徳島/Tokushima:2013

10.大塚国際美術館 その4。

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中庭より。
この建物は寡黙だね。直接的には窓がないことでそう感じるのだろうが。
少し威圧感がある。もうちょっと軽やかでも良かったかもなあ。
ウェルカム!というよりは若干エラそう。
設計は坂倉建築研究所だそうだ。なんとなく聞いたことのある名前な気がするから、
おそらく超有名どころであろう。商業施設を山ほど作っているようだが……。
おやおや。地底の森ミュージアムもここの仕事らしいですよ。

そして、1時間ちょっと前に鯛茶漬けを食べたばっかりなのに、今度は昼食を食べている……。
これは鯛めし。美術館内のレストランで。
鯛めしの味は上品で美味しかった。鯛自体の量は足りなかったけど。
うどんの方は「しょっぱ!」と思うくらいしょっぱかった。関西は薄味じゃないのか?

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モネの「大睡蓮」。これは外に展示されている。

雨も降り始めていたので、しょぼい感じに写ってしまっているが……
天気が良ければだいぶ感じも違うんだろう。
でも色がちょっと褪せた感じ?陶板焼き付けでも色の褪色はあるよね?直射日光下だし。

これの本物は、パリのオランジュリー美術館の地下の専用展示室に飾られていて、やはり楕円形。
わたしの記憶では楕円形が2部屋分くっつき、細長い「8」の形になっていた気がしたが……
はるか昔の話なので定かではない。それにもっと、部屋は小さかったなあ。
ここまで大きいと絵まで遠すぎる。
でもこの椅子は移動可で、自分の好きな位置まで持っていってお楽しみ下さい、というスタンスらしい。

ガイドさんが教えてくれたところによると、この椅子の座面は陶製で、
まさに絵を焼き付けしている板と同じものだそうだ。さわってみるとざらざら。

「大睡蓮」の外側は、睡蓮をメインにしたガーデンになっている。

この庭は素敵だったな。オカネモチならこんな庭を持ちたい。

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