徳島/Tokushima:2013

13.大塚国際美術館 その6。

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あとはマイナーどころで気に入ったもの。

ハラルド・ソールベリ「北の花咲く野原」

初耳の人。オスロ国立美術館にある作品で、北欧の物寂しさ。

リッカード・ベリ「北欧の夏の宵」

とても写実的な。絵というより、映画のワンシーンのようだ。
このシーンから始まる映画があっても全く不自然じゃない。
北欧じゃないけど、ジェーン・オースティンなんかのイギリス映画とかにありそうな雰囲気だ。

カルロス・シュヴァーベ「百合の聖母」

百合の聖母というより、主役は百合ですよね。百合フェチっぽい。
百合の構図にしても影への入れ方にも、物珍しさを感じる。どこの人なんだろう?
……スイスの人だそうだ。雰囲気に、イギリスのラファエル前派あたりとの繋がりを感じる。

アドルフ・メンツェル「アトリエの壁」

なんか異様な感じの絵。このライティングは一体何事だろう……。
わざわざこのライティングかね?
斜めでも相当ブキミだが、このアングルが正面からなら、それもそれで相当コワかったろうな。

イヴァン・アイヴァゾフスキー「第九の波濤」

画家は名前的にもロシアの人だろう、サンクトペテルブルグのロシア美術館にあるそうだし。
ロシア人の絵って初めてかもなあ。イコンとかは別として。あ、これ本物じゃなかったんだ……
波のあたりが、ラッセンの絵を思い出させる。
タイトル的には、大波への怖れを描いた絵だそうなんだけど、
「ああ、きれいな夕焼けと波やなあ」という方向にしかいかない。怖れるには美しすぎる。

ゲインズバラ「ポメラニアン犬の親子」

かわええ♪

ダヴィッド「ナポレオンの戴冠」

この美術館で最後に見ることになったのはこれ。
へとへとになっており、この絵の何を見たか、というと実は何も見てない。
まあデカすぎる絵は細部を見ようとも思えなくなるけどね。

メインロビーではないけど、ロビー。
多分この高さはシスティーナ礼拝堂がある故のものだと思う。3階分吹き抜けかな。

17:00、閉館時間に大塚国際美術館発。

鳴門駅からJRで移動。特急列車なのに2両編成とは驚いたし、乗継駅があまりにも
ちっちゃい駅で、こんな駅に特急が停まるのか!とびっくりした。

19:30頃高松着。
高松は予想以上に都会でした。わたしの印象では、四国の県庁所在地の大きさは、
みんなあまり変わらんのではないかというイメージだったのだが、けっこう違う。

駅に着いたら雨が激しかったので多分駅から1キロ弱のホテルにタクシーで行く。気の毒。
ホテルに20:00着。

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