八村塁のNBA入りが華々しく報道されていますが、しかし他に2人の日本人がNBA下部リーグ(Gリーグ)に所属し、トップリーグへの出場機会を狙っています。
渡辺雄太と馬場雄大。
渡辺雄大はメンフィス・ハッスルズ。
馬場雄大はテキサス・レジェンズ。
に所属しています。
日本代表の主力選手です。
バスケットボールの日本代表戦を見た人だったら、渡辺雄太と馬場雄大のことは
よく覚えているんじゃないでしょうか。
今年のワールドカップ予選では、八村塁と渡辺雄太がチームの背骨となり、
帰化したファジーカスが支え、馬場雄大が時折切り裂くようなカットインで得点しました。
まだまだ日本は弱いけれども、ヘッドコーチにフリオ・ラマスという名将もむかえており、
東京オリンピックに向けてこれから強くなるところ。の予定。
八村塁とともに今後のチームをひっぱっていく2人です。
渡辺雄太は去年一足先にNBAの舞台に立っています。
馬場雄大は今年からの挑戦。
NBAのGリーグとは。
……正直なところ、わたしはNBAは前に5年くらい見て時期があるけれども、詳しくありません。
リーグ組織が正確にどうなっているのか。わたしが理解した範囲で言うと、
〇アメリカのバスケットボール界にはトップリーグである一般的に言うNBAと、
下部組織である「Gリーグ」がある。
ちなみにGリーグの「G」は今シーズン、リーグのスポンサーになった
ゲータレードの「G」。なのでスポンサーを降りたら「G」じゃなくなると思われる。
スポンサーがなかった頃はDリーグと呼ばれていたそうです。
ゲーターレードはスポーツドリンク。日本では2015年までしか販売されてないそうですが、
現在も世界的にはスポーツドリンクのシェア1位とのこと。
まあ日本にはポカリスウェットとアクエリアスがありますからね……。
〇Gリーグのチームにはトップリーグに提携チームがあって、
メンフィス・ハッスルズはメンフィス・グリズリーズ。
テキサス・レジェンズはダラス・マーヴェリックス。
と提携している。これってトップリーグは日本のプロ野球でいう一軍、Gリーグは二軍?
そう思ったのですが全く同じではないようです。
単にそのチームに在籍している状態なら、提携しているチームには必ずしも縛られないみたい。
ただし2WAY契約を結べば別。渡辺雄太の方はグリズリーズと「2WAY契約」を結んでいます。
2WAY契約とは?
この2WAY契約とは何ぞや?
このページがわかりやすかったです。
これは2018年のシーズン前に書かれた記事で、すでに渡辺雄太はNBAの舞台に立っています。
2WAY契約を結ぶと、言わば準支配下登録選手になります。
NBAはチームに最大15人しか選手を登録できませんが、その他に下部リーグの提携チーム内で
2人まで2WAY契約をすることは可能。2WAY契約の選手を、最大45日まで上で使える。
渡辺雄太選手はグリズリーズの同じポジションの選手が怪我をしたり、
期待通りの活躍が出来なかった場合に呼ばれてトップリーグに立てます。
ただしグリズリーズ以外から呼ばれても受けることは出来ません。
そこは2WAY契約のない馬場雄大は自由で、現在はテキサス・レジェンズに所属していますが、
そこで活躍してトップリーグのチームのどこかの目に止まったら、
どこからでも受けることが出来ます。
渡辺雄太と馬場雄大の出場試合はNBA Rakutenで。
NBA Rakutenではメンフィス・ハッスルズとテキサス・レジェンズの試合をたまに
放映してくれるようです。気づかなかった。NBA Rakuten、いい仕事!
NBA・八村塁を見るならNBA Rakutenで。どのプランを選べば良いか。
「Gリーグの渡辺雄太選手や馬場雄大選手の出場予定試合など、注目カードを毎週生中継で
お届け!」という言い方なので、週1回なのかもしれません。
今後は八村塁だけではなく彼らの試合も注目したいですねー。必ず成長してくれると思います。
このシーズンオフに渡辺雄太の特集番組がいくつか見ましたが、すごく努力家のようですよ。
バスケットボール以外のところも大変ですしねえ。
八村塁も同じだけど、やっぱり高校までこっちで向こうの大学に行くというのは
何より言語の壁が……。いくらバスケをメインに留学するとはいえ、大学もそれなりの
成績が求められるそうです。
環境に慣れて、英語を習得して、勉強もして、そこからのバスケ。
そういうのを見たから応援したくなります。
この2人はまだトップリーグではないので、そこまで日本語メディアの情報がなく、
ネット上で調べようとしてもガチなリアルタイムの情報に行きあたらない……
渡辺雄太選手のツイッター。
馬場雄大選手のツイッター。
ついでに(?)八村塁選手のツイッター。
スタッツを見られるところは今のところ英語版しかないようです。
まとめ映像も同じページにあります。前は背番号12だったのかな。今は18番。
馬場雄大はこれからでしょう。1試合平均のプレイタイムは11分。
まだ1年目だし、今はアメリカとGリーグのプレイにフィットしていく段階かと思います。
がんばれ、渡辺雄太!がんばれ、馬場雄大!
田臥勇太が第一歩を記し、富樫勇樹が挑戦し、そして今、NBAには3人の日本人選手がいます。
これはすごいことかもしれない。
いつの日かNBAトップリーグのコート上に日本人選手が3人いるという姿が見られるかも。
……あ、なんか想像するとわくわくしてきました。そういう日が来るといいな。
その頃には日本代表もさらに強くなっているに違いない。
日本のバスケットボールの未来を背負う3人です。活躍を期待します!
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