帰りは惰性。帰りの飛行機で4,5時間ぐっすり眠れたのは良かった。
が、楽しみにしていたATOMICA(行きの飛行機ではまったゲーム)がなかったのは
どういうことだ!やりたかったのにーっ。
パリを真夜中近く発って、成田到着は18時。時差がありますからね。
飛行機に乗っているのは正味12時間ちょっと。やっぱり疲れますよ、長丁場。
地面に立つとほっとする。
At Narita Airport.
多分これが成田へ着いた時に撮った飛行機だと思うんだけど……
もう帰りは何がなんだか。まったく印象に残ってない。まあだいたいそんなもんです。
あ、そういえば、パリの空港で日本人の団体さんが飛行機に乗れずに抗議をしていたようだったなあ。
携帯で会社に「帰れないので明日出社出来ません」と言ってた人がいた。
ぱっと見どんな団体なのかはわからなかったけど……添乗員もいなかったようだ。
年齢にも幅があったようだし、社員旅行か何かなのだろうか。
(今時ヨーロッパに社員旅行ってのもないかな?)
社員旅行参加者全員が飛行機に乗れなかったら、会社は困るだろうなあ。
わたしは飛行機に乗れなかった経験はないけれど、5時間くらい離陸が遅れたことはある。
海外旅行で、飛行機の数時間の遅れはザラ。
あとはロスト・バゲージ……スーツケースが別な飛行機に乗せられてしまったという経験は1度ある。
その時は帰り道で、翌日宅急便で特に損傷もなく自宅へ届いた。
帰り道に重いスーツケースを引きずらなくても良かったので、むしろ得だったか?
でも本当にスーツケースが無くなったらショックだよなー。
お土産も勿体ないけど、当時は山ほど撮ったフィルムをスーツケースに入れていたもの。
それが丸々無くなったら、泣いても泣き切れない。
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18時に着陸して、18:46の成田エクスプレスに乗れたのは相当早い部類だと思う。
いつも荷物が出て来るまで時間がかかって、下手すると空港から出るまで2時間近くかかる。
そうなるとその日のうちに家まで帰れません。
その覚悟もしていたんだけど、幸いなことに都合良く電車の接続がありました。
東京駅での人ごみに、ああ、やっぱり戻って来ちゃったなー、と思う。
人々の佇まいを、発って来たばかりのギリシャと比べる。
……ギリシャのおっさんたちは風貌になかなか味があった。それに比べて日本のおっさんたちは……
そんなことにを思いつつ、エスカレーターを乗り降りするおっさんたちの顔を眺める。
でもよく見ると、日本のおっさんたちもそれなりに味があるよ。
ギリシャはギリシャなりに。日本は日本なりに。
世界はそんなに違わない。日常は、どこの国でもそんな風に過ぎる。
20:16 東京駅発。
22:15 地元駅着。
22:40 自宅帰着。
あー帰って来た。へとへとだ。