今日はカマルグのジープツアー。
ツーリストオフィスの裏手に、何時だったか忘れたけど集合なので、8:20にホテルを出る。
ジープが来るまでけっこう待ちました。
外車は大きなものだと思っていたのに、ジープの内部は相当に狭く。
車高も高いので上り下り大変。座ってからも頭の上がすぐ天井で揺れると頭をぶつける。
総勢6名のツアー。左ハンドルの運転席に運転手さん、その後ろにわたし、
わたしの隣にアメリカ人の母と息子(?)、助手席にアメリカ人ご夫婦の奥さん、旦那さんは
最後尾の荷台改造の座席に進んで座ってくれて……相当に座り心地が悪そうだった。
Jeep tour in Camargue.
カマルグ湿原は風光明媚な場所で、国立自然保護地域。
フランスでは唯一フラミンゴが飛来するところだったかな?
フランスには珍しい稲作水田があるところでもある。
右側は水田。
しばらく草原の中の道路を通った後、ある農場でジープが止まる。
南フランスには闘牛文化があるのだけれど、ここの農場には小さい闘牛練習場があるんだって。
個人で闘牛練習場を持つのも珍しいだろうが、実はこの牧場主の息子が
ちょっと名の知られた闘牛士だそうだ。
近所の人っぽい人が30人くらい集まっていたので、何か行事があるのかもしれない。
カマルグ馬はみんな白馬なんだって。
この後、しばらく走った後また停まったんだけど、そこには乗馬牧場があった。
I wanted to do horse-riding....
1時間2000円弱くらいの値段だったので、すごく乗りたかったなあ……。
でもジープツアーの身の上なので無理。
ここに闘牛のポスターがあり、
このJUAN BAUTISTA(ホアン・バウティスタ)という人が、
さっきの闘牛練習場の持ち主の息子らしい。
その後はまた風光明媚な場所を走る。
いいなあ、乗馬してる……。
今回唯一見られたフラミンゴ。写真ではまあ大きめに写っているが、
肉眼ではかろうじて鳥?程度にしか見えない遠さ。
運転手兼ガイドのおじさんはちょいワル系(もう死語?)。
かなりブロークンな英語だった気がするけど、それがワタシには大変ありがたく、
半分くらいは理解出来た気がする。ただ、ブロークンすぎてワカラナイ時もあったが。
フランス人らしく物言いが少々皮肉めいている。
「あそこに野性の馬がいる。ここで車を停めよう。写真を撮るといい」
「それから野性の観光客も」
笑った。まあ乗っているこっちも野性の観光客ですけどね……。
おじさんの話は主に闘牛と、牛の値段に集中していた。
でも話は面白かったよ。相客の中で、朗らかな奥さんが主に話に相の手をいれてくれて、
おじさんもノレたみたいだ。もうリタイヤしていると言っていたから、70歳近いかな。
脇見しながら運転するので、少々はらはらしたけどね。