伊勢・名古屋の巻/2025

17.ずっと行きたかった名古屋城本丸御殿。

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正確に言えば、本命は名古屋城というより本丸御殿でした。復元されたのは2018年らしい。復元ニュースを見てからずっと「これは見てみたい!」と思っていて、今回ようやく行けました。その前に高知城に行って、城と共にある現存唯一の本丸御殿を「ほほー」と思いながら見たんですけどね。

でもまず金シャチ横丁で腹ごしらえ。

 

名古屋城は激混み。

だが金シャチ横丁に行くと。
予想は出来ていたことながら、かなり混んでいました。ちょっと無理なくらい。義直ゾーンで「鳥開」か「矢場とん」に行きたかったのだが。まあみんなそう思って来るんだろう。昼のピークは過ぎたからワンチャン行けるか?という見通しは甘かった。この時多分13:00過ぎですか。

もうだいぶお腹が空いていたんだけど、流れでお城に入ってしまいました。中で何か食べられるかな。

正門の石垣立派!あのでっかい石を見て!

堀も立派。往時はこれに満々と水が湛えられていたんですね。今は鹿が住んでいる。

名古屋城は以前に来た時、入らなかったのか入れなかったのか、とにかく入ってない。今回も老朽化により閉館中で入れない。おおう。縁がないね。

その代わりに(?)西の丸御蔵城宝館へ行きました。小さい資料館です。

美しい能装束。「白地四季花篭桐鳳凰長絹」。こういう着物があるのなら欲しい。これを普通の着物のデザインに移すのは難しいだろうし、そもそも何千万円になるのか……

しかし名古屋城、混んでますね。空間が広々しているからツラくはないけど、とにかく人が多い。そしてほとんどが外国人。8割が外国人で、その中の8割が(おそらく)中国人。数字に根拠はないが体感的に。

 

いよいよ本命の本丸御殿。

入口は多少並びましたが、それでも比較的空いてる方だったんじゃないかな。といっても見学の列に隙間はありません。靴を脱いでロッカーに預けて入るスタイル。

いやもう、豪華。

写真が上手く撮れてないが、もう少し内部は明るい感じでした。ああ、この襖絵、部屋に入ってじっくり見たいなあ……

ナンデスカ、この釘隠し!こんな大きさの釘隠しなら釘200本くらい隠れちゃうよ。このあたりは御殿の最奥付近で、将軍が来ることを想定して豪華に作った部分のインテリア。今まで見たこともない、豪華でキラキラ。

すごいなあ。本丸御殿を復元するというニュースを見た時から思っていたけど、ここにここまでかける財力がね……。名古屋は花嫁道具が豪華という話を聞いたことがあるが、そういう土地柄であることと根っこは同じなのか。

襖絵も見事でねえ。障壁画っていいよねえ。今出来のキラキラが若干不利に働いて、侘びさびはないわけだが。これから数十年経ったらいい時代感がついて本物らしさも出て来るだろう。わたしはその時この世にはいないが。いいなあ。近くで見たい。そういう意味では京都の智積院の広間はいいものを近くで見られてありがたい。

まあこの欄間は派手すぎ。

メモるのを忘れているので、本丸御殿をどのくらい見たかは不明。1時間弱ですか。30分強ですか。前後に人がいて、基本的にはその流れに沿って見学することになるので、こころゆくまでじっくりとはいかない気がする。襖絵近くで見たいなあ。

本丸御殿から出て14:00は過ぎてたでしょう。もうお腹が空いて空いて。でも実は15:00から仙台89ERSの試合を見に行きます。名古屋城至近の――というより城の敷地内にあるドルフィンズアリーナで。

早めに行ってアリーナグルメで昼ご飯にしようかと思ったのですが、その前にみたらし団子を売ってるお店を見つけました。……よく考えてみるとわたし今朝食べたのは鈴カステラだけだったんですよね。ということはつまり、この日まだ無食?そりゃお腹すくわ。

みたらし団子1本食べて。さあ、アリーナへ……と思ったら、ニンジャショーの看板を見つけてしまった。14:30からだって。えー?どうするー?時間ないけど。でもちょっと気になる。

ちょっとだけ見ました。15分ほど。この日は女性2人のニンジャで、喋りながら動くのは大変そうだったがなかなか面白かった。吹き矢だっけ、手裏剣だっけ、1人がもう1人に向かって何かを投げる演戯をしてたんだけど、あれコワかったー。成功したからいいものの、失敗したらと思うとこわいよー。

まだ演戯は続き、もっと見ていたかったけど、何しろバスケの試合が始まるのよね。もう時間ギリギリ。後ろ髪を引かれながらその場を後にします。

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