京都/Kyoto:2011

4.宇治歩き。

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JRを降りてちょうど昼過ぎ。宇治駅前の商店街を歩きながら昼食の場所を物色する。
ちなみに、宇治駅からずっと土産物屋さんが賑やかに続いているイメージだったが、
そういうのはもう少し先まで行かないと無くて、駅前近辺はごく普通の地方都市。

「乱」という店で海鮮丼1000円。

美味しかったです。内陸にもかかわらず。
地元では、上に小菊を飾ることはあっても、花びらを散らすというのはあまり見ないので
きれいだなあと思った。アボガトが載っているのも手をかけている感じでいい。
お味噌汁にも具の種類が多く、正直半端ものをみんな合わせて作りました、
ということなんだろうなあとは思うんだけど、
そうやって食べれば食材を大切に使うことになるので、店の姿勢として好感が持てる。
けっこう混んでました。

宇治と言えば。

お茶であり源氏物語であり、少しひねって宇治川の先陣争いだったりするわけだが、
王道の観光客としては、やはり宇治平等院でしょう。

だが写真はまだナイ。
というのは、平等院に行ったところ、……庭を巡るだけのチケットはあまり待たずに買えたのだが、
本堂拝観の見学チケットが――ガイド付き見学のため、14時半からの分しか空きがない。
この時点で13時過ぎ。そして我々は16時には宇治を出て京都市内まで戻らなければならない。

先に平等院以外の場所を回ろうということになりました。

源氏物語ミュージアムに向かって行くと、耳にジブリ映画の音楽が。
よく聴くとそれは生音で、こんなところで吹いている。

橋の写真にしか見えないだろうが……実はここに演奏者が。

A instrumental musician played music near the bridge.Maybe it would be soprano-sax.

ソプラノサックス?
周りは川沿いの公園なので、観光客や地元の親子連れがのんびりと行きかう。
そういう状況で演奏するのはなかなか度胸がいると思うが、……それが可能なくらいに上手でした。
生音好きのわたしはちょっとシアワセ。

宇治川の先陣争いもこんな流れの中で行われたんだろう。
今でも水量が豊かで、流れが速い。馬が必死で泳ぐ光景が見える。

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源氏物語ミュージアムはねー。
数年前から来たいと思っていた場所のわりには(というより、その期待のせいか)
期待外れだったのでした。

Model of old type mansion in Heian era.At Genji-monogatari(The tale of Genji)museum.

寝殿作りの再現模型とか、

Same as a miniature.

六条院の縮小模型とか、

A bullock cart?for nobles in Heian era.

牛車とかは大変良かったんだけれどもね。
逆に言えば、それだけだったので……もう少しこのレベルのものを揃えて欲しかった。不満。

宇治の辺りは散歩道もよく整備され、規模もちょうど良くて雰囲気のいいところ。

宇治神社、宇治上神社など、古くて小さい神社に寄りながら。

Ujigami-jinja-shurine.

多分これは宇治上神社。
ここでちっちゃいウサギの置物に入ったおみくじを引きました。大吉(^^)v。

川面を凝視しながら哲学するサギ。……サギでいいのか?鳥の種類はようわからん……
何か妙に人間っぽかった。人間がサギに化けているのではないかと思った。

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