デジブック紙芝居。

オンライン英会話を始めました。(その2)

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ヘッドセットを買ったら、スカイプというソフトをダウンロード。
スカイプはレアジョブのサイトからダウンロードページに行けます。
このソフトを通じて、全世界と無料で話せるなんて、地球は狭くなったもんじゃのう。
わたしは決してパソコンが得意な方ではないが、それでも特に問題なくダウンロード出来。
サウンドテストもクリア。さて、いよいよ無料体験。

レアジョブでは特に無料体験用の講師などを決めていないので、
どんな講師に当たるかは自分の選択次第。ここでどんな人に当たるかによって、
満足感は天と地ほども違うので、非常に大事なところなのだが……

でも、選ぶにあたって、ここは運しかありません。

ネット上でもちらほら名前が出るようなレアジョブの有名講師もいるが、
有名講師が評判通り最高のレッスンをするかというと、一概にそうは言えない気がする。
それに、現実的に有名講師は予約が取りにくいので、入会したとしてもその人のレッスンを
受けるには“相応の犠牲”を払わなければならない。つまり最初だけ有名講師を受けても
あまり意味がないということ。
その相応の犠牲とは?これは、レアジョブの予約方法に関わって来ます。

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レアジョブは「月30回」ではなくて、「毎日25分」(50分コースもある)の設定。
振り替えはない。つまり一日25分(50分)以上のレッスンは受けられず、
暇な時に何回かまとめて受けるということが出来ない。
そして、予約は直近の25分(または25分×2回の50分)の分しか不可。
つまり毎日やる場合、その日のレッスンが終わった時点で翌日のレッスンを予約するという形。

これが少々キビシイ……。
というのは、やはり人気の講師というのは予約が集中するもので、その日のこちらのレッスンが
終わったあとの予約では、その講師の翌日の予約が埋まっていることが多々あるからです。
なので、人気の講師を毎日予約し続けるというのはほぼ不可能。
絶対次も同じ人!と思ったら、翌日ではなく翌々日以降のその講師の空き時間を予約せねばならず、
かといってその講師のレッスンを予約すれば、それ以前に別の予約は入れられないわけだから
翌日のレッスンは出来なくなる。

レアジョブによれば、この予約方法は一部の講師に予約が集中するのを防ぐためのもの
でもあるという。まあ、それはそうかな。
こういう方法じゃなかったら、人気講師の予約がますます取りづらくなり、
レアジョブ側にとっても人気の講師はますます混みあい、さほどでもない講師は暇になっていく
という好ましからざる方向へ流れるだろう。
使うこっちとしては少々不便さを感じるシステムではあるが、それも仕方ないかな、
というのが現在の感触。みんなが平等に不便なんだしね。予約が早い者勝ちになったら、
うーん、一日中私用のネットを使える立場の人が圧倒的に有利だろうし。

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さて、無料体験の講師を選ぶ段階へ戻ります。

わたしもこの時の講師を選ぶに当たっては、ネット上を彷徨い、なんかいい情報がないかと
色々漁ったものですが、結論として、ネット上には超人気講師こそ名前が散見されるものの、
(不人気もちょこちょこある)具体的な情報としては役に立たない。
なので、あまりハズレない(であろう)一般的な選び方のマイルールを紹介します。

レアジョブのページでは、「レッスン予約状況」でその日予約可能な講師の一覧が
ずらりと出てきます。その数の多さに幻惑されず、最初の方から順番に、
写真と自己紹介の音声で一人一人チェックしていって下さい。
最初の方からというのは、写真掲載は登録順のようなので、最初に載っている人ほど
経験豊富だろうから。といってもレアジョブ自体もスタートから2年半しか経っていないし、
何しろ相手はタダの学生(卒業生)で、経験豊富といっても限度がありますけどね。

で、まあ何人かの音声を聞く。その時点で「聞きとりにくいな」と思ったら止めた方が無難。
自己紹介の音声は文章を読みあげているようなので、会話の場合はまた別である可能性は
あると思うんだけど、今回は「並み以上の講師に当たるように」という目的なので、
無難な方向を選んで吉。

写真、音声、自己紹介文で気に入ったら、おもむろにその講師の予約状況を見る。
その日の真夜中近く――あるいは翌日の午前中でも――にチェックして、
翌日の予約が埋まっている、という講師であればハズレが少ないです。
例えば23日の24時頃(あるいは24日の午前中)に24日の予約がほぼ埋まっている状態。
そういう人には、ある程度リピーターがついているということですから。
何度も受けたいと思わせるというのは、良い講師でしょ?

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だがしかし、ここで言っといた方がいいことがある。
レアジョブにおける良い講師、とは何か。

何しろ講師はほぼ大学生なわけです。卒業生もそれなりにいるだろうけど、
基本は20歳前後の学生アルバイト。
それに加えてレアジョブでは、講師としての訓練を特に行ってはいない様子。
20歳の東大生に、日本語を過不足なく外国人に教える能力があるでしょうか。
しかも語彙力もなく、基本文法さえアヤシイ外国人相手に!
普通に考えて無理でしょ?

オンライン英会話で一から文法を習いたい。
そういうスタンスで英語に取り組みたい人にはレアジョブは向かないと思う。
たしかに文法テキストも用意しているようだし、他に推奨テキストもあるようだから、
それはそれで有用なのかもしれないが、あくまで伴走者でしかないと思うんだよね。

文法の話をされて、それを英語で理解できる英語力があるなら、
基本文法は不要なんじゃ?と思うし、それ以上細かい話になってくると、
何の訓練も受けていない一介の大学生が正確な説明を出来るとは思わない。
文法を理解したいなら、日本語のテキストを読んだ方がおそらくずっと効率的だろう。

だから、レアジョブはアウトプット専門と割り切るべき。
要は野球における壁ですよ。一人でキャッチボールをする時にボールを当てる壁。
投げて、拾ってという動作の相手。その壁があるからこそ自主トレになるのだが、
壁はスイング指導もピッチング指導もしてくれない。
もちろん人間である分、壁よりも楽しいし助けてもくれるが、
「基本」を一から習う相手ではないということ。

こちらのたどたどしい英語力を我慢してくれる(さらには話題も提供してくれる)
お喋り相手を有料で確保する、というスタンスが最も正しい気がする。

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2回の無料レッスンはね。
けっこう楽しかった。まあ今から考えれば、無料レッスンの相手である講師はどちらも、
――こう言っちゃなんだが、そんなに面白いレッスンをする人ではなかった。
入会してから数々の講師のレッスンを受けてみて、現状最大満足の講師を10段階で10とするなら、
うーん。3くらいの楽しさだろうか。
「これでよく入会しようと思ったな」と今にしては思うのだが、その時は
“ネットで外国人と話してるよ~~~~”ってことだけで十分テンションが上がっているので、
あまり迷わずに入会を決めた。元々わたしがオンライン英会話に求めるものが
それほど大きくなかったのも幸いしたかもしれない。

週末金土日の25分コースで入会しました。

ただ、スカイプの使い方がねー……
あまりパソコンに詳しくないわたしでも最低限は使えてるんだから別に難しくはないが、
それほどきちんと活用出来ているわけではありません……。
スカイプ内の顔文字を使えるようになるまで1ヶ月以上かかった……
(スカイプの顔文字は「エモーティコン」と言います。使い方はパソコンで検索すると一発。
でも、エモーティコンという名前を知らないと検索に苦労する(^_^;))

実はまだチャットボックスのテキスト文の訂正にチャレンジしたことがないんだよなあ……
なにしろ、わたしは喋るのとタイピングが同時に出来ないので、必然的にタイピングは少なめ。
タイトルとか、日本語の単語程度。なので、訂正する機会があまりないと言えばないし、
訂正ではなく打ち直しした方が早いというか。ミスタイプでもわかってくれるというか。
訂正方法もネットで検索して、一応やり方はわかっているはずなんだけど。

あ、それから、会費の払い方ですが、わたしはペイパルを使ったクレジットカード決済。
ネットで何かをするにあたって何かと精神的負担になるのは、こういうオンライン上での
支払いなのですが、もうこれはあたって砕けるつもりで挑戦してみるしかないかなー。
現在の所は問題なく引き落とし出来ているようです。
パスワードを控えておくことを忘れずに。

(一般的に、ネットで何かの登録をするにあたっては、パスワードやアドレスが必要ですが、
面倒がらずに書きとめとくと安心ですよー。そこを面倒がると忘れてしまった時に
さらにめんどくさいことになる。わたしはノートを1冊用意して全部メモするようにしています。
パソコンで管理するよりその方が安全で楽な気がする。)

その3に続く。

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