今回はプラごみの問題です。
長年、部屋のプラごみをどうしていたかというと、本棚(整理棚?)にプッシュピンでレジ袋をぶら下げて、そこに捨てていました。ほぼ胸の高さに設置していたので、まあ利便性があることはあるんだけど、見てくれは大変に悪かった。
それに加えてわたしはものぐさなので、小さなプラごみは机の上に、ある程度溜めてからレジ袋に入れていました。つまり、机の上に常時1~2個から10個くらいまでのプラごみがある状態。わたしはプラごみはちいさくまとめてしまうので、そこまで汚らしいことにはならなかった(と思う……)のですが、ある日気づく。
これは単に、卓上ごみ箱を設置すればいい話なのでは?
――これに気づいた時には正直愕然としました。
わたしは何年この状態を続けて来たのだろう。カラーボックスにレジ袋をぶら下げる見てくれの悪さには気づいていた。机の上にプラごみを溜めてしまうことにも後ろめたさを感じていた。
それが卓上ごみ箱一つで解決するんですよ!そもそもレジ袋を使用していたのは、プラごみはかさばるという思い込みのせい。よく考えてみれば机の周りで、かさばるプラごみなんてそんなに出ない。わたしの机の上のプラごみのほとんどは、……お菓子の個包装の袋です。大きなものは台所にあるプラごみ箱へ捨てに行けばいい。せいぜいおそらく週に2、3回。
これは卓上ごみ箱を導入するしかない。
卓上ごみ箱は100均一択!……だと思っていた。
卓上ごみ箱。100均に買いに行こう。
わたしは100均が大好きなので(そのわりには必要なものが無いのであまり買わないが……)、買う気満々で100均に行きました。あんなにたくさん物が売られているんだから、適当なのが見つかるだろう。
しかし100均には、ある特徴があります。それは、ほとんどがプラスチック製品だということ。
安さを追求するとそうなるのはわかります。機能的にはプラスチックで全く問題はない。かわいいものもいっぱいあるしね。
が、うちの相当レトロな(=古い)、過剰なまでに木製の壁板、机、で構成される部屋には、どうもプラスチックは合わないように思う。机の上にあるプラスチックごみ箱をイメージすると、どうもテンションが下がります。ステキな感じがしない。
……最近「ステキな感じ」というのは今まで思っていたよりも、人生において重要なものかもしれないと思えてきました。まあその話は後に回しましょう。今は卓上ごみ箱の話です。
世の中では白いお部屋が流行りのようで、動画に出て来る部屋はほぼ軒並み白い。そういう部屋なら白いプラスチックで収納具を揃えてすっきり見えるのでしょうが、わたしの部屋はその対極にあります。木の茶色の中で白のプラスティックが浮く。
うーん。100均以外ならそれなりにいろいろあるだろうけど、100均で買えるものにその何倍も出すのももったいないなあ……。プラスティックでも黒ならマシなのか。デコれば何とかなるのか。何かを貼るか。何かを貼るまでするなら別に適当な箱でもいいよなー。箱は家にいっぱいとっておいているし。でも箱って基本的に横長で、高さのあるものってあまりないのよねー。箱から自作して何かを貼って、までは面倒。センス良く仕上げられる気がしない。
常に視界に入る場所に「ごみ箱!」と主張されるのも嫌だし。
そして、そこで訪れる天啓。
……ペーパーバッグ、という手があるじゃないですか!
これに気づいた時も衝撃的でした。なんで今まで気づかなかったのだろう!捨てられず、手元にけっこう溜まっている可愛いペーパーバッグ。大きめのものはそれなりに使えるが、小型のものは使い道のないままただ取っておくだけだった。ここで使えれば一挙に3つくらいの問題が解決される……!
と、いうわけでこうなりました。
ちょうどいい!
オレンジ色のクリップはずっと前にプレゼントでもらって、しかし使いどころもなく死蔵していたものです。これでペーパーバッグに入れたビニール袋を留めるの。そうすればどんな大きさのビニール袋でも使えるし、口を広げられるので入れやすい。完璧。
死蔵していたペーパーバッグを活用できるのが何よりもうれしい。可愛いものの可愛さを活かせるし、汚れたり飽きたりしたら何の気兼ねもなく取り替えられます。少なくとも手持ちの小さいペーパーバッグ、10個はあるから、これを消費するまで卓上ごみ箱の心配はする必要がない。
取っ手は取ってしまった方がごみ箱としてはすっきりすると思います。あと細長いタイプではなく、マチがある程度あるものの方が安定する。自立できる安定感のある形がおすすめ。紙も厚めのものの方が気分がいいです。
なお、プラごみをちいさく畳む技術。
さきほども言ったように、この卓上ごみ箱はプラごみ専用です。特にお菓子の個包装。でもお菓子の個包装ってかさばりません?わさわさして落ち着かない。小さい容量のごみ箱だとすぐにいっぱいになってしまってめんどくさそう。
わたしはごみは小さく畳むことにしています。癖になっているので、これはあんまり負担じゃない。いつでもどこでも常に畳むと考えると億劫ですが、手遊びの一種と思えば平気。
畳むというと、基本は結ぶことを考えますよね。でもお菓子の個包装って、小さくって結ぶことが出来ないものも多くありません?そういう時にはこの方法がおすすめです。
この時食べたのは「ブラックサンダー イチゴ味」たしか期間限定。
食べました。↓
細長く折ります。↓当然のことながら、実際にはクリップで押さえておく必要はありません。
45度に折る。↓
さらに続けて45度に折る。↓
さらに45度折ると右と左の足が交差するので、クロスさせて安定させる。↓
ぼけてんねん。
足の長い部分をさらに畳んでいくと、だいたい四角形のコロンとした物体が出来上がります。この形で捨てると袋の中がわさわさすることもなく、省スペースでごみがいくらでも入って、袋を取り換える手間も少なくていい。
ビニール袋、レジ袋などよりも小さな袋で済むので、何だったら袋菓子の外袋をそのままプラごみを入れる袋にすれば無問題。わざわざビニール袋を買っている人は買わなくてもよくなるかも。
畳めるものはなるべく小さく。畳めないものは適当に。適当が快適さの鍵。
ちなみに、箸袋でこれをきれいに折ると、即席の箸置きが出来上がります。食べ物屋さんで箸置きが欲しいなと思った時におすすめ。
卓上ごみ箱を買う前に。
気に入ったごみ箱が見つかる方はそれを使うのが正解です。でも気に入ったごみ箱と出会えない方は……前々から使わずにとってある小さいペーパーバッグはありませんか?いつどこで使おうと長年考えていたりはしませんか?ペーパーバッグだったら大きさもいろいろあるし、ちょうどいい大きさを選べます。お部屋に合う色やデザインを選ぶのも楽しい!
ペーパーバッグの活用をおすすめします!
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