約2週間位前にGoogle Search Consoleに登録しました。数日経って何かの数字は出て来たけれど、それが何を表すのかはワカラナイ。そのうち勉強しよう……と思って放っておいたところ、ここへ来て、天啓のように「はっ!そういう意味か!」と少しわかってきたので、まとめます。ちょっと嬉しいです。
最初は数字がゼロに等しい(言うたら今もゼロに等しいけど)ので、解読の手掛かりがなかったんですよね。これは暗号解読に似ている。第一の殺人が起こり、第二の殺人が起こり、第三の殺人が起きて法則性が見えて来る、というような。おいおい、なんでそんな物騒な例をあげるのか。……ミステリ好きなんです。
合計クリック数・合計表示回数・平均CTR率・平均掲載順位。
Google Search Consoleは検索パフォーマンスの画面が基本ですよね。
目立つ数字が4つ。合計クリック数・合計表示回数・平均CTR率・平均掲載順位。
合計クリック数=アクセス数のことですね。
合計表示回数=合計インプレッション数。説明に書いてあるまんまだけど、検索結果に自分のサイトが表示された回数です。言い換えるとわけがわからなくなるので、言い方を「合計インプレッション数」に統一して欲しい。
平均CTR率=インプレッションのうち、実際にクリックされた割合。つまり、<合計クリック数÷合計インプレッション数>。直観的にだいたいの数はわかるもんだと思うけど、パーセンテージを出すことで「見える化」をはかる。ということであろう。
平均掲載順位。検索された時の、自分のサイトが何番目に表示されるかということ。これ面白いねー。便利だねー。ここを、出来れば1位に、悪くても10位くらいまでには表示されるように努力すること&その技術がSEOというものらしいです。
このサイトは、(検索で表示されたことのある)どのページもだいたい40位~60位くらいだよ♪(泣)
検索ワードによっては17位というページもあったし、158位というページもあった。でも40位~60位というのは、わたしにとっては「インターネットの海には星の数ほどぺージがあるというのに、40位なんてすごいじゃん!」という印象。
はい。SEO的にはダメダメですか。はい。すみません。
でもこの平均掲載順位の項目はこの9月にはなくなるらしいですよ。
Googleがそう決めたようです。
びっくりした。出会ってすぐに別れなければならない、儚い出会い。でもあと半年間はお付き合いさせていただきますよ。その後はなんだかまためんどくさい設定が待ってるようだが……。
自分のサイトを検索してみる。
実際に検索ワードでこのサイトにたどり着けるかやってみました。やってみたキーワードは「梅原猛 トンデモ」。
そしたらね。パソコンでは、検索結果の最後まで行ってもこのサイトは出てこないの。「梅原猛 トンデモ」の検索結果は2260件と出るのだが、検索結果の9ページ目で突然84件となり終わってしまう。
これって強制終了みたいなもんなのでしょうか?2260件も表示させられたら大変だから、Googleでそういう仕様にしているんでしょうか。1000件までは表示するとどこかに書いてあった気もするのだが……。不思議。
次に、スマホで検索してみました。
そしたら、たしかに順番的にはずーっと長い道のりの先だが、たどり着きました、このページに!うれしかったー。
……しかし疑問に思うのは、なぜパソコンでは表示されないのかということ。
もっと疑問なのはブログ名そのものを検索しても、パソコンだと表示されないんですよ。似たような名前の、他のブログはひっかかるのに。それってカワイソウではないのか。なぜそのものズバリのブログ名で出て来てくれないのか。
こちらもスマホでの検索はうまく行きます。ちゃんと1位で出してくれて感激。
……Google Search Consoleだって登録しているし、作ってから3ヶ月経ったのになあ。記事数は少ないけれども。何より、スマホでは素直に表示されて、パソコンではまったくひっかからないっていうのも納得できない話だ……。
いろいろな記事を読んでみて、気になることは、
本文中にブログ名を書いたことがないかもしれないことです。
「自サイト」「本ブログ」などといって、「旅と風と日々のブログ」と名乗ったことは一度もなかった。やっぱり今度、固定ページに「ブログについて」というページを作成して置いておこう……。サイト名で検索してくれる人が出て来るとしても遠い先の話だろうが、そういう実際的なことはおいても、自分のブログの名前でヒットしないなんて、あんまりカナシイじゃありませんか。
これは「ブログについて」という固定ページを(いずれ)作成するという部分で対応したいと思います。
(なお、ちょっと後に気づいたんだけど、Googleで検索をかけたところ(←Googleじゃないところで検索をしていた)、ちゃんと「ブログ名」でも「梅原猛 トンデモ」でも表示されました(笑)。めでたし。)
折れ線グラフがあります。合計クリック数・合計表示回数(インプレッション数)のグラフなので、いずれ右肩上がりになっていくといいなー。
カバレッジ問題。
……おっと。このタイミングでGoogle様からメールが来ましたよ。
サイト tabikazes.com/ で「カバレッジ」の問題が新たに検出されました
というタイトルですよ。ちょうど「カバレッジってなんだろう……(わからないから後でいいや)」と思っていたタイミングなので、これを機会に調べてみましょう。
しかし「問題が検出されました」と言われるとコワイですね。昨日まではなかったカバレッジエラー。Google Search Consoleのカバレッジのページに行くと、色も赤くて「早く何とかしろ!」感が出てます。
エラーが出た理由は、
>送信された URL に noindex タグが追加されています
該当ページは、tabikazes.com/sitemap.htmlだそうです。
思い当たる理由は、あるのよ。
こないだ作った固定ページの「お問合せフォーム」をnoindexにしてみた。noindexにしたのは初めて。きっと何かここと関連しているでしょう。でも該当ページは「お問合せフォーム」のページではなくて、tabikazes.com/sitemap.htmlだって。うーん?
これはどう見てもサイトマップ……だよなあ。サイトマップで何があったかなー。
と、思ったところ、……むむっ?末尾がhtmlになっている。
わたしが作ったのはxmlサイトマップだったと思う。しかし原因がhtmlとは?htmlはサイト訪問者向けのサイトマップだよね?なんかここら辺がアヤシイ。(ところで、htmlとxmlの些細な違いに気づいた自分に内心自画自賛している。上級者?にとっては些細な違いではないだろうが、超初心者にとってはhtmlとxmlなんて”ほとんど同じ”の認識である)
そして色々検索をして。
教えてくれたサイトがどこだかわからなくなっちゃんですけどね(汗)、「今はhtmlを含めた設定になっているはずで、htmlを外すとうまく行くと思うよ」と書いてあるサイトがあった。
外してみましょう。外した結果、htmlがどうなるかは不明だが、わたしは現時点でhtmlサイトマップを作成しているつもりはないので、特に問題ないハズ。ちょっとよくわからないが。
ダッシュボードの左サイドバー「設定」→「XML‐sitemap」で、「基本的な設定」の中に、
HTML形式でのサイトマップを含める
にチェックが入っている。このチェックを外してみましょう。あ、忘れちゃいけない、最後の「設定を更新」を押しましょう。忘れがち。
それと次に、noindexにした固定ページ「お問合せフォーム」の記事の設定で、わたしは
「NOINDEX このページ/投稿」の部分にチェックを入れただけだったんだけど、
どうもその下の、
「このページや投稿で無効にする」にもチェックを入れないとダメなようです。チェックを入れると、このページはSEOが無効になるんだって。
今回のエラーは、noindexだよ、と片方では選択しているのに、SEOが無効になっていないことで、「SEOに含めるのか含めないのか、どっちやねん!」とGoogle先生がキレたことが原因らしい。あ、いや、キレてないですね。「どっちなんですか?どうしたいんですか?」と優しく訊いて下さっているんですね。
そしたらその下の「Google Analyticsを無効にする」も同じだよなあ。Google Search Consoleで「どっちやねん!」と思うのだから、Googleアナリティクスだって「どっちやねん!」と思うに違いない。「Google Analyticsを無効にする」にもチェックを入れとこうっと。
わたしはこれで、何とかなると思うんですよね。
こういうことをしている間に、Google先生からはまたメールが来ていました。
「カバレッジ」の問題の修正を検証しています
メールが届いたタイミングがやたらと早く、まだもたもたやっている途中だったので「Google先生、早すぎるよ!」と思ったのだが、迅速な対応は存在を認めてくれている証。ありがたいものです。
しかし検証自体には数日かかるかもしれないとのことなので、今回のカバレッジエラーはこれで良いことにして、検証を待ちましょう。
今回お問合せフォームをnoindexにしてみて良かった。こんなこともあるんだ、というのはやってみないとわからないですから。何事も経験。
ちなみに今回のわたしの場合は、おそらくnoindex問題で間違いないと思うのですが、カバレッジエラーには原因が多々あり、その度に解決法を調べる、ということになりそうです。
クエリ・ページ・国・デバイス・検索。
ではGoogle Search Consoleの見方に戻ります。
グラフの下には、あまり目立たないけどクエリ・ページ・国・デバイス・検索での見え方というタグページがあります。
わたしはここのタグページはちょっとわかりにくいと思うんだけど。文字が地味で目立たないし。
なので今までそれぞれが開けるページだとは気づかなかったのだが、開けてみると、なるほどなるほど。
クエリは検索キーワードで、ページは見られたページか。ここらへん面白いな。国は……まあ日本だけれども、表示だけならバングラデシュやアラブ首長国連邦でも。デバイスは、表示は8割弱がパソコンだけど、クリックをしてくれたのは100%モバイル。検索での見え方はデータがないので不明。
正直、ここ3日位数字がほとんど動いてないので、これがちょこちょこ動くようになったらけっこう面白いに違いない。意味がわかるようになってくると、検索キーワードをもう少し考えてみようかな、という欲も出ますね。
ちなみに、最終更新日は3日位前のようです。リアルタイムで反映されるものではないみたい。
その他のページ。
左サイドバーの「検索パフォーマンス」以外の部分は、そんなに面白いところはなさそう。
URL検査というのは何のことかいまだに不明。
カバレッジは今までわからなかったけれども、今回メールが来たことで触ることが出来た。
サイトマップはサイトマップを設定する時に使ったところ。
モバイルユーザビリティはモバイルでも使いやすいかどうかを判断してくれている部分だと思う。
リンクは外部リンクと内部リンクの有無。
設定もそんなに大したことはする必要がなさそう。
やっぱり「検索パフォーマンス」以外の部分は、あまり気にすることはないんだな。
というわけで、ちょっと見方がわかったGoogle Search Consoleのご報告でした。Google Search Consoleの見方の次はGoogleアナリティクスだろう、というものですが、Googleアナリティクスについては割愛。……だって数字がちっとも変わらなくて、今のところGoogleアナリティクスを見てもヨロコビがない(笑)。
見て楽しいと思える時が来たら言及しようと思います。
長年疑問に思っていることなんですけど、PVが基準になってるのって少し不思議。サイトに訪れてくれた人=IP数を重視しちゃうなあ、わたしは。まあ、1人の人が数十ページを熱心に閲覧してくれたら、それもうれしいんですけど。