ホテルで4.95ユーロ(≒540円)の朝食。
たんぱく質関係は全然なくて(卵とかハムとかね)、パンが何種類かと
シリアル、ミルク、オレンジジュース、チーズ、ヨーグルトとシンプル。美味しかった。
7:00過ぎ、ホテルの送迎車で空港まで送ってもらう。
バスのチケット売り場で降ろしてくれて、「そこで切符を買うのよ」と教えてくれる。
うーん、やっぱりみんな人当たりがいい。朝食のところのおばさんもそうだったし。
駅までのバスとアヴィニョンまでの電車代を合計したチケットは16.5ユーロ(≒1800円)。
今回は電車に乗る時に打刻を忘れないように!
電車に乗る時は改札がわりに自分で機械で打刻するのだ。
一昨年のイタリアでは、それを忘れて5000円の罰金を払ったもの。
バスには他に乗客は一人だけで、そのおねえさんがこちらをさりげなく気遣ってくれているのがわかる。
駅に着いた時も、そのあまりの閑散ぶりに「ここ?」と訊いたら頷いてくれた。
その後も打刻機の前で振り返り「これをするのよ」というアイコンタクト。
そうです。これを忘れちゃいけない。
だが、勇んで切符を打刻機に入れると。
……動かないんですけど。機械はうんともすんとも言わない。打刻してくれない。
こ、こんな落とし穴があるとは……。どうしよう。
この駅は、空港最寄り駅だということを考えればびっくりすることに無人駅らしく、
加えて朝早いせいもあるのか、他に客はさっきのおねえさんだけ。
そのおねえさんはすでにホームに上がってしまっている。誰にも訊けない。
そしてアヴィニョン行きの電車はあと2、3分で来るのだ。
とりあえず、わたしもホームに上がってみる。やはりホームは無人。
おねえさんはマルセイユへ行く方のホームにいる。わたしとは反対側だ。
線路ごしに大声で「エクスキューズミー!」と呼びかける。
あかん。おねえさんは英語を話さない人のようだ。しかも……アヴィニョン行きの電車が来てしまう。
入ってきた電車の、入口付近に立っていた男の人をとっ捕まえて、
とりあえず機械が動かなかったことを訴えてみる。
もし親切な人なら何かのリアクションをとってくれるだろう。
彼は聞いてるのか聞いていないのかわからないような悠然たる顔で聞いていたが、
おもむろにわたしの切符に何かを書き始める。そしてハンコを押す。……え?ハンコ?
もしかしてこの人、電車の車掌さん?
いやー、これはわかりませんよ。だってすごく普通の背広っぽく見えるもの。
わたしはてっきりただの乗客だと思った。でもよく見ればSNCFとフランスの鉄道会社の
バッジをつけている……
まあ結果として、まさに声をかけるべき人に声をかけたということやね。
めでたしめでたし。

train ticket to Avignon.The automatic ticket checker didn't work for me.....
経緯が経緯だけに、無人の駅とか打刻機とかの写真を撮る精神的余裕はなかった。
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I have never seen this way to keep bicycle in train. Interesting.
オモシロイ。フランスの電車では自転車がこうなるのか。
なるほど、場所もとらない良い方法だ。フランスでは自転車と共に電車で移動するというのは
一般的なことらしく、その後もあちこちで見かけた。
まだ旅行が始まったばかりで元気なので、車窓の風景を撮りまくり。
From train window.





お約束の鉄塔。
これを走っている電車から撮っているんだから、我ながら気合いで良く撮れている。
(もちろんナイスショットじゃないのも山ほどあったのでたくさん消去した……)