イギリス/England:2017

31.密輸業者。

投稿日:

新年あけましておめでとうございます。
9月に行った旅行の話を延々し続けたまま年が明ける。

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

19:00にもう一度ホテルを出ます。夕食を食べに。
おねえさんお薦めのSmugglersへ。

後で考えると、BadgersもSmugglersも本屋さんのすぐ近くで、
何のことはない、ご近所さんを推薦しただけではないのか?とちょっと思ったワタシ。
もっとも、どこを推薦しようが直線距離200メートル以内なので、みんなご近所さんなのだが。
Wingrove Houseだけは500メートルくらいあるかな。

smuggler'sは正しくは「Ye Olde Smuggler's Inne」という名前で、違和感のある単語だと思うだろうが、これは古英語。
多分現代語では「The Old Smuggler's Inn」だと思います。

この村にパブは3軒あり、The Star Inn、The George Inn、Smuggler's。
店の外に貼りだしてあるメニュー(たしか貼らないといけないという決まりがあったような……)を見ると、
この中で一番値段が安めなのがSmuggler's。

でもちょっとコワイの。どうしてかっていうと、Smugglerって……密輸業者って意味なんだもん!
パブの中でひげもじゃの男たちが大勢固まってひそひそと密談してたらどうしよう!

まあそんなわけはないのであった。

しかし雰囲気はたしかにOLDでちょっとアヤシゲかな?パブってたいてい暗めだしね。
本を読むのにはちとツライ暗さ。
でも子供を連れた家族もいた。

わたしはここでステーキ&エールパイなるものを食べました。

ビーフシチューのパイ皮乗せ、というべきもの。と、山盛りポテト。
例によってけっこうな量がある。

で、こっちの皿は別な人が注文したものだと思ったら……

これがわたしの付け合わせだそうです。

びっくりして「多すぎる!」と思わず言ったら、「ごめんなさい」とパブのおねえさんに謝られた。

……いやまあ、これ全部は食べられませんよ。
付け合わせはニンジンとインゲンとナスのトマト煮込みみたいなやつ。
ニンジンとインゲンを1個ずつ、ナスをいくつか、本体のビーフシチューを8割、ポテトを半分くらいで満腹。
これにジンジャーエールをつけて15ポンド。(≒2100円)観光地価格。
もう少し量が少なくて値段が安い方がなんぼかありがたいんだけどね(^_^;)。

味は美味しいというほどのことはなく……普通。
でもパブの店員さんはみんな感じ良かった。密輸業者じゃなかった。

-イギリス/England:2017

Copyright© 旅と風と日々のブログ , 2025 All Rights Reserved Powered by STINGER.