イタリア/Italy:2010

24.スクランブルエッグの精髄は。

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さて、じっくり腰を据えてラヴェンナ。

ここのホテルの朝食もやっぱりハム、チーズのみで、ホットビュッフェとは言い難い。
(だがヨーグルトは美味しい。ヴェネツィアでも美味しかった。)

しかし、追加料金を払って注文すれば温かい卵料理が食べられるようだ。
少々迷ったがちょっと珍しいシステムなので注文してみる。卵2個分で3ユーロ≒360円。

I bought 2 scrambled eggs for 3 euro......not so good.

せっかく作ってもらったが、あんまり美味しくない……。
やはりスクランブルエッグはふわ~っ、とろとろ~っ、としたところが身上じゃないですか。
ふわ~もとろとろ~もないスクランブルエッグに何の意味が見出せようか。

欲張ってイロイロ取った後に追加のスクランブルエッグなので、オナカいっぱい。
皿に取ったパンを戻すわけにもいかず、こっそりカバンに入れる……。

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8:30にホテル出発。この日は小雨が降っていました。
まず町外れのテオドリック廟へ。ホテルから1キロくらい離れていて、
観光地の中でここだけちょっと遠い。

Mausoleum of Theodoric.There is nothing.

だが、雨の中わざわざ1キロ歩いていくほどの場所ではなかった。
建物の形はいいけどそれだけ、というか……。中は何にもないし、そもそも暗くて何も見えないし、
おまけに改修工事中。
改修してなくても別に行かなくていいところ。テオドリック王のファンじゃなければ。
即行で戻って来る。

テオドリック廟で国立博物館との共通券を買ったので、その後国立博物館を目指したが……
今から思えば、これはルート的に良くなかった。
国立博物館は、ラヴェンナ観光の白眉であるサン・ヴィターレ教会と隣接している。
別に位置関係的には問題ないけど、国立博物館に入っちゃうと、サン・ヴィターレ教会は、
言わば裏側からの訪問になってしまうんですね。
繋がっているので、建物の外観を見ずにすぐ内部に侵入してしまう。
今後行く予定の方には、まずサン・ヴィターレ教会からアプロ―チすることをお勧めします。

そもそも国立博物館も、あえて見るほどのことは……

Chapel as an exhibit and courtyard in National museum.

多分どこかの礼拝堂の移築部分と、中庭。
これだけが見どころというわけでもないのだろうが、
展示品はわりと小物が多かった気がする。忙しい旅行者は、国立博物館は割愛して
サンタポッリナーレ・イン・クラッセ聖堂に行く方が吉。(かかる時間が全然違うけど)

さて、サン・ヴィターレ聖堂ですが、……ここから書き始めると長くなりそうなので、
それは次回の講釈で。

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ちょっと追加。

テオドリック廟へ行く間に小学校の前を通った。児童が通学中。親が送って来る子が多いみたい。
面白いと思ったのは、

Traffic sign.Children looks happy.ex:Japanese version.

この交通標識。
多分「通学路」の標識なんだろうけど、いかにも楽しげなピクトグラムですよね。
日本のはちゃんと交通ルールを守って真面目に学校に通っている雰囲気だが、
イタリアは今にも道路に飛び出しそうな躍動感を感じる。
どちらが小学生の実態を表しているかと言えば後者でしょうな。
通学路であることと同時に飛び出し注意のニュアンスを兼ね備えたお利口さんな標識。

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