デジブック紙芝居。

オンライン英会話を始めました。(その4)

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最後は講師について。

前述したように、レアジョブには1000人を超える講師がいます。
しかもえらい勢いで増えている(^_^;)。
もちろん1000人が毎日稼働中ということはないが、相当な数であることは間違いない。

わたしはリストをツブしていくことに快感を覚えるリストマニアなので、
私的基準に叶う講師全員を制覇!という誘惑も感じないこともない。
だが、1回限りのお付き合いだといつまで経っても内容のあるレッスンが出来そうもないし。
やはりこのうちから何人か、気の合う人を探すという方向が正しいだろう。
ツブすとしたら膨大な作業量になりそうですが、そこはリストマニアの本領発揮、
既述の方法で淡々とセレクト&トライ。けっこうこの過程も楽しいです。

要は、リピートしたいな、という講師に出会うことだよね。

わたしの場合は無料体験レッスンを含めて4人目の人で「リピートしたいな」という人がいました。
5人目の人も良かった。7人目の人も良かった。10人目が「この人すごくいい!」という人。
12人目の人が良かった時点で、そろそろ開拓からリピートに移行。

とはいってもリピートだけでももたなかった。
5人程度で回すと、その5人の中で予約が出来ない日がちょこちょこある。
すでに予約でいっぱいな場合とか、講師自体が休んでいる時とか。
今日受けた講師は翌日も空いているんだけど、この人と2日続けて話すのは飽きるな、とか。
なので、最初の1ヶ月くらいは、リピート半分、新規半分くらいの割合になった。

あ、そういえば既述の「講師の選び方」で言い忘れたことがある。
その講師の稼働率も重要な要素。週に5日程度は働く講師じゃないとリピートしにくいと思う。
どんなにいい講師だって、1週間に1日しか働かない人では、リピートしたいと思っても
なかなか難しいじゃないですか。なので、レッスン数が少ない人はトライ基準から外してます。

またレッスン回数をこなすに従って、上記5人のうち、
4人目は少し講師としての積極性に欠けると感じるようになり、
5人目は人気講師だったので普通にはなかなか予約出来ず。
7人目の人は何度か受けて性格は良かったんだけど、すごく話好きの人だったため、
こちらが聞く一方で少々不満を感じるようになり。
段々基準が厳しくなっていくもんです。

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始めてから2ヶ月ちょっとの、今の時点で言えば。

今まで授業を受けてみた講師は27人。そのうち、
1.現時点でマイ講師(?)としてリピートしているのは4人。
2.講師として良さそうだけど、早口すぎてついていけなかった人2人。
3.何度かレッスンを受けて、今後は取らないかもしれないけどいい人だったのは7人。
4.いい人だったけどレッスンがつまらん、と感じたのが5人。
5.1回でやめとこう、と思った人9人。

1の内訳は、私的10段階評価でいえば10が1人、8が1人、7が2人というところ。

10の人は受けられるものなら毎日受けてもいい。
でも彼女は(超はつかないが)人気講師なので、予約がそこそこ難しい。
現状はだいたい週2回、まれに3回くらいのペースか。
いろんなこと知っているし、こちらのブロークンな英語にも行き届いた反応をしてくれるし、
チャットは丁寧に使ってくれるし、英作文は時間外残業してくれるし、話題も合うと思うし、
こちらの好みをちゃんと掴んでくれているし、言うことなし。べたぼめですな。

8の人は面白い。ちょっと早口なのがツライとこだが、言うことがはっきりしているので
わりとわかりやすい。ただし、彼女のテンションが高い時には、こちらが防戦一方(^_^;)
になってしまうこともある。

7の2人のうち男性の方は、性格が朴訥そうなところが安心して喋れる感じ。
少々喋りは癖があるかな。
でも質問を多々繰り出してくれるので、こちらの喋る訓練としてはいいと思う。
彼のレッスンの時が、多分一番喋っている時間が長い気がする。
彼は正直、翌日のレッスンがちょこちょこ空いている人なので、予約しやすい。
こういう「それほど人気ってわけじゃないけど自分にはいい講師」を探せれば
一番いいわけだからね。

7の女性の方は、やはり質問を次から次へと繰り出してくれるのでこちらは一所懸命喋る。
ただ、この人は現段階で3回受けただけで、その後本人がしばらく稼働してないようなので、
ここ2週間くらいご無沙汰。戻ってくるかな?

やはり3人だとちょっと回しにくいので、1週間に1回くらい新規の講師にトライしてます。
もう1人か2人、7以上の人が見つかるといいのだが。

ちなみに「やめとこう」と思った人の中には、すごくいい人そうなんだけど
スカイプの音声があまりにも悪かった人、人気講師で予約が難しそう、という人も含まれます。
それ以外は「真面目すぎるようだ」「微妙に冷たい感じ」「話題が合わなそう」と感じた人。
リピートしようかどうしようか、当落線上にいる人は多いんだけど、
何しろ講師が1000人いるわけだから、迷う程度の人を努力して受け続ける必要はないだろうと。

フィリピン人は基本的にフレンドリーな人が多いんだろうねー。
日本人の大学生は、いくらアルバイトとはいえここまで見知らぬ人に明るく対応出来ない気がする。

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正直、壁を感じることは多々ある。
やっぱり旅行会話と日常会話は天と地ほどの違いがあって、この2ヶ月の経験で、
普通の日常会話をするためにはどれほどの単語数を覚えなきゃならないのかを考えると、
ちょっとブルー入る。

会話の中でSNAILという単語が出ました。前に何か聞いたことはある気がするけど、
意味は忘れてしまっていた。これはカタツムリという意味。
「日本で生活している限りにおいて、あるいは海外旅行の時に使うだけなら、
SNAILなんて英語、一生知らなくったって全然困らないのに……」
ここでふと立ち止まって、はるか先を見晴らす。わたしの前には覚えなきゃならない英単語の山が
エベレストのごとくそびえたっている……。

相手の早口に太刀打ち出来ないこともあるし。
聞き取れないこともさりながら、相手のスピードに合わせて喋ろうとした結果、
何も言えない、ということもある。そこで相手に引きずられず、
自分の話せる範囲でゆ~っくり喋った方がお互いに実りある会話が出来るであろうのに。

上手く話せなかった時は気分が沈むので、
ちょっと疲れたな、と思った時は素直に休むのも大事。その方が続きそうな気がする。

でもまあ。負け惜しみみたいな言い草になるけど。
少なくとも言いたいことがあって、それを英語で言えない口惜しさはいいことだと思うんだよね。
コミュニケーションのために言葉があるのであって、言葉のために人間がいるんじゃない。
「このことを、この人と話したい」
それが、多分大事なことです。

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2ヶ月半経って。自分の英語がすごく進歩したかというと、そーでもないかなーとは思う。
むしろ自分がどれだけ喋れないかに思い当って、がっかりすることも多い。
これが進歩かもね、もしかすると。

オンライン英会話、迷っているならとりあえずやってみるといい。
あまり要求が高すぎる人には向かない方法だが、何しろ楽しいから。
わたしはお薦めします。

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