曜変天目について検索していたら、こんなものを見つけました。
[戸田屋商店]手ぬぐい 曜変天目茶碗(ようへんてんもくちゃわん) 手ぬぐい(手拭い)・風呂敷(ふろしき)・扇子専門店
かわいいー。これは考えましたねー。素敵なデザイン。欲しくなっちゃうなあ。
手ぬぐいの進化。
実用としてはタオルにすっかり圧倒されている感のある手ぬぐいですが、わたしはけっこう好き。手ぬぐいもひっそりと(?)進化しており、かわいいものがいっぱい出ています。お手頃価格で場所もとらず、コレクター魂に危うく火がつきそうになる。
わたしが推すのは、インテリアとしての手ぬぐい。
手ぬぐいというと総柄というか小紋柄というか、小さい模様が全体的に散りばめられているデザインのイメージが強いかも。しかし近年、一枚絵になっている手ぬぐいも多いんですよね。
先の曜変天目の手ぬぐいもそうですが、たとえばこんな感じ。
わたしが好きな「濱文様」さんでは「絵てぬぐい」シリーズとして、総柄の手ぬぐいとは別立てにしてイラスト柄を取り扱っています。これはもちろん、実用に使ってもいいんですけど、基本的にディスプレイのためのデザイン。
手ぬぐいを飾る。これ、ちょっといいかなと思います。
何か絵でも飾ろうか。と思った時に、どこへ行って何を選べばいいか迷う。絵はがき大程度ならなんでも選べるけど、少し大きめの画面が欲しいなと思うと、それなりの値段がする。それなりに値段がするものだと、一度買ってしまうと飾らなきゃ!と思ってしまうし、架け替えるのも躊躇する。
それに対して絵てぬぐいは、店頭にしてもネットにしても、それなりのテンプレの中から選べるので選びやすいし、お値段も1100円~2000円。何より買ってみて部屋の雰囲気に合わなかったら、食器拭きなりホコリよけなり実用にすればいいという。この気軽さがありがたい。
うちにも壁があれば飾りたいんだけどなあ……。
季節感を出すか。オブジェとして考えるか。
絵てぬぐいは、いろいろなジャンルが選べます。
イベントど真ん中のアイテムとして。
季節感の演出。
和風感。
意外にモダン。
総柄。
キャラクター。
〇イベントど真ん中。
【3枚以上で送料無料】絵てぬぐい「ほほえみ雛かざり」春柄 縦型 濱文様 生地 日本製
お正月とか、今だったら七夕とか。イベントごとに小物をそろえるとけっこうかさばりますが、手ぬぐい1枚だったら手軽。クリスマスやハロウィーン柄なども豊富です。
〇季節もの。
手ぬぐいはそもそも和物。なのでデザインの基本は季節感です。日本人が季節感を大事にするところって素晴らしいと思うんですよね。自然を身近に感じ、愛しているという証拠だから。これは将来まで末永く、全ての日本人に継承されてほしい。
季節感は茶道の設えの基本でもありますね。なお、こういう季節感は少々先取りが正しいらしい。お洋服なんかもそうですね。でもファッションで季節感を先取りしすぎて、9月頃、まだまだ長袖が着られないほど暑い時にファーのブーツなんか履いてるのを見るとがっかりしますが。
〇和風感。
手軽な和風感を漂わせたい時に、絵てぬぐいのタペストリはぴったり。
床の間があるようなきっちりとした和室に、べったり和風のものはあまりつきすぎて逆に似合わないかもしれませんね。和室にはむしろ洋風のテイストのものを、洋室には和風味が強いものをという方が合うかも。
〇意外にモダン。
わたしが伝統柄を好むだけで、モダン柄もたくさん。
にじゆら 注染絵手拭い 「GARDEN TREE ブルー (作家:山本祐布子)」 【メール便OK】y
【絵手ぬぐい 切子硝子】【注染】【気音間-kenema-】夏柄てぬぐい グラス
〇総柄・小紋柄
総柄、小紋柄も柄によってはタペストリに出来ると思います。が、手ぬぐいそのものの絵柄に任せきれない分、少しハードルが高いかもしれませんね。かける場所にぴったり似合うものが選べれば効果的だと思いますが……
とまとまトマト 濱文様 てぬぐい 絵てぬぐい タペストリー 季節柄 横浜捺染 伝統技術 とまと モダン インテリア 壁掛け 綿100% 吸水 ハンカチ 汗ふき 汗っかき 手ぬぐい 手拭い 包み
〇キャラクター
インテリアとして素敵か、という観点だと「うーん、どうだろう……」と言わざるを得ないのですが、カワイイものが描いてあるものには、人間どうしてもヨワイですよねー。タペストリーとしては難しいので、購入は悩むが。
か、かわいい……。
飾る時は額が一番すてきかも。
手ぬぐいをタペストリーとして飾る場合、大きく分けて額とタペストリー棒という2つの選択肢があるかと思います。
手ぬぐいにぴったり合うサイズの額を売っています。細長いの。たとえばこんな感じ。
けっこうお安いですね。5000円くらいはするのかと思っていた。2000円くらいからあります。が、商品によって質感にかなり違いがあると思われるので、本当は実際に見て買った方がいいですね。
色は、好みや掛ける場所、もちろん本体にもよりますが、黒、あるいはダークブラウンがいいかなーと思います。特に和柄は。白木と黒と2つあったら完璧。
タペストリー棒はこんな感じのもの。
一応リンクは貼りましたが、これがいいかどうかは不明です。
タペストリー棒は吟味して買った方がいいです。わたしは一度、1000円くらいで買ったことがあるのですが、それは形が決まらなくてかっこ悪かったですね。きっちりとホールド出来るものがおすすめです。
が、棒は、横型の手ぬぐいに対応できないのが弱点。しかしながら幅のバランスさえ許せば、手ぬぐい以外のサイズの布にも対応出来るのが強み。一長一短ですね。あ、棒の方を使う時は手ぬぐいにアイロンがけ必須。
額は、手ぬぐい以外に絵はがきサイズのものを複数並べて入れるなんてことも出来そう。壁があるおうちで、そんなところにも気を配れるような優雅な暮らしがしてみたいものです。
手ぬぐいが買える場所。
数年前の情報で、もしかしたら品ぞろえが変わっているかもしれませんが、絵てぬぐいを扱っているお店で覚えているのは、
名取の柳生の森にある和雑貨・フォトスタジオなごみさん。
変わっていなければこのお店には店猫さんがいます。運が良ければ会えて、ちょこっともふもふ出来ます。
あとは名取イオンモール内 倭物やカヤ
にあったと思います。多分他にもあるだろうけど、近辺でわたしが知っているのはこのくらい。
ちょっと面白い絵てぬぐいの世界、覗いてみてください。
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