日本の歴史をどれくらいシンプルに説明出来るかに挑戦しています。
前回のレベル1~3では、日本の歴史を超大雑把に4つに分けました。
今回はもうちょっと細分化したいと思います!
レベル4。時代区分の順番を覚えましょう。
4つの時代を覚えるだけでいいと言ったのに、それをさらに細分化するとは裏切りですねー。ごめんねえ。
でも時代区分の順番は役に立つから!保証するよ。この順番を覚えてしまえば日本の歴史は半分覚えたのと同じ!
まず基本の大雑把な4つの区分がこれでしょ。
先史時代(文字記録以前)
貴族の時代
武士の時代
近代・現代
この4つは合計16の時代区分に分かれます。それぞれ均等に4つずつの時代区分にしたかったけど無理だった。だって最近、令和が増えちゃったじゃないですか。
一通り並べますね。
先史時代
(旧石器時代)
縄文時代
弥生時代
貴族の時代
古墳時代
飛鳥時代
奈良時代
平安時代
武士の時代
鎌倉時代
室町時代
戦国時代
江戸時代
近代・現代
明治
大正
昭和
平成
令和
これで16です!(旧石器時代を入れて)
こんな風に並んでても面白くもなんともないですねー。覚える気にならない。
でも時代区分を覚えるとっておきの方法があります。その方法とは!
レベル5。必殺替え歌作戦!
よくある方法ですが、これほんとに実効性ありますから。任せてください。
わたしが厳正に何曲もの歌を確認した結果、おそらく一番言葉がのりやすい歌が決まりました。それは……
「どんぐりころころ」です!
さあさあ、歌ってみましょう♪
縄文 弥生 古墳 飛鳥(どんぐりころころ どんぶりこ)
奈良 平安 鎌倉(おいけにはまって さあたいへん)
室町 戦国 江戸 明治(どじょうがでてきて こんにちは)
大正 昭和 平成 令和(ぼっちゃんいっしょに あそびましょう)
これがけっこう癖になる。
状況がゆるせば(周りに誰もいなければ)頭を左右に揺らしてリズムをとって、思い切り可愛く歌ってください。
コツは「平安」を「へいあーん」、「鎌倉」を「かまーくーらー」と伸ばしてリズムを整えること。
何度も歌っているうちに15の時代区分の順番が覚えられますよ!あ、旧石器時代は無視。日本の歴史において旧石器時代がすごく大事だとは思えない。
正直言うと、他の曲でも言葉をのせようとすればそれなりにのります。「さくらさくら」とか「チューリップ」とか。「アルプス一万尺」とか。のる歌を探すのもけっこう面白かった。
どんぐりころころを知らない人には。
外国人の方で「どんぐりころころ」のメロディを知らない方には「きらきらぼし」(Twinkle, twinkle, little star)もおすすめ。
じょうもん やよい こふん あすか( ド ド ソ ソ ラ ラ ソ )
なら へいあん かまくら( ファ ファ ミ ミ レ レ ド )
むろまち せんごく えど めいじ ( ソ ソ ファ ファ ミ ミ レ )
たいしょう しょうわ へいせい れいわ ( ソ ソ ファ ファ ミ ミ レ )
Happy happy I'm happy. ( ド ド ソ ソ ラ ラ ソ )
I can sing Japanese history. ( ファ ファ ミ ミ レ レ ド )
すこしゆっくり目に歌うと歌いやすいですよー。
念のため、ローマ字バージョンも載せておきます。
JOUMON YAYOI KOFUN ASUKA ( Do Do Sol Sol La La Sol )
NARA HEIAN KAMAKURA ( Fa Fa Mi Mi Re Re Do )
MUROMACHI SENGOKU EDO MEIJI ( Sol Sol Fa Fa Mi Mi Re )
TAISHOU SHOUWA HEISEI REIWA ( Sol Sol Fa Fa Mi Mi Re )
Happy happy I'm happy. ( Do Do Sol Sol La La Sol )
I can sing Japanese history. ( Fa Fa Mi Mi Re Re Do )
何度も歌って覚えましょう♪
時代区分は例えていうなら目次みたいなものです。実際教科書の目次ですけれども。
小説だと目次は読まない方が先の展開が見えなくていい気がするけど、概説書などだったら目次を最初に見た方が頭に入りやすい気がする。時代区分を覚えるのはそういうこと。
そして歴史はその時代区分だけの話ではありません。歴史とは人の物語。その「人の物語」を一つ一つ繋いでいくために、時代区分が役に立つのです。
関連記事