イギリス/England:2017

16.エミリーと対面。

投稿日:

13:30頃ガーデンセンターを出る。
すぐうちに帰るのかと思っていたら、「クームウッドに行ってみよう」と言われた。
近くにあるんだって。公園らしい。

お花がきれい。花という意味ではここが一番キレイだったかもしれないな。雨催いだったけれども。

ヘロンもいる。ヘロンはサギらしい。

黒猫もいる。なつっこくて、けっこう付いてきてた。

思ったより大きいガーデン?ウッド?で、散歩のし甲斐がありそう。
車ですぐのところにこんな場所があるなんて幸せだよね。

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15:00前に帰宅。

この後、エミリー(以下Eと略)が学校から帰ってくる。彼女はもうすぐ6才。

Eがわたしを歓迎するために描いてくれた絵。
上の絵の左下の人物はわたしらしい。「髪を黄色く塗っていい?」「Moの髪は絶対黄色じゃないわ」という会話があったそうな。
そして下の絵は……何を描いたのか謎(^^;)。

Eに会うのはドキドキワクワク。なんというか、Pにとっても初孫だしね。
多分Eも、……多少は会うのを楽しみにしていてくれたとは思うが、それより緊張が強かったらしく、
Jが学校に迎えに行って帰ってきて、「わ~、E!はじめまして~。わたしはMoよ~」と、
Hに会った時のように、またハイテンションでやったら固まっていた。

「こんにちは」と日本語で言って、丁寧にお辞儀をしてくれた。
Pにだいぶ特訓されたんじゃないかな。
お絵描きが好きで、蝶を描くので「蝶が好きなの?」と訊いたら「イエス」。
「色は何色が好き?」と訊いたら「ピンク」。
ちっちゃい声で答える。Hと同じように、やっぱりハニカミ笑顔が可愛いのであった。

でも基本的にはアクティブな女の子で、テコンドーを習い始めたところだそう。
形を披露してくれた。
もうすぐ6才の女の子の、始めたばっかりのテコンドーってカワイイね(^o^)。
あとは前転を何度も披露してくれた。何度もやってくれたんだけど、あれはわたしが止めるべきだったんだろうか……。今更だが。

子供たち2人が揃ったところで、この辺が潮時かと思い、日本から持って行った子供向けのお土産を渡す。

ご家族の皆さんへのクッキーや、親が何か土産をと言ったのでわたしが選んだペアのティーマグセット、
ジャパニーズレイディーズたちにおかき、キャラクター文具やおもちゃを、
この年齢の子たちが何を喜ぶかわからないからあんまり節操なく持って行った。

結果として、一番人気は竹とんぼでした。
Eよりもわたしよりも、もうすぐ4才のHが一番上手に飛ばしていた。
いや、ほんとに上手くてね。あれは才能があるんじゃないだろうか。
……竹とんぼを飛ばす才能をどこで活かせばいいかというと、じっくり考えないとわからないが(^^;)。

ちなみにけん玉は止めた方が良かった。木製とプラスチック製、1つずつ持って行ったんだけど、
この年齢層の子供だと、単に振り回しになってしまって危ないです。頭にゴツンゴツンあたる。
そういう意味では若干竹とんぼも危ないかな……。他人のお子だし、心配になります。もう少し大きい子だったらいいかも。
ちなみにけん玉も初めて見たわけではなく(何せPはたくさん日本人の友達がいるし)、
「イギリス人にとっては難しくて大人でもできない」と言っていた。

そういいつつJがやってみたところ、けん玉を上手く乗せられたので、わざわざ台所にいるPに見せに行ったのがカワイかった。

近所のダニエルという男の子が、お母さんのお使いで届け物をしに来た。
けっこう達者な発音で「こんにちは」と言うので、なぜ日本語を知っているのか訊いたところ、
友達が最近日本語を習い始めて聞き覚えたそうだ。学校にも何人か日本人がいると。

……これがけっこうイケメンで、背が高い。わたしより高かったかもしれない。
話し方も相当しっかりしているので中学生か高校生かと思ったのだが、11才だって。
え~!11才?見えない~。
どっちがどっちだったか忘れたがご両親がセルビア、ボスニアの人だそうだ。

Pはお返しに、庭で育てているルバーブを切って上げていた。
そしたら翌日、山ほどのローズマリーがさらにお返しで届き(私たちは外出していたので紙袋に入れてドアに下げてあった)。
あの紙袋いっぱいのローズマリー、Pはどうしたんだろう。

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夕方まで遊んでEとHは自宅へ帰り、その後わたしは晩ごはんを食べに連れて行ってもらう。

「マクダーモット」というお店。家からわりと近い。

ロンドン近郊か南イングランドなのか、ちょっと範囲は忘れたけどグルメランキングに入っている
フィッシュ&チップスの店だそうだ。たまに来るんだって。
さすがにランキング上位というか、予約はしてくれてたんだけどそれでも並ぶ。
店内は広く相当に混んでいる。しかしお店の人はできぱきと働き、そのハードワークぶりに感激。

どーんとフィッシュ&チップス。全部は食べられない。
サクサク軽く揚がっていておいしい。おなかいっぱい。

この時の食事は、Pのかなり年上の従姉のジーンも一緒に。
近所に住んでいて(昔はロンドン北部に住んでいたが、かなり高齢になったので引っ越して来て)Pがお世話をしている。
やっぱりPは地の塩なのであった。

ジーンは魚があまり好きじゃないそうなのでチキンを頼んでいた。
そしたらお店の人が、「Are you sure?」と確認したのが面白かった。
「うちの自慢はフィッシュ&チップスなのに!」ってことなんだろうね。
PとJは近所なのでよく来るそうだ。店主のショーンは2代目で、併設のテイクアウトの店の方で働いていた。
「繁盛していてショーンは喜んでいるわね」とPは言っていた。

その後、セインズベリー(←スーパーマーケット)に寄って翌日の家族会の食材を買う。
夜、Pが長いことかかって料理をしてくれた。

子供たちとうまくコミュニケーションがとれて嬉しい。
20年前のロンドン(より正確に言うならばグリニッジ天文台で)で、
4、5才くらいの子どもに話しかけたら、大人のようなしかめっ面で「sorry?」と言われたことがあって、
もしかしてわたしの英語は子供には通じないのではないかと心配していた。
そもそもHとは何か話すというよりは、突っつき合いとかしている方が多かった。
no word communication。

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