台湾/Taiwan:2013

4.カツサンドについての意見。

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ご飯を食べて、KIXカードを受け取りに行く。
サービスカウンターは難なく見つかり、カードをゲットして。

この時点で12:45。50分前までの最終搭乗手続きと、ターミナル間の移動を加味して、
ターミナル1を出るのは14:45でいいだろう。
なんだ、たったの2時間の時間つぶしでいいんじゃん。
5時間の待ち合わせをどうしようかと思ってたが全く問題ないね。

というわけでコレ。

ご存じの人はご存じでしょうが、わたしは2年ほど前から編み物に凝っておりまして。
去年のフランスへも持って行って、夜はホテルの部屋で(延々「ワンピース」を見ながら)
ちくちくやっておりましたし、今回も当然その予定。
編み物なんて時間つぶしには最適。

でも、実は当日までここで編み物が手にできるかどうかはわからなかった。
というのは、――おそらく編み針は、機内に持ち込むとひっかかる。
一応とがっているでしょう。まあボールペン程度のとがり具合だと思えばあっさりパスすることも
考えられるけど、没収される可能性もある。事前に確認すれば話は簡単なのだが、
「編み針は機内に持ち込めますか?」とわざわざ電話するのも億劫。
とりあえずスーツケースに入れた方が無難。

だがそのスーツケースの扱いが、関空でどうなるのか。これが問題だった。
通常、飛行機乗継の時って、荷物は最初の搭乗地から最終降機地までスルーで持って行ってくれる。
たとえば成田からオランダのスキポール空港で乗り換えてパリ、の場合、
スーツケースはスキポール空港でピックアップする必要はなく、そのままパリまで行く。
しかし国内での乗継の時ってどうなのか。
これも事前に確認電話一本で済んだのかもしれないが、面倒なので訊かなかった。

で、チェックインの時訊いたところ、荷物はピックアップが必要とのことです。
ということは、スーツケースをゴロゴロ抱えているのは面倒だが、編み物で時間はつぶせる。
それはそれでラッキー。

空港のその辺の椅子に座って、スーツケースから編み物を取り出して約2時間、ちくちくやってました。
細いレース糸なのであまり進まん。

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12:45になったので、ターミナル1から2へ移動開始。
あ、ピーチ航空の発着は、関西空港内の僻地にあるターミナル2なんです。
このターミナル2、……どうせ作るなら今後のことを考えて、もっと広い建物にしておくべきではないか
といいたくなる狭さ。まだピーチ1社だから混んではいないけれどさ。
今後2社3社と利用航空会社が増えて来たら、あっという間に手狭になると思うけど。
まあプレハブ的な作りだから、増築も簡単なのか?

6月に行った徳島の帰りは、そこのゲート付近の狭さに驚愕したものだった。
こじゃれた椅子を置くより、もっと座席を増やさんかい!
せめて国際線はもっとスペース広いだろうと思ったが……
保安検査や出国手続きをして搭乗ゲートに行ってみると、国内線に劣らぬ狭さ。
DUTY FREE SHOPとか、期待しちゃいけませんよ、皆さん。
選べるほどの商品ないですから。

……と、言ってるそばから自分はお腹が空いて、ここで食事をしようとしている。
朝昼兼用の焼きそばの量が少なかったんだもの!
夜ご飯は、台北桃園空港から高雄へ行く新幹線の中での駅弁の予定。20時は過ぎる。

出国検査後にあるレストランとしてはたった1か所、しかし座席数はそこそこある「SKYTERIA」。
ここはカツとうどんがメインの店らしい。……不思議な組み合わせだが。あとはおつまみ系。
そこまでがっつりじゃなくて良かったが、適当なものもなかったのでカツサンドにしてみた。

わたしは味にうるさい方ではなく、むしろコドモの味覚なので、
それほどコダワリもないのだが、ここのカツサンドには一言いいたい。

揚げたてのカツは問題ない。リッパな厚みもある。しかしカツサンドというからには、
カツだけじゃなくて全体のバランスが大事ということを、メニューを作る人は考えているかね?
パンが不味いということではないが、あんな柔らかいパンでは、
あの立派なカツとバランスが取れないじゃないか。
もっとカツに負けないような、しっかりした歯ごたえのあるパンじゃないと!

カツサンドというよりは、カツに何かへにゃへにゃなものをまとわりつかせているだけ、という
メニューになってました。美味しいものでも組み合わせに難があればダメ、という見本。
玄米パンとか黒パンとか、検討してみて欲しい。

だがここは「KIXカードお持ちですか?」と訊いてくれた。たしか5%割引。
さっそくKIXカードが効いた。

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台北への便は離陸が30分ほど遅れました。
機長からのアナウンスによると、台北桃園空港の滑走路が2本のうち1本工事中で混みあっており、
管制塔からの指示があったらしい。(しかし降りる時に機材繰りのためとも言ってたので、
どちらの理由もあるかと思う。)

隣が空席だったのは気分的にかなりありがたかった。搭乗率はざっと見7割程度だろうか。
わたしのまわりは妙に空いていた。

久々に窓側の席だったので夜景。多分台北の夜景だと思うけど、桃園空港は30キロくらい
台北中心から離れているはずなので、確信はない。

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