京都/Kyoto:2016

1.1年ぶりの旅行。

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実は小旅行を含めても1年ぶりの旅なのであった……。
しかも直近の旅行は去年の10月の1泊2日の東京で、もう少し旅らしい旅といえばさらに遡って7月の富山・新潟。
さらにいえば6泊7日という長さは久々で、それに匹敵する期間の旅は、2013年の台湾。
実に3年ぶり。感慨が深い。

今回は6泊7日で京都へ行って来ました。

GW頃ホテル予約サイトの広告が目に入り、京都を検索してみたところ、
……その時点で安いホテルは超品薄になってる、ということが今回のきっかけ。
今予約しないと安いホテルがみな無くなってしまうしまう!と焦り、
それまで全然具体化しておらず、今年は久々京都へでも行ってみようかなー程度にうっすら思っていただけなのに、
慌てて予約する羽目になった。ホテルサイトの術中にはまっている。
わたしにしては珍しく、半年前からの予約。

でも実はその後、6月にイギリスが国民投票でEU離脱の方を採択し。
その影響でイギリスポンドが劇的に下がったので(たしか200円→130円くらい)、
こんなに慌てて予約しなければ、京都に行っていた10月なんてまさにイギリスへの行き時だったんだよなー。
200円の時のイギリスなんて、大雑把に言えば物価日本の倍だもん。

関空までの飛行機代15000円を捨ててイギリスを取り直すか?と一瞬思わなかったこともないのだが、
さすがにそこまで太っ腹にはなれなかった。

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と、何となくイギリスへの未練をうっすら残しつつも京都へ。

今回のテーマは「京都で今まで行ったことのなかったところを見よう!」でした。
京都・奈良は好きで、若い頃何度も行っているので、それなりに色々見てるんだよね。
多分旅行日数を合計すると3週間くらいになるのではないかと思う。
が、一度に3週間ではなくて何年かに1度ちょこちょこ行っているので、
何度も行ってるところもある代わりに、有名なのに今まで行ったことがないところもあって。

例えば、東寺。
あの五重塔のある、京都駅極近、大変行きやすい場所にある東寺。
だが行きやすいということは、逆にいつでも行けると思う場所であり、
最終日に時間があったらとか言ってるうちに、結局今まで一度も行ってないという体たらく。
竜安寺も行ってないんだよなー。京都国立博物館も行ってない。
ここらへん、まとめてツブしてこなくては。

だが今まで行ってないということは、そもそもそれほど食指が動かなかった場所ということである。
なので、予約が超早かったわりには、予定を決めるのは超遅かった。
それなりの日数でそれなりの場所を回るのに、まあ行ってから決めてもいいか、6泊もあるんだし。とか考えてた。

ホテルを予約した時の気分では、見学に予約が必要なところ――桂離宮とか苔寺とか修学院離宮とか――を
出来れば全部見て来たい、とか思っていたのに、宮内庁の予約サイトの使い方がめんどくさく、
何度か予約を試みては面倒になってやめる、ということを繰り返した結果、
性根を据えて予約画面までたどり着いた時期には当然のごとく予約はいっぱいで。
なので、桂離宮、苔寺、修学院離宮は必然的に見られないことになった。
まあそれは仕方ないよね。その時点で1ヶ月切ってたもの。

予定を立て始めたのも、滋賀好き信長好きのOさんに尻を叩かれてから。
京都に6泊もするんなら、1日は滋賀に行ってみようかなあ。
わたしの日本征服において、滋賀県は制覇したことになってるけど、実は比叡山に行ったことしかないんだよなー。
あそこは滋賀にまたがってるとはいえ、内容的にはほとんど京都。ちょっとずるっこをしている感が否めない。
よし!今回は滋賀にも行きましょう!

ようやくスケジュールを立て始めたところ、やはり名所の宝庫京都だというかわたしが欲張りだというか、
当初想定していた数よりも、はるかに行きたい場所が増えてしまい……
あれ?この日数で足りるかな?という感じになってしまった。
そしてテーマも「今まで行ってなかった場所に」が、いつの間にか「今後二度と京都に行かなくても後悔しないように」という
悲壮なものに微妙に変わってしまい。
そうなるとやはりあちこち見なければならないところは増えるのです。

しかしなんやかんやで日程は決まった。
Oさんのご意見を拝聴しつつ、滋賀のルートも決まった。
湖北は仏像の名産地で、そういう意味でわたしが漠然と気になる土地ではあるのだが、今回は割愛。
縁があれば、今後近江の仏像めぐりが出来る日も来るでしょう。

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