内牧温泉とは反対側の南阿蘇側へ降りて来ます。県道111号線は、五岳ホテルで貰った手書きの地図にはまだ通行止めと書かれていたけど、ホテルで「通れるようになりましたよ」と教えてもらったところ。
白川水源。
南阿蘇の観光で期待値が高かったのは白川水源。その名の通り水源です。湧き水。るるぶの写真で見た時、水がほんとにきれいで、ここには行きたいと思ったんだあ。
白川吉見神社の境内にあります。
水の美しさがわかる写真がない……。下の写真なんか、これ手前から向こうのシダまで全部水があるんですよ。水の透明度が高すぎて水があるように見えない。
万華鏡みたいでしょう。湧き水です。
ここの水は飲用可なので、ちょうど空になるように加減して持って行ったペットボトル2本に汲んできました。レンタカーだとこういう部分が楽。歩きの場合、いくら500ミリリットルとはいえ、2本持って歩くのは重いもの。
ちなみに、今までの人生で一番美味しかった水は桧枝岐村(尾瀬)の民宿で飲んだ水でした。民宿の夕飯で普通にコップに出て来た水を普通に一口飲んで、目を丸くして「美味しい!」と叫んだほどの衝撃的な美味しさ。あれほどの水にはその後出会っていません。
水辺は落ち着きますね。草千里といい、ここといい、今日はいいところが続きます。
月廻り温泉の巨大看板に引き留められる。
南阿蘇ではもう1ヶ所、上色見熊野座神社に行こうと思ってました。
白川水源から車を走らせること、およそ20分。
上色見熊野座神社へ行く道の途中に「月廻り温泉・公園」という看板がありました。巨大。なんだろう、これ。巨大な看板と広大な駐車場に吸い寄せられて停まってみる。
そしたらここからの眺めが思いのほか良い。新・くまもと百景(の1位?)だそうです。
山がきれいだねー。いいところ。
このギザギザしている方が根子岳というそうです。ギザギザしてない方は高岳。
この月廻り温泉というところ、わたしは駐車場で停まって風景を撮って来ただけですが、今サイトを見るとなかなか良さそうな温泉です。食べ物屋さんも美味しそう。いまさらながら食指が動くなあ。
へー、宿は離れのようだね。新しくてきれいそう。立ち寄り湯もあったのかー。動物園もあったのか……!
もし再び南阿蘇に来ることがあったら、その時はちゃんと来ます。動物園で動物と触れ合います。
上色見熊野座神社(かみしきみくまのいますじんじゃ)。
おっと。今、上色見熊野座神社を通りすぎました。駐車場はその先なので、通り過ぎても大丈夫。
なんでもこの神社は「蛍火の杜へ」というアニメの舞台になったところらしい。アニメは知りませんが、神社なので行きます。神社仏閣好きなので。
駐車場には車が数台いました。駐車場の入口でアイスを売っていた方に「上の岩まで行くといいですよ」と見送られて神社へ向かいます。でもここ、そもそも階段すごいんでしょ?ヒヨワなわたしの体力で、上の岩まで行けるかなあ……
ようやく半分くらいまで来てもこの状態。まあ階段はね。ゆっくり登れば別にね……。
本殿でお参り。……これから岩か。うーん。せっかく来たから登るか。
本殿のそばには竹杖があります。熊野磨崖仏の経験があるので、杖は念のため持ちましたよ。経験は人を賢くする。
岩というのは、神様におっかけられた鬼がこの岩を蹴破って逃げたという伝説があるところ。パワースポットだそうです。
ゆっくり登りました。ここから下を見ると、本殿があんなに下。あそこから登って来たんだなあ。ご利益があるといいなあ。
駐車場から、上がって下りて約1時間。だいぶゆっくりめの方です。写真では涼しい木陰に見えるでしょうが、そして実際木陰ではありますが、暑いです。汗だく。
高千穂へ。
上色見熊野座神社を16:00に出ます。ここから高千穂へは1時間くらいらしい。ちょうどいい時刻ですね。明るいうちに着けそうです。ここの道路の印象がほとんどないということは、何事もなく平和にたどり着いたということですね。熊本空港ー内牧温泉の道とは違って(涙)。
だいたい時間ちょうど、17:00頃に高千穂町に到着します。今晩の宿は高千穂神社のそばの民宿です。
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