久々のイタリアは、――やはり楽だというか。初めての国だとどうしても不安感がありますからね。
まあその油断のせいで電車で罰金を取られたりもするわけだが(^_^;)。
あんまり天気にはこだわりのない方だけど、今回ほど曇りばっかりというのはね。
オランダに行った時くらいだな。やっぱり天気が悪いと写真が映えず。それが残念。
でも写真はそれを除けても、全体的に中途半端であかんかったね。
ヴェネツィアは人が多く、そして土地が狭いのでアングル確保が難しいという点もあれども。
やっぱり体力気力ですか、問題は。
疲れていると、カメラを構えるのも面倒だったりするもの。
楽、ということは、反面では発見が少ないとも言える。違和感が少ない。あるいは驚きがない。
わざわざオカネをかけて海外に行くのなら、新鮮なオドロキを味わって来たいものだが。
――まあでも前世はフェレンツェの野良バトですから、違和感がないのもしょーがないか。
(別な前世では、イギリスは湖水地方の羊であろう、ということになっている。)
印象深い建造物ベスト3。
1.サンタ・マリア・アッスンタ教会
2.サンタポッリナーレ・イン・クラッセ教会
3.サンロッコ同信会
印象深い人物ベスト3。
1.リュート弾き
2.「椿姫」で隣り合ったイギリス人夫婦
3.ラヴェンナの中学生
ちょっと無理くりですか。
食べ物は、今回は特に印象的というほどのものは。
イタリアへ行ってがっつり食べてこないでどうする、と思うが、
食べ物だったらむしろチェコの方が感動がありますよ。
普通のものがすごく美味い!という意味で。
今回の反省は、やはり買物が出来る場所を最後に持って来るべき、ということかな。
ヴェネツィアが最終地の方が良かった。気分優先でルートを組みたてたが、
もっと実際のことを考えるべきだったと思う。
あとは、……列車の乗り方はちゃんとガイドブックを読んでおけということと(^_^;)、
元気な時にも体力を考えろ、オナカの薬はちゃんとバッグに入れておけ、ということですかね。
あと、そろそろ「王道・日本の味」を携帯して行った方がいい歳なのかなー。
日本料理レストランで飲んだ番茶をあれだけ美味しいと感じるようだと。
紅茶でも中国茶でも同じくらい腹の底まで染みとおるけどね。
以上、イタリア旅行でした。長いこと読んで下さった皆さん、どうもありがとう。
また次の時までごきげんよう。