旅あれこれ

◎佐原と銚子電鉄と成田山。ちょうどいい3泊4日になるかも?ルート検討会ですよー。

投稿日:

佐原といえば醤油、くらいしか知識がなかったが、先日テレビでちらっと見た千葉県佐原市の古い町並みに惹かれてちょっと興味を持ちました。

グーグルマップを見てみたら、周りにちょこちょこ食指が動くところもある。旅行のルート検討会において、何が楽しいって「あ、近くにここもある、ここもある、これもここにあったのか!」と発見することですね。

というわけで、佐原とその周辺についてルートを検討したいと思います。

佐原は千葉県の北のはしっこ。

正直、千葉県なのか茨城県なのかはよく知らなかった……

ほんと、県境ぎりぎりの所在地ですね。

……おおうっ!佐原市じゃなかった!2006年に合併して現在は香取市。道理で「さはらし」で変換しても佐原氏としか出てこないなあと思っていたのよ。

……おおうっ!しかも読み方は「さはら」じゃなかった!「さわら」でした。――世の中にはイロイロわたしの知らないことがあります。

なるほどなるほど。伊能忠敬がここでしたか。あまり結びついてなかったなあ。

 

先に佐原以外の場所を決めましょうか。

もう地図を見ただけであちこちに興味を惹かれ、こんな地味な狭い範囲で4泊5日とかしそうな勢いです……。

まず鹿島神宮。昔から行きたいと思っていた。正直伊勢神宮より行きたい。
となれば当然香取神宮も行きたい。

鉄道界隈では超有名な私鉄、銚子電鉄。……こんなに規模が小さかったのか!しかもこんなにはじっこにあったのか!そりゃあ赤字になるわ。ぬれせんべいの売り上げに会社の存続がかかっている鉄道会社。目的地は犬吠埼灯台でしょうねえ、これは。

潮来はどうなの?水郷という意味では佐原より潮来のイメージなのだが。でもあやめが咲く時期以外はそこまで……なのだろうか。寺社がいくつかある。この辺は将門ゆかりだったりする?現状よく知らないところ。

成田山新勝寺がなあ。成田空港で時間が余る時に備えてとっておくべきか否か。
でもそう思いつつ何十年も経ったんですよ。このままでいくと「成田空港で時間が余るとき」というのはやってこないかもしれない。夜行バスで早朝に成田に着いて、飛行機は午後、なんていうタイミングを狙ってたんだけど、そういう状況が少ない。今回、成田山新勝寺も入れましょう。

牛久大仏は、うーん、まあいいかな。佐原から距離は近いけどむしろアクセス的には行きにくいところのようだし。

鹿島。
佐原。
犬吠埼と銚子電鉄。
成田山新勝寺。

このくらいでカンベンしておいてやりましょうか。

 

仙台から茨城県南部、または千葉県北部へ移動する方法。

可能性がある方法は多分3つ。

1.仙台ー東京間を新幹線、その後JRにて佐原へ移動。

一番シンプルで普通な方法。約4時間、約13000円。

2.仙台ー水戸間を長距離バス、その後鹿島臨海鉄道とJRで佐原へ。

バス5時間、電車2時間。バス代4000円~5000円、電車部分1800円。
ほぼ半額になるのは良いが、バスは夕方18時発、水戸に23時着で、ホテル代がかかることを考えると徒労である。

3.仙台ー鹿島神宮間をJRと鹿島臨海鉄道で。

時間6時間半から7時間。電車代6100円。この場合は佐原へ直接行かずに鹿島神宮駅で降りて、鹿島神宮に行きます。時間的にはその後佐原へ移動も出来そう。

4.仙台ー佐原間をJRのみで。

本当にひたすら普通電車で。9時間。6600円。
これは規定の料金だったらさすがに3に勝るところはないのだが、青春18きっぷの適用期間であれば2400円で行けるところがミソ。ただ、青春18きっぷは5枚つづりでしか買えないし、金券ショップなりに売るとしても券面よりだいぶ安くなるんだろうし、結局は割高でしょうね。およそ1ヶ月の利用期間でのべ5枚使う予定のある人ならば考える価値があるというところか。

普通電車でのんびり旅するのも久々にやってみたいので、ルート3が一番魅力的です。これを選びましょう。鹿島臨海鉄道に乗れるのもちょっとうれしい気がする。

 

おおよそのルートは。

鹿島と犬吠埼&銚子電鉄、成田山新勝寺はピンポイントでそこだけ行ければいいかな。……と思ったのですが、念のためと思って鹿島臨海鉄道の沿線観光地を確認したところ、大洗水族館がありますね……。1日目は移動と大洗水族館に行こうかなあ。鹿嶋泊りにして。

鹿嶋は若干ホテルが品薄。古いホテルが多いようですね。

2日目、鹿島神宮を見て、佐原へ移動。佐原内の観光は後で細かく検討します。

3日目、犬吠埼と銚子電鉄。銚子電鉄沿線の見どころもチェックしたけど、まあ犬吠埼灯台だけでいいかな。銚子電鉄は出来れば終点まで行きたい。午後は佐原に戻ってきて佐原観光。

4日目、佐原の見残したところを見て、よきところで成田へ移動。成田山新勝寺を見て、その日に帰れるくらいの時間に成田を離れ、東京から新幹線で仙台へ帰る。

これで3泊4日ですか。まあまあいい感じ。

 

佐原の観光は?

佐原に惹かれたのは、その小江戸の街並み。――だが佐原の観光協会のHPの「観る・遊ぶ」のコーナーに街並みについて載ってないのが解せぬ。まあ佐原を観光したら当然街並みを見ることになるのだろうが、小江戸と呼ばれてることを知らない人で、車で移動する人は、ついうっかり見ずに通りすぎてしまうこともありえなくない?

香取神宮

伊能忠敬記念館
佐原街並交流館
水郷佐原山車会館
舟巡り
東薫酒造酒蔵見学……ここらへんは小江戸の街並みの範囲。

水郷佐原あやめパーク

おお、けっこうありますねえ。酒蔵見学は時間があったら。あやめパークは季節によって行くかどうか考えます。花が咲いてる時期以外だと、限られた観光時間で行くべきかどうか、ですよね。

香取神宮

鹿嶋にあるのは鹿島神宮。佐原のそばにあるのは香取神宮。これに息栖神社というところを加えた三社が「東国三社めぐり」といってご利益があるらしい。

息栖神社というのもあるんですね。わたしは初耳でした。場所は鹿島神宮の南、およそ10キロのところ。鹿島神宮駅から10キロで往復タクシーは少々きつい。銚子線側からの最寄り駅は約5キロ、2000円。2000円×2も少し出しづらい金額だが……。路線バスが、ゼロではないけれども1日3回(しかも朝昼晩)では利用できないしなあ。

5キロだと歩く勇気はちょっとない。往復で10キロ。

レンタサイクル。……鹿嶋にしても佐原にしても15キロくらい。
レンタカー。格安でもタクシーより大して安くならない。
無理すれば行けなくはないけど、無理しなければ行けない場所ですね。ちょっと無理かなあ。息栖神社は多分行かない。

香取神宮に行きましょう。

佐原中心部側から香取神宮へはタクシーで10分だそうですが、バスでも行けます。3路線くらいを利用出来て、トータルで考えれば1時間に1本くらいは通ってそう。ここは事前にバスの時刻表を調べていけばそんなに難しくはないと思います。しかしなぜか12時前後のバスはなさそうなので注意が必要。2日目の鹿島神宮の後にも行けそうだし、午前も午後も大神宮だと新鮮味が薄れるかもしれないから、3日目の朝から行くのがいいですね。

小江戸の街並み。

要は、伊能忠敬記念館と佐原街並交流館、水郷佐原山車会館、舟巡りを目指して動いていれば、佐原の小江戸の街並みは楽しめるということですね。

伊能忠敬記念館。入館料500円。月曜休み。

佐原街並交流館。無料。ここでガイドツアーの受付もしているらしいが、「予約手数料」という名で1000円はいいとして、出来れば10日前まで予約を、と言われると途端にハードルがあがる。行って申し込みするだけでいいなら迷わず参加するのになあ。

水郷佐原山車会館。入館料400円。月曜休み。

舟巡りは800円という情報と1300円の情報が出てくる。2コースあるのか?と思ったがそういうわけではなさそう。いずれにせよ2、30分のコース。

なお、東薫酒造も小江戸地区にあります。酒蔵見学は無料だが予約要。

――小江戸の街並みを歩くときは月曜日は避けてスケジューリングをした方がいいかもしれませんね。

水郷佐原あやめパーク。

あやめの時期じゃなければ行かなくてもいいのかな。行く場合はバスかJR。JRは30分に1本程度で十二橋駅から少し歩くが、水路沿いだしいい散歩じゃないでしょうか。ここでも舟巡りが出来るらしいが。

 

佐原のグルメ。

食べ物関係では、

醤油味のジェラート(ぶれめきら)
まぎの屋菓子店のさつまいもアイス
夢時庵のフレンチランチ
東洋軒のポークジクセル

が気になります。
全体的に昔の建物を利用した素敵なお店が多いみたい。面白そうなB級グルメはそんなに目につかなかった。さつまいもなのかなー。ウナギも名物らしいんだけど、これは高いから……

佐原のビジネスホテルは層が厚い。そんなに心配しなくても良さそう。

 

成田山新勝寺。

4日目は午前中に佐原で見残したところを見て。あやめパークをどうするかで変わってきますね。

そこから成田へ移動します。1時間にだいたい1本のJR。30分。もう荷物は宅急便で自宅へ送っておいた方が楽でしょう。


成田駅から徒歩13分。多分参道沿いなので迷うことはないと思われる。境内は広いので、所要2時間くらいは見ておかなければ。

 

国立歴史民俗博物館。

成田山新勝寺を4日目の朝から見られれば、午後は京成成田線の京成佐倉駅で降りて国立歴史民俗博物館。あまり意識にのぼったことのないミュージアム。

おそらく規模は大きく、雰囲気は地味、しかしじっくり見てみると面白いところなんだろう。多分学究施設ですよね。展示は片手間……とはいわないが、おそらく研究の方がメインだと思われる。とりあえず近くを通るわけだから、この機会に見ていくかー。

佐倉城址に建てられている。ということは国立歴史民俗博物館を見終わったら、時間が許す限り城址公園を散策する。

その後京成で、上野なり東京なりに行ってその後は新幹線で帰る、というコースですね。もう少し面白い帰り方はないかと思いましたが、千葉からの夜行バスもさすがに大変な気がするし、一日で成田山と国立歴史民俗博物館を見たらへとへとだろうし、普通に帰ります。

 

わりあいあっさり。しかしたっぷり。

今回のルートは、地味ながらたっぷり。

大洗水族館
鹿島神宮
銚子電鉄
佐原
成田山新勝寺
国立歴史民俗博物館

これだけあちこち見て3泊4日ってけっこうたっぷりな旅行じゃありませんか?比較的予算も低めな気がする。ホテル代も安めだしね。こういうこじんまりした旅行もいい。気軽に行けるし。

今回はなかなか行く機会のない、佐原市を中心とした茨城県南部&千葉県北部のルートを検討してみました。意外にいいルートになった気がする。ほぼノーマークだった国立歴史民俗博物館にも寄れそうだし。

 

 

 

関連記事

◎「野外博物館 開拓の村」存在は前から知っていましたが、意外に面白そうですね。

◎白い恋人パークってちょっと面白そう。札幌駅から簡単に行けるようです。

◎鶴岡の観光地を少しと、B級グルメを調べる。ルート検討会ですよー。

 

 

 

-旅あれこれ
-, , ,

Copyright© 旅と風と日々のブログ , 2024 All Rights Reserved Powered by STINGER.