もう一度、秋吉台。
レンタカーに戻って、次に向かうのは――秋吉台。徒歩でも行ったけど、ここはもしかしてこの草原を車で走ると気持ちいいのでは?と思いついたので。

車を運転しながら写真を撮ることも出来なかったので、写真は展望台から撮ったものですが、ここを走るのはいい気分。春の緑の中なら最高だろうなあ。長者が森駐車場まで走って引き返す。今、地図を見てみると引き返さずにサファリランドの前を通って、別府弁天池まで行っても変わらなかったなあ。満足度が段違いだったのに。
長門へ行く……?
秋芳洞と秋吉台だけなら山口市からバスで行けただろうところ、レンタカーにしたのは別府弁天池にも行きたかったからです。10キロくらいあるから歩くのは無理だしね。
――しかしそれとは別に、湯田温泉を秋芳洞に向かって運転している時に、すごく気になったことがあった。それは「長門まで〇〇キロ」という看板が頻繁に出てくること。
ほんとはねー。長門の元乃隅神社にも行きたかったし、その近辺の千畳敷にも行きたかったのよ。だが途中で秋芳洞・秋吉台・別府弁天池に行ってからの、50キロ離れた長門観光は……自信がなかった。実際行ってみた今なら、多分可能だったろうと思うのですが、50キロを往復して何ヶ所も観光地を回るのはけっこう体力を削る。
走るだけなら平気でも「ピンポイントで目的地に着く」というのが大変なんですよね。近くまではカーナビさんが教えてくれても、すぐ「着きました」っていって放り出されちゃうし。一番助けて欲しいのは目的地のそばに行ってからなのに。駐車場までちゃんと面倒みんかい!
「長門まで24キロ」とかサインが出ると、24キロなら行けるか?と思えちゃいますよねー。実際行くだけならそんなに大変ではなく行けるはず。角島大橋も行けるだろうな。行くか。行かないか。……どうする?葛藤が胸の中に沸き起こる。
別府弁天池。
別府というと大分県の別府が有名ですが、ここにも別府がありました。温泉ではなくてここにあるのは池。

この青い池を見たかったんですよねー。
どうしてこんな青い色なんだろうね?ラムネみたいだね。紅葉の赤とのコントラストがきれいだね。
この池のそばにあるのは弁天様で、昔、水不足に悩んだ時に勧進したとのこと。
しまった……。せっかく行ったのにお水を飲んでくるのを忘れた。長寿と蓄財の水だそうです。多分弁天様だから、技芸の神でもありますよね。
ここにはニジマス料理を出してくれるお食事処があると、さっきのレンタカーのおにーさんが教えてくれた。行こうと思って楽しみにしていたのですが、臨時休業中だった。釣堀併設のお食事処だそうですね。少し長期の休みになるニュアンスだった気がするので、行く方は事前にご確認を。
雨が降って来た。早く車に戻ろう。
そして車に戻ったとたん、雨は強さを増し、あっという間に雹になる。雹?そこまで気温は低くないが……と思っている間に、すごい雹になる。やばいやばい。けっこう大きいよ!
この雹で、もしレンタカーがぼこぼこになったら、その修理代は誰がもつんだろう……と心配になる。だがまあしばらく経ったら止みました。あーよかった。見たところ車にも被害はないし。
だがこのおかげで長門を諦めることが出来た。きっと旅行のカミサマが「そんな遠くに行くのはやめとけ」とアドバイスしてくれている気がしたから。たしかに行くのには1時間だろうけど、現地で3時間、帰りに1時間となると、暗くなってきて焦りが出てくるかもしれないし。焦って疲れて事故ったら目も当てられない。
大人しく山口市へ戻りましょう。そもそも長門まで行かずとも、行くべきところは何ヶ所もあるんだ。
雪舟の庭、常栄寺。
常栄寺は、朝出発した湯田温泉より少し先。といっても5キロくらいですが。でも公共交通機関で行くのは多少不便なところなので、車で行けるのは良い。

広いお寺でした。

本堂のど真ん前に枯山水の庭を置くのは珍しい位置関係だと思う。なかなか素敵なお庭でした。でも多分こっちは雪舟作庭ではないんじゃないかな。雪舟の庭はこっち。

池と緑が美しい庭でした。背後の山まで登るとけっこうな範囲の池泉回遊式庭園。わたしは日和って山には登らず、池の周りをまわるだけでした。

わたし美術は好きなんですが、きれいな色を使った絵が好きなので、水墨画とかはそれほど興味がない。山口県立美術館の常設展に、雪舟が何枚かあった気がするけど、小粒だったような……。
常栄寺は1時間くらいいました。あ、そうだ、雨がしばらく降っていたから庭を見ながらしばらく旅メモを書いていたんですよね。ちょうどいい休憩&書きものの時間でした。さっきの雹といい、ここでの雨といい、わたしが屋根の下にいる時に降ってくれてありがたい。
常栄寺を15:00に出ます。次は山口市中心部まで戻って、山口市観光の目玉である瑠璃光寺へ。

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