(写真はイメージを借りました。どこの鉄道かわかりません。)
わたしは鉄オタではありませんが。
だが、乗り物の中では鉄道に一番親和性を感じる。それも新幹線や豪華列車には興味がなくて、鈍行(もう死語ですね)が好き。居眠りをしながら、乗り降りの人を見ながら、車窓の風景を見ながら――普通列車でだらっと坐っているのが好きなんです。
しかしこないだ青森県西部のルート検討会をしてみて、ここに鉄道の旅を組み込むのは難しいなと思った。この地方では津軽鉄道と五能線に乗ってみたかったのですが、鉄道に乗ろうとしなければ3泊4日でスケジューリング出来るのに対して、津軽鉄道と五能線を組み込むとなると、5泊6日、6泊7日になってしまいそうだからです。津軽鉄道と五能線は諦めました。
が、どうも後ろ髪を引かれる。
まあ単なるルート検討会に後ろ髪を引かれるも何もないのですが、計画だけだからこそ、かなり実現の難しいルートを検討してもいい筈だ!現実的ではありませんが、心ゆくまでローカル鉄道を使って回ったらどうなるか?ということを考えてみたいと思います。
北東北の地方鉄道めぐり。
地方鉄道とはいったが、実はわたしは地方鉄道の定義をよくわかっていません。wikiを見ても難しくてサッパリ。JRは入らないのかと思っていたのですが、JRも含めてのようですね?
まあ定義はおいておいて、wikiに乗っていたリストから北東北――青森、岩手、秋田の3県にあるという地方鉄道を拾って行きます。
青い森鉄道(青森)
弘南鉄道(青森)
津軽鉄道(青森)
IGRいわて銀河鉄道(岩手)
三陸鉄道(岩手)
由利高原鉄道(秋田)
秋田内陸縦貫鉄道(秋田)
この中で今回調べて初めて知ったのは、弘南鉄道、由利高原鉄道、IGRいわて銀河鉄道の存在。多少なりとも鉄道に興味があるわたしでも聞いたことがないということは、知名度はあまりないんじゃないかなあ。
これを全部。……ま、現実には無理ですが、これを一周で回ってしまおうという。
ただ各鉄道の起点駅から終点駅まで全て乗って、ということになると机上の空論でもさすがにイヤになる気がするので、まあ一部でも乗っていればいいものとする。繋ぐのが難しい路線が多々ありますから。
さらに個人的に五能線と奥羽本線、陸羽東線にも乗りたい。……けっこう大変ですよ。そう考えると。本当は沿線で途中下車しながらのんびりと周りたいけれども、そういうことをしていると、1週間でも無理なんじゃないだろうか。
なお、ルートの出発点・帰着点は仙台です。
三陸鉄道。
北東北の地方鉄道といえば筆頭は三陸鉄道といっていいんじゃないでしょうか。「あまちゃん」でかなり有名になったと思います。ここは外せません。
三陸鉄道は、宮城県に近い岩手県南部に位置する大船渡市から青森県に近い久慈市まで、岩手県の沿岸を延々走る長い鉄道。震災から復活したニュースを見た時は感涙しました。
岩手県って実は面積において47都道府県中、北海道に次いで二位。広いんですよ。この路線を南から北まで全部乗ったら相当ですよー。釜石と宮古の乗り換え2回で、ほぼ4時間半かかります。けっこうな長距離。
普通運賃は3780円。2日間有効の全線フリー切符が6100円。
……が、実はこの三陸鉄道へ行くまでが遠い。
本来遠い上に、現在は一ノ関駅から大船渡駅までの間はバスの代行輸送なので時間もかかるしねえ。
そこで、大船渡までバスで行きます。
地方鉄道を乗り尽くすというコースなのに、出発点から最初の目的地に鉄道で行かないというのは忸怩たるものはあります。が、何しろ遠い。昔、仙台-函館間を青春18きっぷで行ったことがあるせいで、東北本線は一度走ってるから執着も薄いし。
仙台-大船渡の長距離バスは本数も少ないです。
7:20仙台発、終点大船渡サンリアショッピンセンター着11:09。約4時間、2600円。
こちらで昼食をとります。盛駅での三陸鉄道との接続は13:00なので、時間的にもちょうどいい。盛駅の周りにはいくつもレストラン、食堂があるので困らなさそうです。イタリアンの「ポルコ・ロッソ」、ハンバーガーの「THE BURGER HEARTS」が気になる。
残りの時間はすぐそばの天神山公園に行って、天満宮、天照御祖神社、啄木歌碑などを見てきましょう。ここから町を見下ろせる予感。
13:00に盛駅発。三陸鉄道乗車。
釜石で乗り換えて宮古着15:31。
本当はさらに北上して久慈まで行ければベストなのですが、久慈まで行くとそこから八戸にしか行けないんですよねー。ここは涙を呑んで三陸鉄道を宮古で降りる。
盛駅ー宮古駅間は一日片道乗車券で2310円。これ、普通運賃と同じですね。途中で降りる予定もないけど、釜石駅の乗り換えが20分くらいあるので、釜石駅前は歩いてみたいかな。途中下車が出来る一日片道乗車券を買うのが吉。
宮古で観光をすることも出来ます。レンタサイクルがあるので、浄土が浜へ行くことも可能。ここで晩ご飯まで食べられると良かったのですが、宮古から盛岡へ行く便はバスにしても電車にしても18時過ぎが最終でした。ゆっくり晩ご飯は無理。
宮古駅18:08発、盛岡駅20:40着。前に宮古に来た時はバスだったから、JR山田線に乗るのは初。
盛岡で泊まります。1日目終了。
IGRいわて銀河鉄道&青い森鉄道。
盛岡から、次はIGRいわて銀河鉄道へ。
IGRいわて銀河鉄道と青い森鉄道は接続しているようなんですよね。これはありがたい。ありがたいが、サイトに二社共通の運賃表と時刻表を出しておいてくれるともっとありがたい……。
IGRいわて銀河鉄道はこんな区間。
青い森鉄道はこんな区間。
この二つが繋がってわたしたちを盛岡から青森まで運んでくれます。
IGRいわて銀河鉄道は、
季節によっては(7月半ばから10月いっぱいまで)盛岡ー青森間の片道一方通行券が3500円で利用できるようです。青森割引切符。途中下車可。
普通運賃だと盛岡から、青い森鉄道の起点の目時(めとき)駅まで2420円。
青い森鉄道は、
土日祝日とGW、夏休みの大部分(除外日あり)、年末年始の2週間くらいが期間の
「青い森ワンデーパス」といお得チケットが2100円で利用出来るようです。
普通運賃だと目時から青森まで3170円。100キロ以上だから途中下車も出来るはず。多分。
盛岡に泊まって翌朝、まあのんびり気味でもいいかなあ。
盛岡駅9:13発。二戸駅10:22着。
途中下車して二戸で観光したいんですよ。こんな時でもなければ来る機会がない。
九戸城跡へ行って、
二戸市埋蔵文化財センターへ行って、
お昼ごはんを食べて、
時間が余れば馬仙峡、「2door」というお土産屋さんに行きたい。
二戸では数年前に満を持してレンタサイクル事業を発足させてくれているようですから、それを借りられれば大丈夫でしょう。
二戸駅14:03発、八戸駅14:41着。
八戸は一度来ているけれども町の中心は歩いたことがないので次の電車を2時間後にして歩くべきか。
それとも着いてすぐの八戸駅14:45発の電車に乗って青森に向かうべきか。その場合浅虫温泉駅で降りて浅虫水族館に行くことも可能です。時間的にイルカのショーは見られないけれど。でも入場料1030円ならイルカのショーを見損ねてもまあいいかなあ。
二戸の観光を4時間半からちょっと短くするか、
八戸でちょっとぶらぶらするか、
浅虫温泉の水族館に寄るか。
やりたいことに対して時間が足りないアクティビティは確実に満足度を下げるのでやりたくないなあ。
盛岡発を7:32にした方がいいかもねえ。早起きだが、眠かったら電車で寝てればいいのも電車旅のいいところ。そしたら二戸に8:42に着いて、二戸を出るのは12:42発。観光には十分。お昼も食べられる。八戸13:22着。そのまま八戸駅13:26発の電車へ乗り変えして、浅虫温泉に14:35着。
水族館は駅からすぐやし、イルカのショーの最終も15:30だから間に合うな。これにしよう。
浅虫温泉に泊まってもいいし、泊まらなくても夜ご飯くらい食べて行ってもいい。その辺は流動的に。いずれにしろ青森市まではあと20分ですもの。どうにでもなる。
しかし宿の取りやすさを考えればやはりこの日の宿は青森かな。
いや、翌日の効率を考えて弘前まで行くのもありかな。その方がスケジュールとしてすっきりする。うーん。青森泊まりか弘前泊まりか。気分としては青森泊まりだけれど、翌日の行動開始時間を考えて、まあ弘前で泊まりますか。青森からJRで45分移動。680円。
2日目終了。
弘南線。
この日は3日目。弘前から伸びる短い2路線の弘南線と大鰐線へ。
弘南線と大鰐線は突き当り路線。他にどことも連絡しないので、乗ろうと思えば、行って帰って来るしかない。行って帰って来るだけというのもつまらないので、途中下車しましょうか。
弘南線は観光の目玉があります。それは田舎館村の田んぼアート!
田んぼアート in 田舎館村。
今では全国各地で行われている田んぼアート、ここ田舎館村が最初期の一つ。行ったことはないんですけ季節になると地元の新聞に載りますからね。存在は知っています。年々の進化具合に感心する。
このサイトが面白く、わたしはたまに訪れています。役場のサイトは押しなべてわかりにくく無味乾燥なものが多いなか、田んぼアートにこれほど注力するとは……!担当者の方、えらいぞ!
このページでは経年変化が一目でわかって面白い。1回目から9回目までは絵柄はずっと同じ岩木山(というか個別識別が出来ないただの三角)。10回目でもうちょっと複雑なデザインになりました。今までずっと同じデザインだったのを変えたのは挑戦だけど、でもまだ普通。
11回目にモナリザを選択したことが大英断だったですね!これが成功したことで道筋がついた。翌年は棟方志功です。急にデザインの向上を感じる。遠近法を取り入れ、デザインもどんどん細かくなってきて……毎年毎年、より上を目指す。
わたしが一番好きなのは平成21年度、第17回の「戦国武将とナポレオン」です。突然ナポレオンを持って来るところも面白いし、何より作品自体の完成度がね!これほんとに田んぼアート?看板じゃなく?と疑う立体感。すげー、と思わず目を瞠る。
その後は第二会場が作られ、全国的にも名が知られるようになり。ここ数年こそコロナで規模は縮小しているようですが、その分コンディションがクリアになった時にはどかんとやってくれるだろうと期待しています!
ちなみに写真のところをクリックすると、各年度それぞれの進捗具合を追う定点観測写真になっていてこれが面白いの。クリックをし続けると、あたかもアニメのよう。そこに添えられた職員さんの一言も味わいがあって好きだわー。
この写真を見ると一番の見頃は8月1日前後の1ヶ月くらいのようですね。遅くても9月のうちには見に行かないと刈り取りが始まってしまいそう。これは季節を合わせて行かなければ。
田舎館村は田んぼアートの第一会場と第二会場の間に、無料のシャトルバスを走らせてくれているようです。これが9席と少ないミニバス(ワゴン)ながら、30分に1回程度の頻度で運転しており利便性が高い。がんばってるなあと感じる。途中の埋蔵文化財センターにも寄ろうかなあ。これ寄ってるとけっこう時間がかかりますが。
田舎館村の観光はトータル2時間でいけるかなー。ここから弘前へ引き返すか、終点の黒石まで行くか。こういう機会でもなければ黒石市に行くこともないだろうしとか思うと、貧乏性のわたしは行っとかないと損なのではないかと、夜も7時間しか眠れない。
黒石駅から近い、庭の美しい金平成園にでも行きましょうか。そして少し遠回りして中町こみせ通りを通って駅まで戻る。城下町だったところなんですよね。合計2キロほどの範囲で歩いても、その雰囲気の一端くらいは見られるでしょう。
弘前に15時過ぎに戻り。弘南線は朝夕は30分に1本ほどですが、日中は1時間に1本の本数になるので時刻表を確認するの大事。
大鰐線。
弘前へ戻るのが夕方近くなりそうなので大鰐線は行って帰って来るだけにします。大鰐温泉が有名だそうなのですが。終点の大鰐駅へ着いてから電車が出るまでの20分間で駅前をうろうろする。運が良ければ駅前の足湯に浸かる。
弘前中央駅(弘前駅とは別)ー大鰐駅間、34分。運賃片道440円。
弘前へ遅くとも18時くらいには戻って来て、五所川原へと向かいます。その日は五所川原泊まり。
3日目終了。
津軽鉄道。
この日は4日目。
五所川原市からおおむね真北に向かって伸びる路線が津軽鉄道。
終点中里駅までおよそ45分、運賃870円。中里までは行かずに途中下車かなー。
津軽鉄道路線地図
ここを観光するとしたら王道は金木で太宰治記念館でしょうねえ……。でも太宰治が嫌いなわたしがそこを観光する意味があるのかないのか。
ちょっくらへそを曲げて、一つ先の芦野公園駅で降りましょうか。昔ながらの駅舎が残り、そこが雰囲気のいい喫茶店になっているようです。喫茶店でお茶なりして、あとは芦野胡の周囲をぶらぶら歩く。大きめの湖に見えましたが湖の中央に、徒歩で渡れる橋があるサイズ感なようです。
五所川原に戻って13時。ここから五能線に乗って東能代駅を目指します。
五能線。
いつかは乗ってみたい五能線。が、現在のところは豪雨災害の影響を受けて一部不通のようです。通常に戻ったと仮定して話を進めます。
五所川原と能代を結ぶ線だから五能線。わかりやすい。
(作業の都合上、十二湖を中継とした2枚の地図になってます・汗)
本当は途中の十二湖に泊まってハイキングをしたいんですよ。途中まではそのプランも考えましたが、電車の本数が少ないこと・荷物の存在を考えると大変億劫なプランになります。十二湖は出直そう。その時はレンタカーにしよう。
どうも五能線は「五能線だけを楽しむ」という覚悟のある人にしか向かないのではないか……と思い始めました。荷物がある場合、人口が少ないところの駅はコインロッカーや預かりどころがないという意味で鬼門です。
五所川原駅15:10発、東能代着18:00着。
ここから東の、鷹巣へ向かいます。
東能代駅18:30発、鷹巣駅18:53着。快速で。あ、地図では車での所要時間が表示されてる。
鷹巣に泊まります。ここも宿が限定されるところだが、一応候補は2ヶ所あって、何とかなると思う。
4日目終了。
秋田内陸縦貫鉄道(スマイルレール)。
この日は5日目。
秋田内陸縦貫鉄道については、つい最近まで存在を知らなかった。知ったのはこの動画からです。
多分、鉄オタ業界では知らぬ者がいないであろう――は言い過ぎかもしれませんが、相当有名なyoutuberであろうスーツ氏。しかし最初の動画(この動画ではありません)を見た時には「この人、何者?」と疑問しかなかった。
スーツ氏とは。
見たところは20代後半。声が訓練された人のものだから、アナウンサー?しかしアナウンサーとするとあまりにも癖が強い。実際、慣れるまではこの癖が受け入れられず、1回目2回目は見ようとして止め、を繰り返したもの。
1.2倍速の動画を上げてる?と本気で思ったほどの早口。こんな早口で台本を喋れるわけが……。いや、でも自分で喋ってるとしたらこのスピードすごくない?けっこう本格的なことを喋ってるよ?これってアフレコ?生レコ?
初めて見た時はたくさんの「?」が頭の中を駆け巡りました。なお、今に至るまで全ての疑問が解決されているわけではありません。
が、数十の動画を視聴するなかで見えてきたスーツ氏の人物像は、
ついこないだ(今年か去年)大学を卒業した。
鉄オタ。動画を撮るために日本全国を(信じられないくらいのフットワークで)飛び回る。
他に海外にも行く。初の海外旅行が日本からロンドンへ行くシベリア鉄道。
ヨーロッパの鉄道にも乗って、他にもいろいろ観光して、
たしかロンドンからファーストクラスでアメリカに渡り、日本へ帰って来る。
初海外ですよ。どーゆーこと?
なんてお金持ちなんだ!と思い、なんでお金持ちなんだ?と思う。
そしたら基本的にyoutubeで当てたからだそうですよ。
最初は食うや食わずやで日本一周の旅をして、その動画から人気が出たらしい。
(この辺は該当動画を見てないので推測だが)
戦略的に考えて売れる動画を撮り続け、順調に成長し、
自らを代表取締役とする会社を設立し、
数々の鉄道関係の大物たち(JRとか……)とコラボをし。
性格的には真面目で毒舌。落語で育ったような口ぶりで喋る。ファンも多いが、癖がある分アンチもまた多く、それを逆手にとった動画を作ったりする。本人の癖のあるキャラクターと鉄道に関する知識とそして鉄道愛が武器。
現在のわたしの理解ではこういう人です。間違っていたらすみません。
上にあげた動画は、そんなスーツ氏が秋田内陸縦貫鉄道とコラボをした時のもの。秋田内陸縦貫鉄道が誇る各種のイベント列車をほぼ全種類?連結して走らせるイベントを計画し、そのスポンサードまでしてしまうという無双ぶり。
スーツ氏は100万、200万を涼しい顔で払ってしまえる人ですが、ちょっとやそっとお金があったからって、こういうことに使う人は稀有でしょう。地方鉄道、多分例外なく経営は苦しいと思います。その経営を潤すイベント、動画で長く鉄道の広告にもなり、視聴者は鉄道と沿線の知識を得ることが出来、景色も楽しめる。乗っているスーツ氏自身は多分一番楽しい。全方位が幸せな素晴らしい企画です。
この時期だから人を集めることこそ出来ませんでしたが、そうでなかったら100人や200人すぐ集まって、単純な経済効果だけを考えても相当なイベントになったことでしょう。そしてこうして動画にすることで間接な、長く続く経済効果も生む。優勝です。
スーツ氏の動画には秋田内陸縦貫鉄道に関するものは他にもありますので、よろしければ検索してご覧ください。秋田内陸縦貫鉄道は次々にアイディアを繰り出して鉄道を刷新しているようですね。経営が厳しい地方鉄道ではなかなか難しいことだと思います。がんばってるなあと思う。
秋田内陸縦貫鉄道はこの辺り。
鷹巣駅10:05発、阿仁合駅11:05着。
阿仁合駅併設のレストラン、「こぐま亭」でお昼を食べましょう。ここは昔、名物の馬肉のシチュー・馬肉のハヤシライスが有名だったそうなのですが……今はメニューから消えているそう。残念。
ここには売店もあり、オリジナルグッズが買えるとのこと。
時間があったら阿仁郷土文化保存伝承館・異人館へも行きましょう。近くです。
阿仁合駅13:43発、終点角館駅15:10着。
片道寄り道きっぷで1800円、秋田内陸ワンデーパスで2500円。
角館から新幹線で帰ることにするから、時間的に秋田内陸縦貫鉄道であと1ヶ所くらい途中下車が出来そうです。後日検討。角館は2回行ったことがあるから観光はしなくてもいいかな。夜ご飯くらいは食べてもいいかも。
角館駅19:00頃出ると、仙台駅20:30頃着になります。約1万円。
5日目、終了。
以上、4泊5日のスケジュールになりました。
ふー、やれやれ。けっこう長かったですね。途中下車観光をしなければ3泊4日になるだろうけど、観光を全くしないというのもつまらないですからね。理想は「気が向いた駅でなんとなく降りてみる」だけど、地方鉄道の本数の少なさでそれをするのは難しい。
ともあれ、
三陸鉄道→IGRいわて銀河鉄道→青い森鉄道→弘前鉄道弘南線→弘前鉄道大鰐線→津軽鉄道→五能線→(奥羽本線)→秋田内陸縦貫鉄道→(秋田・東北新幹線)
以上で、北東北の地方鉄道をコンプリートし……って、ああっ!?由利高原鉄道を忘れてるやないか!本荘市から子吉川沿いに矢島駅まで伸びる由利高原鉄道を!
……まあヨイ。どうせ十二湖ハイキングを残している身だ。そして秋田内陸縦貫鉄道はほぼ通過しただけに等しいあっさり具合なので、あの辺をもっとうろうろしたい。これは3度目の正直にしないとダメなんだろうなあ。
十三湖のルート検討会で十二湖のトレッキングを組み込むことかなわず、今回の北東北地方鉄道コンプリートでも組み込めず。これには敗北感さえ感じます。もう仕方がないから、次はダイレクトに十二湖にアプローチ。……が、そこに「秋田内陸縦貫鉄道コッテリ」と、場所が何とも微妙な由利高原鉄道を組み込むとなるとまた苦労する予感しかしない。
がんばりましょう。
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