いやー、最初からわかってはいましたが島の数が多い。
渡嘉敷島
座間味島
渡名喜島
久米島
宮古島
石垣島
竹富島
西表島
波照間島
与那国島
10個(島の数え方って「個」?)……観光として主なものだけでも10の島がある。今回、島めぐりのルートを検討してみましたが、やはり一度の旅で全部の島を廻るのは単に目的地にチェックマークを入れるだけの、オリエンテーリングに堕してしまうのではないでしょうか。
オリエンテーリングにならないために。
沖縄の島は2回に分けます。これが3回に分けられたらさらにベストかもしれないが、まあ最低2回。
本島・慶良間諸島・渡名喜島・久米島コース。
まず本島に近い島のグループで、本島in、本島outのコース。
久米島から直接飛行機で関空なり羽田なりに飛べればその方が日程的に楽になる可能性はあるかもしれないが、通常のフライトスケジュールでは久米島から那覇にしか飛ばないらしい。
出発は本島。……沖縄本島の観光もちゃんと検討したら1週間ということになりそうですので、今回は本島観光とは切り離します。しかし実際にはわざわざ沖縄まで行って本島を全然見ないというのも難しかろう。
1日目。
まずは仙台から移動です。航空運賃はシーズンや何日前にチケットを取るかで相当変わるものなので、なるべく早く取るに越したことはない。わたしはここ数年、国内移動はピーチ一択なのですが、今チェックしたところ現在は残席無し。来年の9月まで残席無し。
わたしは航空会社の予約は一律2ヶ月前からだと思っていましたが、各航空会社によってばらばらなんだそうですね!初めて知った。ここは統一してくれた方が利用者は有難いところじゃないだろうか。会社によっては330日前、350日前から受け付けることもあるそうです。早割75だと半額以下になることもありそう。
現時点だと直行便ではANAの28000円くらいが最安値なのかなー。ピーチだと関空経由で2万円切ると思います。ただ仙台ー関空乗り換えー沖縄だと接続によっては……7,8時間かかります。直行便だと3時間半。ただ3時間半だと飛行機としては長時間でツライことはツライ。その時の出発時間と航空運賃によっては関空乗り換えというのも視野に入って来るかも。
直行便が朝発で昼頃那覇に着ける便があれば、那覇を一瞬楽しむ――少なくとも首里城くらいには行けるのでいいですが、どっちにしろ夕方に着くくらいなら乗り換えでもいいかなあ。関空の乗り継ぎ時間によってはなんばあたりまで出られるかもしれないし。本島から最初に渡るのは渡嘉敷島で、夕方に那覇に着いても船には乗れないし。最初の島へのアプローチは晴れた日の日中にしたい。
つまり1日目は本島までの移動で終わります。夜ご飯は那覇で食べられるでしょう。
2日目。
渡嘉敷島か座間味島か、これはどちらか一ヶ所に行きましょう。
どちらを選ぶか迷いますねー。うーん。渡嘉敷島へ渡ることにします。渡嘉敷島の方が那覇から近い。座間味島でもいいけどなー。
渡嘉敷島と座間味島の連絡があれば良かったのですが。阿嘉島を経由して渡れないことはないようなんだけど予約が必要みたい。そうなると少し移動のハードルが上がります。
渡嘉敷島への船は、シーズンによって若干変わりますが高速艇の第一便は9時で共通。渡嘉敷島までは35分とあっという間です。フェリーであれば70分、10時発。せっかくですから1時間半早く着ける高速艇かな。
1日渡嘉敷島を観光します。阿波連ビーチをメインに。レンタルバイクを借りるのがいいですね。そして島へ泊まらずに那覇へ戻る。季節によって島を出る船が17時 or 17時半。夕暮れの海を渡って本島へ帰るわけですね。
――ここを島へ泊まって、翌日の午前中に那覇へ戻り午後に那覇観光を入れるというのもありですが。これは本島の観光を全くしない覚悟が出来るのかにかかってくるなあ。
3日目。
那覇から渡名喜島へ。フェリーで2時間。渡名喜島はその小ささを楽しむ島なので、ただひたすら歩き回る。このコースをそのまま歩きたい。一応みんな徒歩圏内のはず。
……問題は天気が悪い時はどうするのかということですね。イメージとして一日中雨がしとしと降りしきるということもなさそうだが、風光明媚な浜と展望台以外には、屋根があって時間つぶしが出来るようなところは全くないと思う。下手すると昼食時以外は雨宿り出来る店もないもんね。リスクがある。そのリスクをおかす。
渡名喜島へ泊まる。数軒しかない民宿へ。
4日目と5日目。
渡名喜島から久米島へフェリーで。11:10発、久米島12:30着。
久米島は2泊かなあ。徒歩で回るような規模じゃないので、島内の移動はレンタカーかレンタルバイクか、レンタサイクルか町営バス……。悪いお知らせは、レンタルバイクとレンタサイクルがけっこう高くて12時間とか1日になると3000円前後すること。いいお知らせは町営バスが思いのほか本数があって、もしかしたら観光に使えるかもしれないこと。サイズ感はつかみにくいものの人口7千人を超える島ですから、ある程度のインフラは期待していいのかも。
宿はイーフビーチ地区が豊富みたい。飲食店もいくつもあるし。イーフビーチホテルに泊まりたいな。
4日目のお昼に久米島に着いてその日は久米島の町中を見る。イーフビーチを歩く。出来れば畳石まで見て来たい。その日はそれで終わり。
翌日の午前中は、ハテの浜へグラスボートで渡るツアーが3000円です。海に入らないわたしのような者にとってはビーチしかない島へ行くのはどうなのかと思いましたが、オフシーズンでは島にいるのは1時間だそうです。そのくらいがちょうどいい気がする。お昼ごろに港へ戻ってくる。
午後はレンタルバイクを借りて島内観光。旅行としては若干邪道(?)だが、季節を合わせて楽天の久米島キャンプを見学出来たらさらに嬉しい。
6日目。
久米島から那覇経由で羽田空港に飛ぶ設定の飛行機がかろうじてあるようですが、そうするくらいなら那覇から関空に飛んで仙台へ、という得意のピーチ航空利用でいいでしょう。運が良ければ沖縄から直行便もあるし。
久米島から那覇へは1日7便~9便くらいあるようですね。船でも長い方で3時間半。旅情という意味では船の方がいいか。しかし来た時も船だし、島を飛行機から見下ろすのもなかなか楽しいことだから、飛行機でもいいか。朝に飛行機で島を出れば、おそらくその日に仙台まで帰れますしね。
ひとまず本島・慶良間諸島・渡名喜島・久米島コースです。東半分ですね。近つ島々のコース。次は遠つ島々のコースです。
宮古島・石垣島・竹富島・西表島・与那国島コース。
沖縄の島々の西半分、遠つ島々のコースです。やっぱりこれらの島を一度に回ろうとするのは無理ですよ。2回で回ることによって実現可能性が出て来ると思います。
1日目。
実際に行く時にフライトスケジュールがどうなっているか、航空チケットの値段がどうなっているか、ということがスケジュールを決める大きな要因になってくるので、現時点でがっちりとしたプランは決められませんが、気分的にはスタートは宮古島としたい。
プランA。宮古島に直接行ける飛行機は羽田・関空・中部・那覇から。仙台からの乗り継ぎ便を考えれば、関空が一番楽ですが、関空ー宮古島のフライトは朝一に出るので大阪で前泊が必要になりますね。これを大阪観光も出来るとプラスにとらえる。大阪から宮古島へ直行便。
プランB。宮古島じゃなくて石垣島へ乗り込む。
島を一筆書きで辿って行きたい気がしているので、最初と最後に石垣島を通っちゃうのは若干残念なんだけど、ピーチ航空が関空から石垣島へ乗り入れていて、仙台からの乗り継ぎの便もいいので、これは気楽に利用が出来そう。
時期さえ見計らえば、仙台-関空ー石垣島を13000円くらいで行けちゃいます。運が良ければ1万円強かも。しかも朝出て夕方に着ける。これはいいルートだと思います。
石垣島から宮古島へ行くためには飛行機しかないのですが、片道1万円前後と、高いんだか安いんだかわからない値段設定です。でもプランBの方が心情的に素直に動けること動ける。ここ何年も国内便はピーチ航空に頼り切っているamairoはピーチの公式サイトを使い慣れているので、そういう意味の気楽さも大きい。
出来れば、夕方に石垣島へ着いて19:00発の便で宮古島へ渡ってしまいたいところですが、さすがに疲れるかなあ。ただ現時点でのタイムスケジュールでは石垣ー宮古は13:00に宮古に着くの第一便なんだよなあ。前日に宮古島まで着いていれば朝から観光に取り掛かれるのに。がんばって宮古島へ到着するつもりで行こうか。
プランC。いや、無理せず仙台ー那覇を飛んで、那覇から宮古島へ飛べばすべて解決じゃないの?
……そうですね。それはその通り。乗り換え1回で済むし、その後に那覇を発つ便も3便くらいあるし。これが普通ですね。
このプランA・B・Cで、実際に行く時点でのフライトスケジュール、運賃、その上で気分でどれにするか決定します。現時点では普通に仙台ー那覇を全日空、那覇から宮古島まで琉球エアコミューターが一番シンプル。
1日目の夜に宮古島へ到着。夜ご飯は食べられるかどうかわからないので、那覇で何か買うのが安全。宮古島泊まり。空港近くのホテルは価格帯が微妙に高いけれども豊富。
2日目。
宮古島観光。現在は休止中の「三大大橋を渡る宮古5島」のツアーにぜひ参加したい。所要時間9時間だからこの日はそれだけで終わります。
宮古島泊まり。
3日目。
宮古島自力観光ですね。レンタカーを借りましょう。車なら島を一周できると思う。
宮古市立博物館。萬古山御嶽。島尻のマングローブ林。東平安名崎。イムギャーマリンガーデン。うえのドイツ文化村。与那覇前浜ビーチ。時間があったら自力でも伊良部大橋を渡ってみたいです。
ここで夕方に宮古島から石垣島へ移動する手もありますが、17時半の飛行機に乗るためには17時前には空港へ行かなきゃいけないし、そうすると16時頃レンタカーを返さなきゃいけないし……。盛りだくさんな宮古島観光、ちょっと忙しない気がする。
ここは宮古島へ泊まりましょう。3泊。ホテルを連泊にするか、別なホテルにするかは要検討。夜に到着するしレンタカーとの兼ね合いで、空港近くのホテルに泊まるのが便利かとは思うが、せっかくだから海沿いに泊まるのもありかも。1日半の観光で、レンタカーとレンタサイクルを組み合わせてみるのも面白いかもしれない。
4日目。
お昼頃の飛行機で石垣島へと飛ぶ。たった30分ですから、体感的にはバスに乗るようなものではないだろうか。バスだったらもう少し安くあって欲しいが、10000円くらいはかかりそう。
宿は空港の反対側の港付近に取った方が利便性が高いのかもしれませんね。意外に……といったら失礼だろうか、路線バスが充実している。実際に使いこなすのはなかなかハードルが高い気はしますが、乗り換え乗り換えでいろいろ行けたら楽しそう。その他に昼食付の観光バスがあり、朝から14時までのコース。これもいいな。
空港から港へ行き、港周辺に宿を取る。その日は港地区、その中にある桃林寺、けっこう近い鍾乳洞、鍾乳洞のそばにある三線体験教室などで半日は十分。いやむしろ足りない。
石垣島泊まり。
5日目。
やっぱりこの日もレンタカーでしょうかねー。石垣やいま村。そしてそのそばの国立天文台VERA石垣島観測局・電波望遠鏡も見たい。夜が特に印象的だそうなのですが、夜にこんな山の上まで行く勇気はない。青の洞窟も気になるが、ツアーに参加しないと行けないみたい。
あとは宮古島と同じように海沿いに島を一周。時間のゆるす限り。
あっ。観光バスに乗れない。まあヨイ。時間があったら。あっ。ドルフィンファンタジー石垣島という施設もある!どうしよう。
石垣島泊まり。
6日目。
竹富島観光。竹富島に泊まりたい気持ちはあるけれど、人生が複雑になりすぎるので日帰りでしょうか……。石垣島と竹富島は船で10分という極近。便数も多いので不安はない。
石垣島泊まり。
7日目。
石垣島から西表島へ。西表島には「上原港」と「大原港」と2つの港があり、大原の方が規模が大きそう。石垣島から船で40分なので、こちらも日帰り出来る距離感。うーん。でも自然を楽しむべき島に10時間だけ滞在して何としよう。
いや。石垣島観光をもう一日伸ばしましょう。7日目は観光バス&イルカで石垣島をもう一日。そして夕方の便で西表島に渡ります。
西表島に着いてから、ナイトツアーに参加して星空を見る。星空&ジャングルツアーで約5000円。20時から22時の約2時間。このツアーに参加するためには上原港地区に宿泊するのが必須みたいです。商業施設は上原地区の方が充実しているらしい。船便は大原地区の方が多いのに?不思議だね。
西表島泊まり。
8日目。
マングローブ林と由布島の水牛を体験したい。これをセットにしたツアーが豊富にあるようですが、マングローブをカヌーやカヤックでいくツアーが多いみたい。カヌーやカヤック、やってみたい気はするんだけど、ウェットスーツを着れない(正確には脱げない。あれは力が要りますよ)のと、メガネが問題。メガネを失くせばもうその時点で行動不能になるからなあ。
ネット上で情報がぱっと出て来ないのが不思議なのですが、マングローブクルーズがある模様。これは、わたし向き。値段も2000円or3000円と安いし。
上述のマングローブクルーズも、レンタカーも路線バスも一人乗り用電気自動車イーバも情報が載っててありがたい。イーバは話の種に乗ってみてもいい気がするし、路線バスは1日4往復しかないけど、1日フリー乗車券1050円を買って、片道1時間40分の路線バスにずっと乗って島の風景を見るなんていうのも面白そうだね。何かアクシデントがあったらなかなか苦労するだろうけど。
8日目の夜を西表島泊まりか石垣島へ戻るか……。これはその時点でどの路線のチケットが取れるのかによります。でも乗り換え2回さえいとわなければ、ANAで那覇を17時に出れば伊丹空港経由で21時に仙台に帰れるので恐るるに足りないかもしれない。そうすると少なくとも午前中は西表島へいても大丈夫かな?
泊まりは西表島にしましょう。大原港側へ宿を移しておくとなおいいが、難しいかな。海が荒れると上原港は船が不通になる可能性が大原港よりも高いそうです。マングローブクルーズの後、……あ、間違った。マングローブクルーズは大原港出発だった。そうすると、前日上原地区で泊まった後、午前中に路線バスで荷物を持って大原地区へ移動、午後からマングローブクルーズ。ですね。
9日目。
水牛車で海を渡って由布島観光。路線バスで移動するしかないからちょっと不自由感がありますが。その後3時間程度イーバを借りて運転してみる。まあ無理せず6時間レンタカーを借りて由布島へ行く方が便利でしょうが。
ほどよき時間に西表島から船で石垣島へ戻り。石垣島から関空ー仙台コースか、石垣ー那覇ー仙台コースか。……1日で西表島ー石垣島ー那覇ー(福岡か関空か中部)ー仙台なんてコースは無理がありますけどね。もしかしたら石垣島の観光を1日ずらしてこちらに持ってくるかもしれない。何しろ海が荒れたら船や飛行機は欠航するかもしれないし、沖縄の島々の旅にタイトな日程を設定するべきではない。
沖縄の島々は2回、あるいは3回の旅行で回りたい。
東半分は本島・慶良間諸島・渡名喜島・久米島コース。6日間。
石半分は宮古島・石垣島・竹富島・西表島コース。9日間。
……ここで力尽きた。波照間島と与那国島は諦めました。
そもそも9日間って基本的にかかりすぎやっちゅーねん。やはり3回ないと島々制覇は難しいのかと思います。じっくり見るならね。
波照間島と与那国島は出直します。
実現するかどうかは神のみぞ知るですが、行ければいいですねー。まあまだ本島も極めていないので、本島にも行きたいんだけれども。いつかは。
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