またレイクラインに乗ったところ、降りようとしたバス停の直前のアナウンスにて、
山陰合同銀行本社ビルからの展望がいいよ、と教えてもらったので登ってみました。無料。
この時間だが展望台は開いている。だが銀行としての建物はもう閉めているので
裏側から入ろうとしたわたしはガードマンさんに鍵を開けてもらう。
あとで湖側から撮った建物全体像。
周りに高い建物がないのでえらく立派に見える。
左端真ん中の平ったい銀色の建物が島根県立美術館。
展望台のことは知らなかったので、立ち寄れてちょっとお得な気がした。
レイクライン、ありがとう。
徒歩で、とある場所に向かいます。
途中、松江大橋。
源助柱記念碑。
ありがちな話ではあるが、松江大橋を建てるにあたり工事が難航したために、人柱を埋めたんだって。
人柱にされたのは、そのタイミングでたまたま通りかかった源助。
通りかかっただけで人柱にされてしまうというのが哀れでねえ……。せめてくじをひくとか。
誰にもお別れも言えないまま、問答無用で。
松江大橋のすぐそばに、その“とある場所”はあります。
松江おでん!
「おでん庄助」。食べログ見て、行きやすそうな場所と雰囲気と値段だったので、
ここで食べようと思っていたの。
ネタはまず、大根とキス団子と玉子と春菊。へー、おでんに春菊。
味はねえ、だいぶはっきりした甘辛味。まさに「牛筋と大根の煮込み」の味付け。
ご飯も多分進みます。今回はご飯なしだけど。
カウンターに座って、窓からはこんな景色。
桟橋に青鷺。前に来た時も鷺を見たな。松江は鷺なんだな。
パドリングをしている人もいた。
一皿目で十分オナカいっぱいなんだけど(この時点でまだ17:30)、
欲張ってもう一皿。牛筋とシイタケ。ふーん、シイタケ。
2個半、ってところがいいですね。
これでウーロン茶300円を含めて1290円。満足。
白飯も食べたかったが。入らない。
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だいぶ早めに夕飯を食べたのには訳があります。
宍道湖遊覧船「はくちょう号」。夕陽コース。
わたしが乗ったのは第2船着き場からで、
近づいて来る船を遠目に見て、観光客の老夫婦が船を引き寄せてる!と驚いたんだけど、
そのご夫婦は船のスタッフでした。いやまあ、そりゃそうですね。
でもまったくスタッフっぽい恰好ではなく、すごく普段着だったから。
松江大橋の下をくぐって湖に出る。
空港から松江へ来る時に反対側から見た嫁ヶ島。
鷺。やっぱり鷺。
日没に合わせての運行なので、夕陽の写真をそれはそれはたくさん撮りました。
バス運転手のおじさんが言った通り、ここんとこずっと曇りだったけど今日は快晴で夕陽も最高。
湖の中央まで船で行ったあと、「ここで日没まで停泊いたします。ご堪能下さい」という粋なはからい。
乗客みんなで夕陽に見入る。こんなにちゃんと見られるなんて思わなかった。
しかし正直、学校で昔習った「太陽を直接見ないよう注意しましょう」というのは真実だなと思った。
目がイタイ(^^;)。
日が沈んだ後、帰って来ました。
島根県立美術館はパレットを模した外観らしい。
なるほど。言われてみれば。
これは「おでん庄助」を川側から見たところ。
さっきまであそこに座って松江おでんを食べていた。
遊覧船は18:45に乗り込んで、同じところに19:30に帰着。
松江ご自慢の夕陽堪能。