旅あれこれ

〇「キュンパス」が始まっています!使える人は急げ急げ!

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自分はうっすらと鉄子だと思っているのに、実はJRを使うことはめったにありません。
それは鉄子とはいえないんじゃないのか。でもコスパ>鉄道なので、結局LCCか高速バスの方がお得感があったり楽だったりするのよね。

だが、今回JR東日本が出している「キュンパス」なる期間限定切符はなんだかとても乗りたくなった!

 

キュンパスは、一日乗り放題で一万円の切符。

正式名称は「旅せよ平日!JR東日本たびキュン 早割パス」。長い。略称「キュンパス」。このネーミングは……微妙に気恥ずかしい。でもまあ2月14日から3月14日の期間の限定チケットだということが覚えやすいとはいえるかも。実際「キュンパス」と口に出すことはないでしょうしね。

概要はこちらです。

「旅せよ平日!JR東日本たびキュン 早割パス」

これを読むとだいたいのことはわかるんだけど、「ご利用になれる列車・席タイプ」の表が注ばっかりでわかりにくいですねー。注は1ヶ所か2ヶ所の場合にこそ有効なのであって、すべての欄に注が付く場合、それはもう「注」じゃないのよー。JR東日本はもう少し表記方法を工夫してほしい。これよくわからない。ので読まない。←アカン奴。

そして注意してほしいところは、乗る日の14日以上前に購入するのが必須であること。ここを見逃すと、乗りたい日に乗れないとなりかねないので大変。

あと書いてないところで大事なのは、発行数に制限はないということ。つまり早い者勝ちではない。少し安心。しかし指定席券が欲しい場合は数に限りがあるので、結局早い者勝ちの要素もあります。

 

ちなみに、最近クレカ使用のシステムが変わった?

キュンパスを利用するためには「えきねっと」会員になることが必要です。わたしは今まで登録したことがなかったので、今回初めて登録です。面倒ですが仕方ない。

ところがクレジットカードの登録が出来なくて何度もやり直し、イライラしました。

これはもしかして昨今、クレカ登録の際はその登録したいサイトとは別に、カード会社側の手続きが必要になりましたか?
登録出来ずに、問合せをしようとカード会社のページに行ったところ、「あやしくなければ登録しますから、本人確認のため、以下の電話番号宛てにワン切りで電話をしてください」(大意)という表示が出ていました。

この状態を解決するには「3Dセキュア」という言葉について調べる必要がありそうです。

〇3Dセキュアってナンデスカ!?クレジットカードが使えなくなる前に。

インターネットで便利さの恩恵を受けていることは確かだけど、どんどん内容が複雑になっていって、もうほとほと疲れるのよ……。やれることが多くなるのも大事かもしれないが、インターネットには、それよりもっと「そこそこの範囲をシンプルに使用出来る機能」の方向に行って欲しい。まあその辺はデジタルネイティブとアナログとの世代間の断絶なんでしょうけど。

 

キュンパスの使用期間・金額・その他重要事項。

基本的には概要をご覧ください。

「旅せよ平日!JR東日本たびキュン 早割パス」

使用期間は2月14日から3月14日まで。設定理由は閑散期であることだろうが、それにバレンタインデーからホワイトデーという付加価値(?)をつけて、ネーミングを「キュンパス」にする。まあそれは文句をいうほどのことではないですね。

そして1日乗り放題1万円。

発売する枚数制限はないそうです。早い者勝ちではないので安心して買って大丈夫。……とはいえ指定席には限りがあるので実質的には早めに買うのを推奨。

大きな注意点は次の2点ですかねえ。

1.使用日の2週間前までの購入が必須。
2.えきねっと限定発売。窓口での購入不可。

その他に、

平日のみ使用
指定席の権利は2回まで
JR東日本全線、加えて何本かの第3セクター利用可
子供料金設定なし

などなど、注意点はさまざまあります。ご利用の際は概要を熟読の上、各自ご対応ください。

 

それにつけても……えきねっとのシステムが使いにくすぎる!

ここから先は単なる愚痴です。

大手の伝統的な会社あるあるだと思うんですけど、そういうところってほんとにサイトが使いにくいですよねー。――それも相当な偏見だろうが、なんであんな大会社がサイトの質を吟味してくれないのか大変不思議に思う。

キュンパスで検索してそのサイトに入ると、えきねっとの会員登録が最初に出てくるのがまず微妙。

サイトの流れとしては、

1.えきねっと会員登録への促し。
2.簡単な概要説明→詳細な概要説明へのリンクボタン。
3.すっかすかなモデルコース2例。
4.「ご購入はこちら」のリンクボタン。
5.「買い方・使い方」の説明になっているのかどうかわからん促し。リンクボタン。
6.キュンパスの購入特典→特典説明へのリンク。

となっているんだけど、この順番が納得できないのよねー。
こういうページを作るときは、出来るだけスクロールを少なく作るべきだし(最低限という意味ではなく)、理解がしやすい順番ってあると思うのよねー。

まず何よりも、概要説明が最初に来るべきではないのか。概要を見る前にえきねっとに登録する人がいるかね?

モデルコースは2例はあまりにも内容がなさすぎるので要らない。モデルコースを載せるんならもう少し内容を濃くして広告効果が高いものにしないと……

「買い方・使い方」の前に「ご購入はこちら」のリンクは要らないんだよなあ。後に「えきねっとに登録して購入する」「購入する」と2つのリンクボタンを並べればいいだけなのでは。

一番疑問に思うのは、詳細な概要説明のページに「ご購入はこちら」へのリンクがないこと。普通は詳細を読んで、その後、購入したいと思うもんじゃないかね?ここで迷子になる。どうしたらいいかわからないという意味の迷子じゃなくて、当然あるべきものがなぜここにない?という意味の迷子。

そしてとにかく「ご購入はこちら」から飛んだとしましょう。当然キュンパスの購入画面に行くのかと思いきや、そんなつもりはないのに「おトクなきっぷの申込」へ飛ぶんです。なんで?ここはキュンパスの購入へ行くべきでは?

たしかに「おトクなきっぷの申込」で、他に(キュンパス以外に)もっといい切符があるかどうか調べてくれるのはある意味親切だ。だがこちらはキュンパスの購入画面に飛んだつもりなんだから、「おトクなきっぷの申込」に行くならば、その旨もうちょっと意識づけしてくれないと。

その「おトクなきっぷ」に飛んでいる意識がないから、なぜそこに出発地と目的地を入れる欄があるのか意味がわからない。キュンパスってフリーパスのチケットですよ?そもそも欄を作っておくなと思うんだけど。

そして実は、「ご購入はこちら」ボタンの下にある「買い方・使い方」のステップ2の部分で「おトクなきっぷ」へ飛ぶこと、出発地・目的地は任意であることが説明されてます。しかし、こっちにはここからのご購入ボタンがないんですよ!もうほんっとにイライラする!おかしいだろう!この順番!

日付の設定もそうですよ。細かいことを言えば、この使用設定日も、もう二週間を切った日の日付は選択できないようにしておけばいいんじゃないの。

これは「キュンパス」特化のページじゃなくて、「おトクきっぷ」との併用だからそうなってしまうようです。だがこの「購入日から使用日まで2週間以上」これに気づかないと、いつまで経ってもキュンパスが買えない。100%条件が頭に入った上で購入する人なんていないじゃないですか。

これさー、「キュンパスの購入へ」と「他のおトクきっぷを探す」の2つのボタンを用意していればわかりやすいと思うんですけど。キュンパスが欲しい人はそのまま買えばいいんだし、もしかしてもっと他におトクなきっぷがあるんじゃないかと思う慎重な人は改めて調べればいいんだし。

……細かく拾ってきましたが、もう嫌になってきたので止めます。しかしこういう凡ミスが多すぎる。

JR東日本のサイトが1日何人のオーダーで利用されるのか見当もつかないが、仮に1日のべ10万回利用者がいるとして、5分で買える切符と15分かかる切符では、100万分の時間的損失ですからね。≒16667時間≒694日。サイトの下手な作りで1日ごとに2年近い時間が浪費されていくのは罪深い。

常にわかりやすく・最短時間を目指して欲しい。えきねっとの脆弱性も時々聞く話であるだけに、JRのような大会社は、サイト運営にちゃんと能力のある人を適正な賃金と仕事量で確保してほしい。伝統のある会社はどうもIT部分を軽視しすぎなのではないかという疑いが消えない。

ちなみにわたしは実際にキュンパスを買えるまでに、3回くらいつまづいたのですが、そのうちの1つは楽天リーベイツだった気がします。リーベイツを経由するとエラーが出たと思うのよね。結局リーベイツを諦めて何とかなりました。まあこういうのは誰が悪いというものかわからないけど(サイト同士の相性の問題とかも聞くしね)、気持ちよくはないよね……。

キュンパスを買うまで、結局5日くらい、トライ数は細かいところまで入れれば20回くらいかかったのではないでしょうか……。超めんどくさかった。まあ今後はすんなり買えることを期待しますが、一体どうなるでしょうか。

 

それでも、とにかく1日1万円!

JR東日本のサイトに対する不満がメインになってしまった感はありますが(使いにくさを感じているのは今回のことだけじゃないのよ……)、とりあえずキュンパスというおトクな切符が出てますよ!というお知らせでした。

とにかく使ってみたいですね!久々にテンションがあがっている。いろいろと検討してみたいと思います。

 

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