8.九度山へ。

和歌山/2026

今日の目的地は九度山です。どうしても「くどさん」と言ってしまう……!「くどやま」なんですが。真田幸村の追放先として天下に有名な場所ですけれども、わたしは一生くどさんと言ってしまうかも。

九度山の位置のわざわざ感が……

この日、九度山に行くかどうか迷った。それはわたしの貧乏性が原因です。いや、正直にいえば貧乏性ではなくケチなだけ。

この和歌山市と九度山の位置関係が非常に残念で……。

どう残念かというと、九度山って高野山の麓=すぐそばなんですよね。この位置関係なら、和歌山市から九度山観光に行って和歌山市まで帰ってくるんじゃなくて、高野山にそのまま行きたかった……!という残念さ。

JR和歌山駅から九度山駅まで移動すると、橋本駅乗り換えで電車で1時間半、1150円かかります。時間もお金ももったいないなあ。でもここじゃないと他に和歌山市内で観光するところがなあ。明日は友ヶ島へ行くし。

高野山の所要時間が読めないところが問題なんですよねー。高野山が1.5日で間に合うのか?2.3日かかるのか?

高野山が2.3日かかって九度山に行けないのも残念だし、九度山に行くために高野山に心を残したまま離れるのも落ち着かないだろう。なので、お金と時間を余計にかけても、先に九度山をツブしておくことにしました。その方が後悔が少ないに違いない。

……とはいえやはり残念で……。

なので、ちょっと小細工を弄することにしました。
九度山には九度山駅という駅がちゃんとあるんですけど、そこって和歌山市から橋本駅で乗り換えて、ほんとに高野山のすぐそばの駅なんですよね。そこまで行かずに、橋本駅の手前の高野口駅で降りることにしました。そこから歩くと2.7キロあるんですけど、乗り換えの時間も節約出来るし金額も680円とまあまあお得に感じる。九度山駅まで行っても2キロ弱歩かなきゃいけないから、まあそんな変わらんかなと。

けっこうケチケチですが、ちょっと得した感じで気分がいい。

九度山めぐり。

ホテルを9:00頃出て、バスでJR和歌山駅へ。そこから9:51発の電車に乗る。およそ1時間で高野口駅到着……の予定だったんですけど、線路上に笹が倒れていたとのことで、粉河駅で30分ほど止まりました。粉河駅は粉河寺の最寄り駅。今回粉河寺と根来寺は行かないことに決めたのだが、ここで止まるのは粉河寺に行けという仏様のお導きなのか?まあ降りなかったけど。

11:20、高野口駅着。

写真が斜めになっているが、立派な建物。どう見ても昔ながらの旅館だが、今調べると、今はカフェになっているようですよ。葛城館。あらあら。カフェなら入ってみれば良かったね。お昼時だったんだし。でもここから長距離歩くタイミングで休憩をしていたら却ってダメか。

九度山橋を渡ります。

多分この山の背後あたりが高野山じゃないかなあ。靄で見えないけれども。川は紀ノ川。雨で水量が増えていて、大河。

和歌山市でまさに紀ノ川の河口近くに滞在していたのに、結局紀ノ川はしっかり見なかったから、ここでしっかり見られたのは結果的に良かった。

ルート上に「道の駅九度山」がちょうどあったのでそこでお昼にしました。物販部で柿の葉寿司、パン屋だったかカフェだったかで柿ソフトを買う。柿の味はあまりしなかったような記憶。でもソフトクリームとしては普通に美味しい。柿は九度山の名物だから。柿の葉寿司も美味しい。道の駅のテラスに座って食べる。

わりとのんびり居座って、12:50頃道の駅出。

やっぱりこういうものもしっかりありました。赤備えの甲冑。どこに置いても映える物体ですね。

九度山町の電柱。真田十勇士みたいです。

こういうの可愛いし、町おこしの努力を感じて好き。

 

慈尊院。

ここは高野山を開いた弘法大師のお母さんが住んだところだそうです。高野山は女人禁制だったから。そのため「女人高野」と呼ばれることもあるそう。

わたしは女人高野と聞くと室生寺を思い出すがなあ。でも高野山と室生寺ってかなり離れているから、高野山のすぐそばのこっちの方が、高野山に行きたい人がその代替として参るという場所としてはふさわしいなあ。

まあとにかく慈尊院です。

わたしは東側から寺域に入ったので、こっち側の門はあとで見たのだが、鉢花がたくさん置いてあるアプローチは可愛らしいね。さすが女人高野。

多宝塔がある。広さはそれほどではなくこじんまりとしたお寺。絵馬がおっぱいだったのは目新しかった。おっぱいがたくさん並んでいると壮観です。

そしてお寺から直接、丹生官省符神社へ行く階段があります。

別物としてあると思っていたから、この位置関係も意外。

登った先には素朴で静かな神社。好きだなあ、こういうところ。茅の輪くぐりの作法を知らなかったから単にくぐって来ただけだが、これでわたしも無病息災。

 

九度山・真田ミュージアムと真田庵。

慈尊院から出て1キロほど戻ったところにある九度山・真田ミュージアムへと向かいます。さっき通った九度山橋より少し先へ。九度山駅側へ行きますね。

ここは正直言えばまったく印象が残ってない。悪くはなかったようなんですけど、そんなに規模も大きくないしね。まあ値段がそんなに高くないので、行って損というほどでもないと思いますが。30分くらいいたのかなあ。

まあとにかく赤は映える。

 

その後はすぐそばの真田庵(善名称院)へ。

 

慈尊院もそう感じたんですが、建物の配置が若干整理されていない印象。お寺や神社は基本的に参道などを意識することが多いから、わりとかっちり作られることが多いですよね。そういうのがない、門と本堂の配置が考えられてない印象を受けた。それが悪いというわけではないが、ちょっと違和感があった。規模が小さいので10分くらいで一通り見る。

真田ミュージアムを出る頃から、ずっと小雨だったのが本降りになって来ました。真田庵の頃になるとしっかり本降り。傘も折り畳み式で小さく、けっこう濡れています。そろそろ帰りましょう。

ここから九度山駅までなら600メートルで近いけど、……まあがんばってさっきの高野口駅まで戻りますか。2.2キロは徒歩圏内だし。雨なので正直億劫だが、このくらい濡れていればもうどっちだって同じ。

高野口駅に戻ります。

 

 

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