伊勢・名古屋の巻/2025

8.鳥羽水族館。

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この時点で14:00。夕方の方が空いてると踏んでここを最後にしたんだけど、まあいい読みだったんじゃないでしょうか。混んでいるというほどではなかった。

ただ、この時間帯に入場すると、いろいろあるショーのスケジュールの選択の幅が狭いので、HPで事前にチェックした方が良いかと思います。ショーにあまり興味なかったら別だけど。わたしはアシカショーとラッコのお食事タイムが見られれば良かったので、この時間でも大丈夫でした。

ちなみに15:00に海獣の王国お食事タイム、15:30にアシカショー、16:20にラッコのお食事タイムでした。

 

きれいな水槽。

 

 

鳥羽水族館は普通のお魚が入っている水槽がカラフルできれいだったと思います。水族館のスターは基本的に海獣類だと思うイルカ派のamairoですが、それもこういうきれいな水槽があってこそ映えると思う。青いザリガニなんて初めて見ましたよー。びっくりするね。

 

アシカショー。

この顔よ。

 

哲学者カピバラ。

 

スナドリネコさん。特徴的な顔をしていますね。この方、泳ぎが得意なんだそうですよ。

この他にアロワナとかピラルクとかでかい魚もいろいろ撮ったのですが……。アップで撮りすぎてコワイので省略。

 

なかなか見ないニンゲンの水槽。これはそこそこ珍しいダイバータイプのニンゲンだそうです。あんまり上手く撮れなかった。

 

どう見ても別な物体にしか見えない丸々としたアザラシ。いやもうコロッコロ。

 

人形伝説の基と言われたジュゴン。カバっぽいと思う。

あ、スナメリもいたんだった。思ったよりも細い体をしていて、泳ぐ速度が速くてスマートなのでカメラの焦点がなかなか合わないという些細な欠点をもつスナメリが。彼らはすごい泳いでいた。こちらはちょっとでも興味を引きないかと手を振ったりしてみるんだけど、だいたいは無視で通り過ぎる。

 

鳥羽水族館のスーパースター、ラッコさん。

水族館は好きで、旅行先にあればたいてい行くので、おそらく10ヶ所くらいは行ってるかな?ラッコは全然珍しいものではない認識だったのですが、わたしの知らないところでいつの間にか飼育頭数を減らし、現時点で国内で飼育されているラッコはこの鳥羽水族館の2頭のメスだけだそうです。今回、友達に聞いて初めて知った。

その希少価値のあるラッコ、当然ながら大人気でした!

あまりに人気すぎて、お食事タイムは水槽の前、激混み。時間ぴったりに行ったからすごく遠くからしか見られなくて。というか、ほとんど見られないくらいの遠さ。なんとか写真を撮ったが超ズームにしなければならなかったので画質が粗い。

飼育員さんのニコニコ顔が良かったですね~。親子のようだった。

ラッコは客側のガラス部分にも時々来てくれて、ファンサービスをしてくれました。いや、してくれていたようです。あんまり見えなかったのよ。いや、この人気ぶりは予想外だった。

 

鳥羽水族館の感想。

良い水族館だったと思う。しかし評価するならば、うーん、65点くらいと感じた。
期待値が高かったということもあるだろう。

いい点は魚の水槽のカラフルさと、行くまで知らなかったけど、魚類・海獣類以外の動物もけっこう充実していたこと。カピバラとかスナドリネコとか、フラミンゴやオウムも。ヘビとかワニとかトカゲはちょっと苦手ですが。ここまで範囲が広がると飼育するの大変だろうなあと思いました。

悪い点は……建物に、建築としてちょっと不満を感じた。
ここの売りは「順路のない水族館」らしいのですが、それを売りにするにはちょっとねー。水族館は上下で見せる必要があるから、半階とかを多用しがちというのは理解出来るのだが、なんか中途半端な階段が多すぎた気がしたし、高低差をつけるにしてももっと動線を工夫して欲しい……というのをあちこちで感じた。

それと関連する話だけれど、通常水槽でお食事タイムを見せるには全体的に水槽自体が小さかった気がするなあ。
ラッコに人気が集まるのは近年の話だから無理のないことではあるけれど、でもそういうショーには人だかりがするものでしょう。それを考えて作られているように感じなかった。鳥羽水族館は人気のある水族館で、わたしが行ったのは人が少な目の時だったはずだが、それでも不満を感じたのだから。

それと、ラッコのお食事タイムが長すぎた。
長くて何が悪いとも思うでしょうが、ほぼ17:00近くまでやっていたんですよね。そして閉館が17:00なんです。16:20から始まるお食事タイムが約15分と書いてあって、そのつもりでいたから、お食事タイムが終われば人がはけて近くで写真を撮れるだろう、その後ショップを見て何か探そう……という予定は崩れるわけです。

結局ラッコは近くで見られなかった。それはわたしの不明だが、お食事タイムは30分か40分と書いておいた方が(事実と近いので)親切。

途中でラッコを撮るのを(見るのも)諦めて離脱。ショップを高速で回りました。まあ予想通り、買ったものはないんだけど。それが終わってもう17:00だから退館時間ですよね。そこらへんがちょっと。気にかかった。

 

水族館のあとは。

17:00になりました。水族館に3時間いたことになります。満足出来るくらいは見たが、若干の見残し感があったかも。とにかくラッコはちゃんと見られなかった。

日は沈みかけている。鳥羽ちゃんぽんを食べて以降、特に休みも栄養補給もしていないので、けっこう疲れています。ほんとは水族館の飲食コーナーで少し休んでから館内を見回りたかったのですが、気が急いてしまって。

ここからJR鳥羽駅に向かいます。水族館の最寄り駅は中之郷駅ですが、JR鳥羽駅の近くに行ってみたいお店があったのよ。

喫茶チェリー!ここの「とばーがー」を食べたかった。

「とばーがー」とは、2007年に鳥羽市が肝入りで設定した地元グルメらしい。これ!という形式は設定せず、地元の食材を使ったバーガーということで、各飲食店が売り出すというコンセプト。
……が、現行は残念ながら下火になったらしいですね。今も出しているお店はあるそうですが、勢いはないらしい。鳥羽城まで案内してくれた地元の方も「最近は聞きませんね」と言っていた。

が、今に残る数少ない存在の一つが喫茶チェリー。けっこう美味しそうで、値段も高くない。ここで夜ご飯食べれば完璧じゃん!
と思ったのですが、おーまいがーっ!――なんと喫茶チェリーの入っている商業ビルがこの日全館休業!食べたかったのになあ。

 

伊勢到着。

その他に飲食店を検索する元気はなく。今日は朝早くから行動してましたからね。もうコンビニでいいや。伊勢に着いたらコンビニ行って、何か買って宿で食べよう。

鳥羽から伊勢へ、JRでも近鉄でも着くんだし、どっちでもいいよね?と適当にJRに乗ったら、今晩からの宿泊先には近鉄宇治山田駅の方がだいぶ近かったのでした。詰めが甘い。まあいいか、外宮参道も見られたし。

 

しかし伊勢にはコンビニがありませんねー。
グーグルマップで検索すると、外宮参道にコンビニがあるはずだったのに見当たらず。それでもどこかにはあるだろうと思って宿に向かうも、途中、見当たらず。コンビニに巡り合わないなか、学習塾は5ヶ所くらい見たのですが、もしかして伊勢って教育熱心な土地柄なのかな。

仕方がないのでグーグルマップで再度コンビニを検索、……近鉄宇治山田駅のそばのコンビニで肉まん、おにぎり、鈴カステラを買う。この鈴カステラが美味しかった!ローヤル製菓の「鈴焼き 練乳風味」、昨今なにかと話題のセブンイレブン。値段も安く、量も多く。自宅近くで売っていたらまた買ってもいいくらい。でもふだんコンビニ行かないのよね。半年に1、2回しか。

19:00、宿到着。今晩からここに3泊します。

 

伊良湖岬。鳥羽。満足。

はーやれやれ。疲れたー。
伊良湖岬と鳥羽を心ゆくまで観光し倒した一日。これは本当に荷物を宅配便で送っておいたことの功徳ですねえ。これをやらなければこの動きは出来ない。時間を上手に使えます。

夕飯に肉まんとおにぎりと鈴カステラを食べつつ、翌日のプランを考える。早起きして朝から外宮詣りという手はあるが、今日もだいぶハードな一日だったからなあ。起きられるだろうか。そして朝ごはんどうする?コンビニで明日の朝ごはんも買ってくれば良かったなあ。うっかりしていた。

明日起きられるかどうか。おやすみなさい。

 

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