1日目。飛行機は仙台空港から12:05発。いつも早朝の便に乗るので、今回はゆったり出来る。……と思っていたが、それは甘かった。
宅配便で送れば良かった。
直接ホテルに行くから大丈夫、と思って、今回のピーチ航空は珍しくスタンダードで取りました。これはどういうことかというと、ピーチ航空のチケットは、
ミニマム
スタンダード
スタンダードプラス
の三段階の値段に分かれていて、わたしがいつも使うミニマムでは荷物を機内預けには出来ないんですよね。いつもはスーツケースを先にホテルに送っておくからそれで全然問題ないんだけど、今回は家からホテルまでほぼ直行、と油断して飛行機に乗っけて(スタンダードで)持って行くことにした。
だがそれは、結果として不正解でした。
最初はタクシーを呼んで地下鉄まで行って、地下鉄で数駅乗って、空港線に乗り換えて、と思っていたのですが、タクシー代がもったいないなあと思い始め、地下鉄まで30分歩くか?と思い、それとも10分歩いてバス?スーツケースを地下鉄まで運んでおいた上で歩く?とか、いろいろ考え始めてしまい。ちょっと考えすぎて疲れてしまった。
結局、飛行機は12時なのに、家人の車に便乗して家を7時半に出て仙台駅に行き、結局仙台空港には9:20に着きました。まあ早すぎることは早すぎたが、結局飛行機に乗る前にお昼も食べなければならないんだし、1時間ほど読書してたら余裕。
――でもコレ、スーツケースをいつもの通り送っておいたら全然発生しなかったはずの葛藤なんですよね。宅配便が年々高くなって、今回調べると3300円?くらいだったはずだから、スタンダードと似たようなもんか、送ると2日前に荷出ししなきゃいけないしね。と思ったのだが、結局動きの自由度が段違い。
関空に着いてからも、関空から南海で和歌山市駅まで行って、駅極近のホテルに行くだけなのに、地味にスーツケースが邪魔だった。500メートル歩くのに、スーツケースがあるのとないのとじゃ負担がけっこう違います。
今後は絶対スーツケースをホテルに送り付けましょう。そしてミニマルで航空チケットを買う。
ものすごく久しぶりに仙台空港でごはん。
いや?久しぶりというより、もしかして仙台空港でお店に入ってごはんを食べるのは初めてでは……?いつも朝に発つ便に乗るから食べる時間ないし、夜は遅い便で帰るから、そもそも晩ご飯は食べ終わっているし。記憶にある限りでいうと、2010年の北海道へ行く時に、スタンドでカツサンドを買って食べた。

あれ?カツサンドじゃなかった。トンカツ弁当だった。この頃の値段はトンカツ弁当が600円で買えたんですよ……!驚くねー。そもそも当時でもお値打ちの方だったと思う。でなければトンカツ弁当なんか食べない。
今回のお昼ごはんは、「 Tohoku Trattoria TREGION GALLEY (トレジオン・ギャレー)」さんで食べました。東北の洋食をコンセプトにしたこじゃれたレストラン。
何でか知らないけれど、写真は撮ってませんでした。食べたのはロースビーフサンド(1188円)。ローストビーフサンドは2個(食パン1枚分)でぱっと見少なく感じたけど、挟んである肉の量は十分。フライドポテトがたっぷりついていて満足。イギリスっぽいなと思ってちょっとうれしい。肉自体はもう少し味が濃い方がいいかな。
他にも食べたいものがあったし、美味しかったのでリピートありです。だが今後仙台空港で食事をする機会はあるのか。
(他県民には)謎な民家たち。
関空到着。
ピーチ航空がひさびさということは、関空もひさびさだということです。なつかしいねー。KIXカード持ってくるの忘れたー。特に買い物もしなかったので特典もないのですが、ちょっとくやしい。
南海で和歌山市まで行きます。南海鉄道は2013年に徳島へ行った時に使ったねー。船を使ったのが思い出深いねー。行き方を訊いた駅員さんが不器用にメモをとって渡してくれたのも思い出すねー。
ところで車窓から、和歌山の住宅を見て不思議に思った。日本全国、住宅の形には地域性が見えて「違うな~」と思うことが多いですが、和歌山の場合は理由がよくわからない。
瓦屋根、入母屋屋根、縦羽目板の住宅が多い。
大きい家が多い。そして少し古い。
新しい住宅地にも点在するし、小高い丘の中腹にもある。けっこうひんぱんにある。
これは――
うちの方だと、瓦屋根の家はだいぶ減っているし、その中でも入母屋造りはだいぶ珍しい。基本的にはお寺とか、大きな農家とかでしか使われない。縦羽目板の外張りはめったにない。
農家ではなさそう。農家だったら納屋とか作業場のために敷地が広いけれど、わりとどこも敷地いっぱいに建てられている。漁業でもないだろう。やっぱり作業場が必要だろうし、丘の中腹とか、住宅地など、海から遠いところにあるのも納得出来ない。
こういうおうちの生業は……?和歌山県はお金持ちが多い?だがおしなべて古めは古め。数十年前に建ったような家に見える。
不思議だ。――これはずーっと気になり、そして答えは出てない。羽目板張りに関しては、紀伊の国は木の国だから木材が豊富ってこと……?瓦は近くに産地があるのかなあ。
立派な家は、商家なのではないかと一応仮説を立ててみた。わたしは電車で移動しているのであまりこの辺りの街道感は感じ取れないのだが、大阪と和歌山を繋ぐ街道沿いで富裕だったとか?だが建って100年200年経ったような家ではないから、どうなんだろうなあ。
ここらへん、地元で民家の歴史を研究している人も絶対いると思う。そういう人がいてちょろっと教えてくれればスッキリするんだが。そううまくはいきません。この民家の謎を考えながら電車に乗っていました。
和歌山市駅そばのホテル。
和歌山市駅は南海鉄道の駅で、JR和歌山駅とは2キロ強離れている。つい最近10周年記念をむかえた新しい駅だそうです。

駅ビルと、並びにツタヤ図書館。駅前に図書館があるのはこないだの横手と同じです。いいねえ。駅前の立派な図書館。まあ自由に停められる駐車場はあった方がありがたいけど。
ホテルは和歌山市駅激近でした。駅から見えるので悩みません。ここが1泊5000円のホテルです。7000円のホテルと悩んで、安さに惹かれてこっちを選んだ。このホテルの選択が吉と出るか凶と出るか。
……結論としては、微妙に凶?
これはホテルではなくてわたしのせいです。わたしの基準としては、備品が古すぎたのよー。古いホテルだというのは口コミでわかっていたし、自分の基準内に収まるかどうか、いわばチャレンジだったわけですが、このチャレンジに破れました。「古い」と「古すぎる」のラインは人によるからね。
清潔さには問題ないと感じるんだけど、備品自体の古さが清潔さを半減させてしまうことがあるじゃないですか。什器の傷とか。絨毯のすりきれとか。チェックインして部屋を見たらだいぶテンションが下がってしまった。
この部屋に5泊かー。今となっては1万円の差なら向こうの7000円のホテルに泊まった方が良かった。バイキングの朝食もついていたんだし。なんだったら最初から、3泊と2泊でホテルを分けて、保険をかけておくって方法もあったかもねー。
……でも結局、その日そこらへんをうろついて、2度目に戻ってくる時あたりには心構えが出来て慣れました。ビジネスホテルにしては大きい冷蔵庫が入っていたのはありがたかった。今回けっこうフルーツやらお弁当やらお水やら、たくさん買ったのでビジネスホテルにありがちなサイズの冷蔵庫だと入らなかったかもしれない。
とはいえ、また5000円か7000円のホテルかを選ぶとしたら7000円を選びます。わたしもかなりイイトシなので、そこまでチャレンジしなくてもいいだろう。でもその場になったらまたチャレンジしちゃうんだろうなあ。
キーノ、大好き!
とはいえ、宿の位置としては和歌山市駅側にしたのは成功だったと思う。
なにしろ「キーノ」の使い勝手が良かったのよ!
キーノとは駅ビル。飲食店とちいさいスーパー+お土産品、その他(証券会社やクリニックなど)がいろいろ入った商業施設で、新しいからきれい。
そして数軒ある飲食店が入りやすかった!5泊のうち、夕食3回は「厚切りとんかつ よし平」「プロント」「ラーメン丈六」で取りました。他に、ちょっと高いけど「蒸しダイニング MusuMusu」に行きたかったし、「ギャートル」「勘八屋」にも行ってもいいなと思っていたけど、「MusuMusu」は行こうと思った日に定休日、他のお店には行くチャンスがなく残念。
そして1Fに入っている「ロックスターファームズ」というスーパーマーケット(?)が本当に使い勝手が良かった!魚、野菜はあれども、それ以上にご当地のお土産とか少し価格帯の高いお弁当やお惣菜とかが豊富なオシャレスーパーマーケット。わたしはここに通いまくりました。毎日行って何かしら買ってた。JR和歌山駅そばには成城石井もあったけれども、こっちの品ぞろえの方が面白かった。
ここに通えたのは楽しかった。
他に、ツタヤ図書館もうろうろ出来たし、バスの便も良かったので、和歌山市駅側に宿を取るのはおすすめ。でもわたしが泊まったホテルはちょっとおすすめできないしなあ。
――ああっ!ワカヤマ第2冨士ホテルにすればチャレンジは成功だったはずだ!こちらはお値段お安くてきれいじゃないですか!
でもさすがにこれが候補に出て来て見逃すとは思えないから、あの時間が迫ったタイミングでは空室がなかったのかもしれませんね。あるいはもっと高かったか。うーん、ちょっと口惜しい。

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