次は東洋陶磁美術館。京阪に乗って150円で中之島駅で降りる。
エスカレーターで地上に上ってきたら、正面に登場するこの建物。

中之島公会堂。
これは大阪の洋風建築の筆頭で、ごらんの通りの見事な建物。
見事すぎてこの時点で写真を撮りまくってしまったのだが、



目的地はこっちでした。こっちが東洋陶磁美術館。中之島公会堂とは隣同士。

しかしお昼ゴハンをまだ食べてないので(非常食のミックスナッツをちょこちょこ食べてたのでそこまでお腹は空いてない)
ここの喫茶室でまずは腹ごしらえ。

おいしいスコーンでした。落ち着ける雰囲気。近くだったら時々行ってもいい。
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ここはけっこうちゃんと見ました。
入場料が通常800円のところ、OSAKA海遊きっぷのおかげで600円。
尾形乾山「色絵椿文輪花向付」
モダン。超モダン。椿の葉の緑色の地に白椿の総柄。椿のデザインが洋風っぽく、現代ものと言われても違和感がない。
これがマーガレットだと言われればそうかもしれないと思う。器の自体の厚みが薄くて、ガラスの透明感がある。
「白磁印花 花喰鳥文盤」
中国ものの陶器。このデザイン好きなんだよなー。欲しい。
台湾の故宮博物館にたくさんあったけど、写真が撮れなかった恨みがまだ残っていたので、
今回撮れるかなーと思っていたのにここでも撮れない!
デッサンの類ならしょうがないかなーと思うけど、陶器でさえ写させてくれない日本と台湾はケチですね。
「織部 切落 四方手鉢」http://jmapps.ne.jp/mocoor/det.html?data_id=2289
絶対適当に考えて作った造型でしょ、とツッコミを入れたい。しかも意匠が吊るし柿。
吊るし柿なら吊るし柿でいいけど、言われなければ何だかわからないぞ!子供が描いたナスビか何かだと思う。
形もごちゃごちゃして変。しかしこのユーモラス具合が魅力と言えば魅力。
「加彩 婦女俑」
唐時代。8世紀の造型。ふっくらとした典型的な唐美人。ラインがふくよか。
ディスプレイが凝ってて、四六時中ゆっくり回している。よくぞこれを回した。あらゆる方向から見られるのは正しい。
他にも色々見てて楽しいものがあった。
そんなに大きい建物ではないけど、1時間程度ゆっくり見るにはちょうどいい規模。
人も少なくて、他人を気にせずに見られる。こういうところが地元にあるとありがたいのだが。
16:30に東洋陶磁器博物館を出る。
周辺にさっきの中之島公会堂と、

中之島図書館があり、少し中に入って見て回った。
この辺は大阪の西洋建築が集まっているところ。
西洋建築巡りのマップなんかもあるほどだが、今回はそこまではせず。
ここから海遊館に向かいます。