いろいろ徒然

◎デジタル機器苦手な人が、わけがわからないなりに100円ショップでモバイルバッテリーを買ってみました。

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基本的に、モバイルフォンとはかなり疎遠なamairoです。

ケータイを持ったのは周りの人よりかなり遅かったし、1台目のケータイを数年、2台目のケータイは10年ほど使い、そしてスマホに変えたのは4年前。驚きの遅さですね。サンドウィッチマンの伊達さんには負けるけど。

スマホは便利ですね!使い始めは面白くて、(ケータイに比較して)けっこうハマっていた。

とはいえ、使いこなせているとはとても言えず、相変わらず疎遠は疎遠です。なので、今までバッテリーが必要だと思ったことはなかった。が、このスマホも4年近く使い、近頃若干充電の減る速度が速くなってきました。場合によっては1日もたない時があります。ちょっと不便。スマホ買い替えだろうか。

 

バッテリー、という解決法があることに気づきます。

「そういえば、世の中にはモバイルバッテリーというものがある!」と気づきます。それまでそんな解決法があることすら視界に入っていなかった……。

モバイルバッテリー。Amazonで探してみたら、思ったより安かったです。そこそこ使えそうなヤツで2000円未満というものもけっこうある。ここから何か選ぼうか、と思って探してみたのですが……あまりにもいっぱいありすぎて、何を選んでいいかわからない!

何を選んでいいかわからないのは、数字とアルファベットが並びすぎているからです。

USB DC5V 2.1A
USB Micro-B DC5V/1.8A
3200mAh/2.1A

……もうこんなん並んでいると、それだけで目を背けたくなる。1行目のUSBと2行目のUSBの違いって何?mAhの数値って何のことなの?まるで呪文。

思ってもみなかったことですが、モバイルバッテリーってそれぞれ接続出来るスマホが決まってるんですか?専用のケーブルが必要らしい?自分のスマホに合うケーブルってどんなん?

こういうことがものすごいハードルなんです、わたしにとって。モバイルバッテリーを買うという高い山がわたしの前に立ちはだかる……

 

はっ!こういう時の味方は100均かもしれない!

そういえば100円ショップに、スマホ装備がたくさんありました。興味がないので全然しっかり見たことはなかったですが。「今時は100円でいろいろ買える時代なんだなー」と横目で見てただけ。でも、もしかしたらあるのか?100円ショップに?まさかバッテリーまで?

ネットで調べると、……ありますよ。バッテリー。こんなものまで100円ショップに!

が、さすがに100円では売ってないようで、300円~500円くらい。でも実はわたしはバッテリーとアダプターの違いがよくわかってないし、ケーブルがどうのとも書いてあるし、種類いろいろありそうだし……困る。

買うべきは充電器?
充電器+アダプター?
充電器+アダプター+ケーブル?

判らない時は電気屋さんで店員さんに訊いて買うことが正道でしょうが、あまりに知識がなさすぎて恥ずかしくて訊けない。とりあえず100円ショップに行ってみよう。安価な何か(充電器かアダプターか……)を買ってみて、自分のスマホで使えるかやってみよう。

 

※話がややこしくなるので、ここで種明かしをしておきますが、この時点でamairoは充電器=バッテリーだと思っています。アダプターと充電器の区別もつかない上に、この無知さ加減……

以下の文章中の「充電器」はバッテリーのことを言っていると思ってください。

 

CAN☆DOで買ってきました。

1軒目のCAN☆DOにはなくて、2軒目のCAN☆DOで見つけたよ☆550円でした。
(開封する前に写真を撮るといったことは頭に浮かばない。)

同型の黒もあったはず。もう一つ別なタイプの充電器もあったはず。この白を選んだのは単なるフィーリング。全然吟味してません。CAN☆DOでもダイソーでもどっちでも良かったんですが、その日のルート的にCAN☆DOが行きやすかっただけです。

とりあえず充電器だろうと思うものを買ってきました。他にアダプターやケーブルが必要なのかもしれないが、それはあとから考える。

 

さて、使ってみましょう。

まず充電には、

1.電源から充電器本体への充電
2.充電器本体からスマホ(をはじめとするモバイル機器)への充電

という2方向の充電が必要です。

この図の上(本製品の充電)と下(デバイス機器の充電)ですね。写真が見にくくてすみません。

まず上の方。本体の充電。

これは単に電源から充電器本体への充電の話なんですが……。
「USBポート搭載AC充電器」とか書かれると途端にわからなくなってくれるんですよね。だって充電器に充電器から充電するって変じゃないですか。ここで素直にコンセントから(アダプターを通して)充電するんだよって書いてくれないと意味がわからない。ぶつぶつ。

ケーブルはまあ付属のケーブルってことで大丈夫。

アダプターはスマホの付属品で、いつも充電の時使っているものを使ってみます。

これに充電器の付属ケーブルがハマるのでしょうか。繋げてみましょう。

おお!繋がりました!やったね!これで充電器への充電は大丈夫。とりあえず充電開始。

充電器本体への充電が完了しました。充電状態は4つのLEDが光って教えてくれます。満タンになったら4つ全部光ります。

次に下の方。デバイス機器(この場合スマホ)への充電。

さて次に、本題のスマホへの充電。ここがネックでした。
ケーブル。「お手持ちの機器に対応のケーブル」。ここで実に突き放された感が……。お手持ちの機器に対応のケーブルってどんなんだよ。もっとはっきり書いてくれよ。

とりあえず手元には普段スマホの充電の時に使っているケーブルしかありません。それを使ってスマホと充電器を繋げようとしてみる。……だが充電器にUSBケーブルが入らない。

この左右の穴、どちらかに繋げたいのだが……。

うーん。やはりそう来たか。そうすると次は充電器とスマホを繋ぐケーブルを手に入れなきゃいけないわけだな。しかしこういうの、なんで規格を統一で作ってくれないんでしょうね?いちいち形を変えて、利便性が悪いのなんのって。もっとユーザーのことを考えんかい!

しかし買いに行く前に、念のため、家人にそういうケーブルを持ってないか訊いてみました。そして見てもらったところ、手持ちのケーブルで充電器と繋がりました!

先ほど自分でやって出来なかったのは、おっかなびっくりだったせいで、本来入るはずのところを「入らない」と勘違いしてたからのようです。
――だってさー。ネットで散々「無理に入れると壊れるので、入らない時は絶対に無理に入れないように」って書いてあったんだもん。USBって裏表があって、それでなくてもわかりにくいのに。何度か試してダメだったらあきらめますやん?

と、グチグチいいましたが、結果的に充電器本体への充電も、充電器からスマホへの充電も問題なく出来ました。めでたい!

 

使用感。

あくまでも体感でのお話ですが、この充電器はやはり性能においては最小限のようです。

充電器本体への充電は3時間とのことですが、もう少しかかりそうなイメージ。

スマホへの充電も、だいぶゆっくりな感じ。わたしは使いながら充電するので余計遅いのかもしれません。ちなみに使いながらの充電は推奨されてない気がする。

量的には、充電器を満タンにしてスマホ充電1回分でしょうか。ガンガン使う人は、もっと蓄電量が大きく、急速充電をうたったものじゃないと使い勝手が悪い気がします。

とはいえ、わたしの場合はあと20%程度の充電を補ってくれればいいのだし、それも毎日のことではないので、このくらいの性能で十分だと思いました。使ったことでなるほどと納得出来たのを考えると、550円の勉強代というのもお得だった。買って良かった商品となります。

毎日使う人だったら、同じものを2個買って、交代させて使うと使いやすいと思います。2個買っても1100円ですからね。

 

ちなみにわたしは白を買って、2度目の使用にして早速、傷・ヨゴレがついたので、気になる人は黒を買った方がいいかもしれません。わたしはあんまり気にしないけど、まあ2回目に傷ついたのは多少残念でした。

 

その他、今さら調べたこと。(先に調べとけよ……)

「mAh」とは何か。

ところでいまさら調べましたが、「mAh」というのは何の単位かといいますと、

m=ミリ
A=アンペア
h=アワー

で、「放電容量」=そのバッテリーがどのくらいの容量を持っているか、ということらしいです。この製品は5000mAhですから、まあまあ中くらいらしい。

世の中には3タイプ(以上)のUSBがある。

3wayUSBマルチケーブルという商品を発見しました!

lightning
type-c
micro USB

この3種類のUSBが3又のケーブルになっているらしい。商品画面でそれぞれの画像が確認できます。あー、これはありがたい。目で見るとわかりやすい。lightningはipadのヤツだなー。type-Cが普通のヤツで。micro USBはよくわからないけど、デジカメについているヤツかな。なるほど。こういうのにそれぞれ対応するものが必要なんですね。

さらに調べてみたら7種類(以上)ありました……。

『USB』の違いってなに? Type-C、micro USB、USB3.0など各ケーブルと対応機種は…

なんでこんなことに……。なんで統一してくれないんだ。各会社が勝手に開発してユーザーはそれに合わせろって不親切すぎるだろー。もう少しデジタル苦手な人にも優しい社会にだね……

まだ解けない謎。

調べてる過程で「USB充電器とモバイルバッテリーがひとつになりました」という文章にぶちあたったんだけど、……充電器とモバイルバッテリーって……違うの?

え?バッテリーは蓄電池?充電器は蓄電池を充電するために使用する機器……?
ええ~?

……あ、そうか。エネループを充電する時に使うのが「充電器」か。それは持ってる。それはわかる。エネループがバッテリーってことか。エネループから電気を取って電化製品を(この場合スマホを)使うのか。

……ああ~。そうだったのねへへへへへぇ~……。納得。

今の今まで、充電器=バッテリーだと思ってた人が真実を知りました。それも知らなかったんだから、そりゃ何がなんだかわからないわ。生活に役立たないことはわりと知っているが、役に立つことはほとんど知らないamairoです。

 

めでたし。

今回、モバイルバッテリーを買ったことをきっかけに、

電池残量を気にせずにスマホが使えるようになり、
USBにたくさんの種類があることを知り(そして3種類の形を知り)、
バッテリーと充電器が別物であることを知りました。

当初の目的はスマホの充電を何とかしたい、という一点だけであったのですが、それに付属して知識がついてきた。買って使ってみないと、まったく手がかりがないままだったと思うので、買って良かった。550円で良いお勉強をしました。

試しに買ってみる方、ちょっと回復すれば良い方、2個買って交互に使いたい方にはおすすめです。

 

追記:その後さらに使ったところ、この記事を書いた時点で思っていたより性能が若干高いような気がしてきました。バッテリーを満タンにすればスマホ1回分以上の充電が出来そうです。表示は5000mAhの放電容量なので、わたしのスマホは2回分くらい充電が出来る筈なのですが、2回とまではいかなくても1.5回くらいは大丈夫そう。

さらに、LED4つめから3つめに充電が減った時以降、あっという間にバッテリーの充電がなくなるイメージだったのですが、複数回使用後、そこまであっという間ではなくなった感触です。

……そして大事な注意点ですが、バッテリーとスマホを繋ぐケーブルを携帯するのを忘れると、バッテリーはただの白いカードになるので気をつけてください!バッテリーを持って行って、これで電池量を気にせずに済む♪と豊かな気分でいて、ケーブルを忘れた時のがっかり感といったら……。

ご注意ください。

 

 

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