フランス/France:2012

18.アルルへ。

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4泊したアヴィニョンを引き払い、アルルへ移動します。
とは言っても電車で20分(快速でかな?)くらいなんだけどね。

滞在をアヴィニョンとアルルにすることについては、少し迷った。
もう少し離れた町に拠点を移すならまだしも、この距離ならわざわざ引っ越さなくてもいい気はする。
でもわたしはカマルグ湿原に行きたかったので。

カマルグ湿原に行こうと思えば、アルルからバスしかない。バスで50分。
所要時間だけを見れば、アヴィニョンから行っても余裕で間に合うけれども、
バスの本数は一日に3本から5本だそうだ。
そうなると、やはり最寄りで宿を取っておくのが無難かと。
例えていえば、蔵王に行きたいフランス人が仙台から白石へホテルを移す、というような感じか。
まあアルルからなら、帰りの空港にも近いしね。

というわけで、アヴィニョンのホテルを8:00に出発。
電車で移動し、9:00にはアルルのホテルに着いていた。
アルルのホテルも駅に近い場所をとっていた。が、さすがにアヴィニョンのように
駅の隣というわけではなく、500メートル弱くらいは離れてますが。
到着が早いので部屋にはまだ入れず。荷物だけ預けて観光に出発。

……だが、アルルは実は、観光地としてはかなり物足りないかも……
もう少しがっつりした観光地だと思っていたのだが、一ヶ所一ヶ所がごく短時間で見終わる。
さくっと通り過ぎるだけ。

Constantine's Bath.

コンスタンティンの浴場跡。

Espace Van Gogh.

ゴッホの旧精神病院。園芸作業中につき、ゴッホの絵と同じアングルでは撮れなかった。
ここはギャラリーとして使われているらしく、小さい写真展が行われていたが食指が動かず。

St.Trophime church.

聖トロフィーム教会。ここは建物の彫刻で有名。

中くらいの規模の教会。ここの回廊も有名なはずなのだが……どこなんだろう。見当たらない。

この午前中でアルルの中心部をもう見終わった感じ。
とりあえずホテルにチェックイン出来る頃なので、一度ホテルに戻る。

Hotel Acacia.

ホテルアカシア。家族経営のホテルで、フロントにいた女の人はお腹が大きかった。
値段も安く、値段を考えれば部屋の狭さも気にならない。快適でした。

しばらく休み、13:00過ぎに外出。オナカすいた。

Cafe de la nuit.

お昼はカフェ・ヴァン・ゴッホで。
店の名前は「CAFE DE LA NUIT」とも書いてあるし、どっちやねん!と思うが、
まあどっちでもいいんでしょうね。
ゴッホの作品「夜のカフェテラス」のモデル。ここも観光名所の一種。

観光名所だけに、ここの値段は実は飛び抜けて高かった……。
値段をチェックせずに注文し(いつもの“本日の一皿”を頼んだので)、
無意識に他と似たような値段だと思っていたのだが、
他の店が1200円から1500円で出す本日の一皿がここは2000円強。
さらにデザートにタルトを頼んだもんだから、チップ込で3000円くらいの食事になりました。
しかもカードが使えないとさ。店の人の感じもあまり良くなかったので、
ここは印象が悪いな。お客さんが少ないのもわかる気がする。

料理は美味しかったのだが。イカの香草焼き。これもいい味だったし、
つけあわせも盛りだくさんで、特にじゃがいものクリーム煮が優しい味で美味かった。

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