだ開いていたかもしれないが、少し時間が経ってから行ったらもう終わっていた。

マンガコーナーに「ハイキュー!!」があったので読みたかった。
もっといろいろな椅子、場所に座って居心地を確かめたかった。
蔵書の品ぞろえももっとチェックしたかったし、もっとゆっくりしたかった。

だが仕方がない。わたしはしがない旅人なのであった。

 

気になることといえば、
2階から3階へも階段にすれば回遊性がさらに上がって楽しかったのでは?ということ。エレベーターでしか行けないみたい。でも幼児が階段を使うのが危ないという判断なのかなー。

あと明確な難点として、本を探すのが少し難しかった。館内図に日本十進分類法も取り入れて欲しい。棚の番号よりも十進法分類の方が簡単。

でもいい施設でしたね!こんな施設を使える横手の皆さんはシアワセだ。特に学生さんにはここを使い倒して思い出を作って欲しいね!

ガンバレ、Ao-na!

 

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